「無茶安い」とか「鶏メニュー中心」だとか「中華居酒屋」だとか特徴づけされてても、やはり大衆に受けようとするとどこも似てくる。「中華居酒屋」とか言いながら、「揚げ出し豆腐」と「刺身盛り」があったり。あと、画一的に見えてしまう一番の原因は「人」の問題だろう。「雇われ店長」と「学生バイト」で流動的に入れ替わるスタッフ。マニュアル通りの接客で何の個性もない。
いや、確かに俺は飲みに行っても、ほとんど店の人と触れ合うことはないんだけど、実際は店主や給仕のスタッフなどを観察して楽しんでいるのだ。
やはり、地元の小さな店の方が、人も個性的だ。スタッフも固定してるので顔見知りになるし。「絶対あの店主と、客への当たりの強いあのおばちゃん、できてるよな(笑)いや、あのおばちゃんが積極的にイケイケで、店主は困ってるってパターンかも(クスクスクス)」とか、「ここの店主、ほんま日本酒にまったく興味ないんやなあ」など色々考えつつ呑む酒も楽しい。だから、全国チェーンの店に行くのは、大して楽しく飲みたいと思わないような、仕事上のお付き合いの席とか、幹事を押し付けられた個人的にはどうでもいい会とか、そういうときばかりだ。<
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先日、何年かぶりに再会したアツヲ先輩との飲み会の場所は「はなの舞 広島新幹線口店」であった。言わずと知れた全国チェーンの居酒屋である(笑)