ホントに猫は気まぐれというか・・・欲望のままに自由だ[好きなもの、好きな人]
(2019-01-22 12:41:25) by shinoda


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うちの猫に一番嫌われているのは俺であろう。まあ、どこの家でも父親が一番猫には嫌われるものである。

猫が悪さをすると、やっぱり父親(この場合、俺)はきっちり怒るし、悪さが続くようなら部屋の外に締め出す。
猫にとっては厄病神だ。

<画像:20190118_neko1.JPG>
嫁さんはまったく猫を怒らない。
悪さをしてても、その姿が可愛いいと悶絶している。
まさに孫を猫可愛がりする婆さんだ。猫だけに。

叱り役は娘と俺である。
しかし、娘は夕方の一時を猫と二人(いや、一人と一匹)で過ごすので、それなりに猫に慕われている。

トイレの始末は娘と俺の役目である。猫の快適な生活のために汚れ仕事をしている。なのに猫は嫁さんと一緒に寝る。嫁さんの上に乗り、まるで狐の首巻きのように、嫁さんの首のあたりにダラーッと身体を伸ばして寝る。弛緩した姿が可愛い。俺が布団に連れて行ってもすぐ逃げる。

ニヤニヤと笑う嫁さんに、「お前の身体から魚の干物のような匂いがするのだろう」と嫌味を言うのだが、「ヤキモチやいてぇ」と嫁はさらにニヤニヤするだけである。
ただ、「お母ちゃんの身体はたぷんたぷんじゃけえ気持ちええんじゃろう」という娘の言葉には怒っていた(笑)

そんな猫も、早朝と、俺がリビングでノートPCを開いているときは俺に甘えてくる。

朝、俺が朝食の味噌汁と子供たちのハムエッグを作っていると(嫁さんは洗濯機を回している)、嫁さんと一緒に起き出してきた猫が俺の足に身体を擦り付け、にゃーにゃーと甘えた声を出す。
朝イチのおやつのおねだりである。
「ねえ、あのカリカリ出してや。魚のやつよ。魚のカリカリ、はよ出して」と時には俺の足をペロペロなめながら要求する。もちろん、俺はすぐに秘蔵の「カリカリ煮干し」を与える。喉をゴロゴロ鳴らし煮干しを貪り食う猫を見ながら、「こういうときだけ甘えてきやがって」と思うが、可愛い(笑)

<画像:20181230_neko1.JPG>
もうひとつ、俺がリビングで MacBook を開いていると、猫がテーブルに上がり近寄ってくる。そして、Amazon Prime ビデオを器用に前足で「ESC」キーを押して止めると、我が物顔でキーボードの上に居座るのだ。
まあ、確かにノートパソコンの上は暖かいけどよお。
日頃自分から俺に近寄って来もしないくせに、そんなことはしれっと忘れて俺を利用する猫の気まぐれというか強かさよ。

可愛い。

そのうち、キーボードの上に座った猫のせいで限界まで文字入力された MacBook はピピピピピと警告音を出し始め、驚いた猫は去っていくのである。

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