「ゆびとま」騒動

2週間ほど前に友人のN君が教えてくれるまで騒動を知らなかったのだが、5月の初めから1ヶ月、あの同窓会サイト「ゆびとま」がずっと閉鎖されている。

で、昨日の毎日新聞の記事によると、なんと、運営している株式会社この指とまれは事務所を引き払って連絡が取れなくなってるとか・・・。うわ~・・・(^^;

<同窓会支援サイト>「ゆびとま」突然停止...会員350万人
5月31日2時30分配信 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/20090531k0000m040105000c.html

これは、インターネット界久々の大事件つうか事故だよなあ。
逃げた社員たちが 350万人の会員情報(個人情報)を闇に流して現金化するのは必至。大事になるでぇ。逮捕者も出るやろなあ。しかし、普通、こういうメジャーなサイトが経済的に行き詰まったら、どっかの会社が買収に動くもんじゃねえのかなあ・・・

それだけの魅力のある会社(サービス)じゃないって?
今や、大量の個人情報は「めんどくせえ管理をしなくちゃいけないだけ」の代物になってしまったということか・・・

何せ、個人情報保護法の施行以来、個人情報の価値は地に落ちた。
つーか、実際には今でも価値があるんだけど、その価値を活かせるのはごく一部の「無法者たち」に限られるという皮肉な状況にある。
一切の「勝手な二次利用」が禁止されているのだから、法令を遵守するまともな会社であるほど、個人情報は「管理するために膨大なコストがかかるのに、それだけの対費用効果が望めないやっかいな代物」になるわけだ。

「ゆびとま」も、設立時の狙いは「集めた個人情報の二次利用」だったはずだ。
だから、サービスはタダで好きなだけ使わせ、メールアドレスとそれにぶら下がる属性情報を集めまくったわけだ。出身校が特定出来てるんだから、これほど利用価値のあるデータもないだろう。色々な商売にこの名簿は使えるわな。

・・・が、個人情報保護法の施行で、「ゆびとま」は「ネット広告からの収入」しか金を生む術のない、(言ってみれば、「未来の無い」)サービスになりはてたわけだな。

俺は、出身小学校、中学校、高校の全てで、「ゆびとま」登録第一号だった。
一時は、高校の同級生の女子たちとメルマガを利用してたりもした。「ゆびとま」黎明期にはけっこうなヘビーユーザだったのだ。

でも、ここ十年、まったく利用したことがない。
サイトにアクセスしたことすらない。
実は、俺は「ゆびとま」に登録している個人情報が流出しても、痛くも痒くもない。登録しているメールアドレスが「死にアドレス」(既にプロバイダが存在していない)だからDMに悩まされる心配が無いからだ。

・・・ま、結局「ゆびとま」の存在意義がずいぶん薄らいでいたのは事実だろう。
N君も言ってたが、今時「ゆびとま」をありがたく使ってるのなんて、選挙前になったら同級生に電話をかけまくる創価学会の会員くらいじゃねえの?って話も、当たらずとも遠からずって感じで。(^^;

てことで、「ゆびとま」のサービスも、こんな冴えない終焉を迎えることになったのね・・・

と、思ってたら、N君から続報が届いた。

どうも、複数の企業と数名のヘビーユーザーからなる「ゆびとま再建委員会」が、サービスの再開に向けて動いているそうな。(もちろん、株式会社この指とまれから正式に承認されて)

そうか。復活するのか。

しかし、これだけ信用を失ったサービスを復活させて、どれほどの利用が見込めるのやら・・・
とても、商売になるほどの利用は望めないんじゃないか・・・と、俺は正直思うんだけど、どうなんだろう?

動きが、一歩遅かったような気が・・・

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このページは、shinodaが2009年6月 1日 23:57に書いたブログ記事です。

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