実写版「宇宙戦艦ヤマト」について考える

友人から聞くまで知らなかったのだが、キムタクと沢尻エリカ主演で実写版「宇宙戦艦ヤマト」の制作が予定されてるって?

http://www.cyzowoman.com/2009/07/post_726.html

まあ、確実にズッコケルと思うけどね。
どうやったって、実写版でオリジナルアニメを超えることは不可能でしょう。
いくら上手く作ったって、「不細工なヤツがやってるアイドルの物まね」みたいなもんで。

あと、どういう話にするのかも問題じゃねえ。
ズッコケルにしても、あんまり俺らヤマトファンを失望させんでほしいな。(つーか、怒らせないでほしいなって感じ?(^^;)

俺的には、ヤマトは「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」で終わっており、その後のテレビシリーズは「金儲けのために汚い大人たちがやったこと」として、俺の中では無かったことになってる。
なので、新しい旅に出るなんてのは以ての外!
イスカンダルへの旅(対ガミラス戦)、あるいは対白色彗星帝国戦のいずれかの旅の中のエピソードを題材に一本の映画にしていただきたい。

イスカンダルへの旅の途中。古代、森雪、その他男女一名ずつの四角関係を描くとか。(笑)
で、古代と某女、森雪と某男が最終的にはくっつくんだけど、この男女はその後戦死して、結局古代と森がくっつくみたいな。ちょっと悲劇的なラブストーリーは?駄目?(^^;

あと、どうしても新しい旅に出るのなら、白色彗星帝国との戦いの数年後(2204年あたり)・・・というところから話をスタートしてほしい。

ボロボロになったヤマトと、その中で氷漬けになった古代と森が冥王星で発見されるわけよ。ここから物語が始まる。これなら許せる。(笑)

新たな敵・ネオ・ガミラス(仮称)が地球に迫る。ネオ・ガミラスは、ヤマトとガミラスの最終決戦時は遠く離れた星域で別の敵と交戦中だったため、戦いにはせ参じられなかった連中が組織した軍団。デスラーの血縁のものが総統に祭り上げられているが、実体は下品な山賊軍団みたいなもので。

で、冷凍状態から蘇生された古代と森も含めたヤマトクルーが、ネオ・ガミラスとの戦いに立ち上がると。

その戦いの中で、例えばある小惑星は某巨大企業の資源採掘場となっているので絶対破壊してはいかんとか、色々と無理な注文が地球から届き、そのせいで、ヤマトは大切な乗組員を失ったりして。地球防衛軍も企業と結託して腐ってるわけやね。

ネオ・ガミラスとの最後の戦いで、本来軍人ではなかったのに(軍に付き添って惑星調査に出ていた単なる学者先生)ネオ・ガミラスの総統に祭り上げられた青年が、軍人らしく戦って死ぬのを見た古代は、「地球防衛軍の腐ったお偉いさんたちより、ネオ・ガミラスの総統はんの方が、よっぽど軍人やん。男やん。」と涙する。

で、途中の惑星で乗組員を全員下船させた古代と森は、地球にある防衛軍基地に向けて特攻していくと。「腐ったヤツらに天誅を!」と。

それを見て、地球で立ち上がる人間がいた・・・。それは古代と森雪だった!ジャジャーン!

実はヤマトに乗っている古代と森は二人のクローンだった。
蘇生できるか分からなかったため、地球防衛軍の科学者は二人のクローンを作ったのだが、無事、本当の二人も蘇生できたというわけですな。
で、クローン二人の暴走を止めるために、古代と森はヤマトに自爆攻撃をかけて、ああ、今度こそ、二人とヤマトは宇宙の塵と化したのであります。

・・・みたいな。

駄目?(笑)

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コメント(3)


楽しく読ませていただきました。

ファンなら自分なりのストーリー考えたことありますよね。

私も「残存艦隊」というのは考えてました。
あの戦いで全滅ってのはちょっとないかと思ってた。

私の場合はガミラスと白色彗星帝国の残存艦隊ですが
どんなストーリーを考えたかもう忘れちゃったけど
ヤマトにクリソツの姉妹艦でムサシが出てくるとか
古代は沖田ばりに髭面だとか。
今考えると酷いのが新たな敵は首から上が馬でした (^^;
マンガで少し描いたんだけど、なんか話の筋は忘れました。

私は新作作るなら一作目の少し前から話が始まるリメイク希望です。
キャラだけは大ヤマト零号に出てくるような最近の絵がいいかな。

火事息子さん、こんにちわ。

ですよねえ。ついつい、後編の内容や、色々なサイドストーリーを想像してわくわくしてしまいます。

「ヤマトにクリソツの姉妹艦でムサシ」
あはは。これは俺も考えましたよ。(笑)

火事息子さんも、なんかまた考えついたら、是非ブログで発表してください。:-)

ところで、実写映画の話は、単にキムタクと沢尻エリカが新しいヤマトのアニメでアフレコするんじゃないかという話が変化しただけのようですねえ。ホッと一安心。(笑)

しかし、新しいアニメというのもなぁ・・・(^^;
これ以上、銭儲け主義で、俺らの思い出を汚してほしくないなあと思いますねえ。
俺らが子どもの頃、少ない小遣いで映画見に行って、安くはないパンフレット買って、散々儲けさせてやったじゃんって。:-)

私はキムタクは映画公開時の広告塔としてヤマトの隊員服を着て
PRするだけなんだろぅ、と思っていました。
(実は今でもちょっとそう思っている)

レコードはかなり買いましたね。
日本放送(AM)でラジオドラマにワクワクしたのも懐かしいな。

やっぱり「さらば」が最高でしたね。

ハリウッドは映画化を断念して、作り変えたのが
「インデペンデンスデイ」だとどこかで聞きました。

・正規兵でない古代の戦闘機での宇宙人との空中戦
・白色彗星帝国の各都市占拠
・恋人が政府の中枢近くで働いている
・古代と真田が敵の中心部を爆破しに行く

こじつけと言えばそうかもしれませんが、言われてみれば
そんな気もします。

酔っ払いのオッサンが「特攻」するあたりは日本の影響かと。。。

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このページは、shinodaが2009年7月20日 10:51に書いたブログ記事です。

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