展示会なのに、展示物に近寄りがたいという矛盾

「コンピュータ&ネットワーク EXPO '09 広島」に行ってきた。

091111_130554.JPGう~ん・・・なんか、うちみたいな零細が商売のネタに出来るようなものは皆無で(経理系のパッケージソフトとかの紹介はあったけど、まったく興味ないし)、あまり面白くなかった。

あと、狭い通路の両側にずらっと並んだセールスマンが鬱陶しい。(^^;
会社から、出来るだけ多くのパンフを渡してくるように言われているのだろうが、ちょっと目があっただけですぐにパンフを持った人間が近づいてくるのは恐怖だ。(^^;
こっちはじっくり展示されている商品と掲示してある説明を読みたいというのに、気が散って仕方ない。故に、「面白いものが何もなかった」という状況になるのだ。
こっちが説明を聞きたいときだけ寄ってきてくれればいいのに。

ま、だいたいこういうのは、セールスマンじゃない人間がこの日だけ無理矢理「売り子」をさせられるわけで、その辺の機敏が分からないのは仕方ないのだが。それに、この業界は、年寄り(特に団塊の世代)にセールス能力の無い人間が多いしなあ。
変なコンサルに「街角で大きな声で歌をうたうことで営業力が付く」かのような誤った教育を受けた世代がちょうど偉くなって、若いヤツに「何が何でもパンフを受け取ってもらうことが営業の第一歩だ」的な誤った指導をしちゃってるんだよな。

営業は技術です。
そんな精神論なんて糞食らえ。精神論なんかじゃ動かず、でも、精神論的なものが好きなお客さんの前では、精神論大好きっこのように演じられる技術を持たなくちゃいけません。
それと、本来営業でもない社員にパンフを配らせるなんつう無駄なことをするより、ちゃんとブースのディスプレイを考えるべき。力の向けようが全然駄目。街角で歌をうたったりしてたオヤジどもには無理な注文なんでしょうがねえ。

つーことで、持って帰ったパンフは、本業とは全然関係ない「CREATEC JAPAN 2009 立体ハイビジョン IP 伝送実証実験」のものだけだったという・・・(笑)

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このページは、shinodaが2009年11月11日 17:14に書いたブログ記事です。

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