「花の坊」で福島の酒を飲みまくったのであった

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昨日は高校の同級生のN◎君と岩国で飲んだのだが、二軒目に行ったのが「花の坊」。
割と岩国では名の知れた「美味い日本酒を揃えている店」である。
朴訥な感じなのだが、酒や食の薀蓄を語りだすと止まらない、なかなか味のある大将がやっている店である。

小さな店なので日によっては入れないこともあるんだけど、昨日は全然余裕。なにせ客は俺らだけだった。
取り敢えず、前の店で串を何本か腹に入れた後だったので、串揚げの一番本数の少ない「竹」コース(1,200円くらいだったかな)を頼んで、早速酒の選択に入る。

俺は早々に「今日は福島の酒で行くぜ!」と宣言したのだが、大将は何故か茨木の酒「郷の誉」をすすめてくる。いや、あの、俺、今日は福島の酒で行きたいんで(^^;いや、ま、平安時代から続く蔵って凄いですけど、今日はね、俺、福島応援したいんすよ、福島の酒飲んで。
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・・・聞いちゃいねえぜ(^^;
どうも、随分プレミアのついた「郷の誉」を仕入れたらしく、その薀蓄が語りたかったようだ(^^;;; 相変わらずで良いなあ、大将(笑)。

ま、そんなやり取りはあったけど、何とか無事、福島の酒「飛露喜」の注文に成功!
でも、出てきたのは岩手の酒「月の輪」だった(^^;;;;
これ、N◎君が頼んだヤツやし。でも、まあ、一度ついだものを瓶に戻すわけにもいかないので、これも美味しくいただきました(笑)。

いやあ、ほんま、この店に置いてある酒はどれも美味いわ。
ちゃんとこの後、福島の「飛露喜」「奥の松」と飲み進めたんだけど、どの酒も串揚げの油に負けない力強い酒で、ほんま、大将ベストチョイスじゃね。

ところで、花の坊の大将には「料理下手」という噂があって(笑)、でも、その分、「素材の目利きが異常に凄い!」と言われてるんだね。いや、まあ、俺らの周りだけだけど(笑)
でも、昨日も料理の素材の良さには驚かされたよ。
枝豆は群馬の「天狗の枝豆」というやつ(どうやらブランド品らしい)で、もう、これが無茶美味!!マジで、今まで食べてきた中で一番の枝豆。感動した。

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もう一つ驚いたのが、グリーン茄子。皮が紫色ではなく緑色をした茄子で、全国でも、広島(三次だったかな)に一人だけ生産者がいるだけという幻の茄子なんだけど、これがもう串揚げにしたらすげえの!
もう、まったく茄子っぽさがないというか、いや、味は茄子なんだけど、口触りがクリームそのもの。しっとりとろとろで口の中で溶けていくような・・・美味かったぁ!!

「こんな美味い茄子、全国でもっと生産すればいいのに」と言うと、「いや、緑色の茄子なんか、店頭に並んでても誰も買わないでしょ?」って(笑)
まあ、確かにそのとおりだけどな。一般家庭には売れないかもな。串揚げでしか、このとろとろクリーミーさは生かされない気もするし(^^;

しかし、ほんま、素材の味勝負の料理ばっかだな(笑)茹でるだけとか、揚げるだけとか(笑)
いや、ま、それが最高なのだよ、花の坊は。

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このページは、shinodaが2011年9月10日 00:14に書いたブログ記事です。

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