「ふくろう」で猪料理

先週月曜日は広島の事務所に泊まって仕事だったので、晩飯は「The お好み焼 ふくろう」で。
但し、料理の素材は俺自ら持ち込んだ猪肉で(笑)

常連さんでもいれば皆で食べようと思ってたんだけど、残念ながら客は俺一人。
解凍しちゃうと足の早い肉なので、全て俺の晩飯にさせてもらいました(笑)

肉は、12月に巻き狩りで獲った雄の猪のもの。
雄とはいえ、80kg近くあるなかなかのサイズで、脂身もしっかり乗ってたので相当良い肉。血抜きも鉄砲で撃ってすぐに抜いたし。

ちなみに、親父にパック詰めしてもらったので、「ふくろう」に持ち込んだ肉の部位がよくわからない。
脂身が少なかったので、もも肉かな。

で、最初は焼肉。

20160128_shishi1.JPG
「ふくろう」特製の辛子ポン酢か「おフランス」の塩でいただく。
まったく臭みもない、変な癖もない肉だが、飲み込んだ後で口腔内に少しだけ内臓系の風味が残る。
実際には上等な牛肉でもこういう風味はある。それが野生肉だからやや強いということだろう。これが野趣味かもしれない。嫌な感じではない。

この日は「肉の味を繊細に味わう」ために大将が考えてくれた塩とタレで食べたが、市販の焼肉のタレだとこの野趣味が抑えられ、ただただ美味い肉として楽しめる。まあ、せっかく猪肉を食す楽しみは半減するかもしれないが。
でも、俺は好きです、焼肉のタレで食べるの(笑)

しかし、この日のメインイベントはこの後大将が作ってくれた「すき焼き風ヨシダソース煮込み」であった。

20160128_shishi2.JPG
最初は、単に、甘いヨシダソースをすき焼きの割下に見立てた創作料理という感じで、「こういう食べ方もいいねえ」なんて言いつつ箸をすすめてたんだけど、そこに大将がトロトロの生卵を流し込んだ瞬間に様相が一変。
「こういう食べ方もあるね」から、「この食べ方しかないね」に昇華してしまった(笑)

いやあ、ヨシダソースと生卵と猪肉の味のハーモニー、最高(笑)
それぞれが自己主張の強い味なわけだけど、そのそれぞれが、誰が突出するわけでもなく、誰かが存在感を薄めることなく、ソースの甘み、卵の黄身の甘み、猪肉の甘みの全てがバランスよく混ざりあって・・・絶品です。
例えば肉が牛肉でもある程度は美味くなるだろうけど、この絶品の味は、野趣味溢れる猪肉でしか作れんじゃろうね。
他の肉ではヨシダソース&生卵コンビの味に負けてしまうわ。

20160128_shishi3.JPG
いやあ、「ヨシダシシタマゴ」という新たな料理の誕生に立ち会えましたよ。いや、この名前はダサいのでなんとかしたいですが(^^;;

猪肉を堪能した後はいつもの焼きそばで今夜の宴を〆。
猪肉も良かったけど、最後はお好みソースでね(笑)

ちょっと食べ過ぎたか(^^;;
大丈夫。猪肉はいくら食べても太らないから!←嘘です(笑)

また今度、猪肉持って「ふくろう」に行こう。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「ふくろう」で猪料理

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.netandfield.com/mt/mt-tb.cgi/3789

コメントする

このブログ記事について

このページは、shinodaが2016年2月 3日 12:37に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「まさか!?廃棄処分の焼き鳥を・・・なわけないわ!(笑)」です。

次のブログ記事は「「弐番の日」だったので、残業飯は麻婆麺で」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら