シャッターレバーの異常は「曲がり」のせいだった

先日書いた「リコーマチック(Richomatic 44)」を落札した話の中で「ちょっと触ってみた感じ、Richomatic 44 の方、シャッターは落ちるんだけど、シャッターレバーの動き、これでいいんかいな?動き的に、バネかなんかが欠落してんじゃないかって感じ。」と触れた件。

20160525_richo3.JPG
どういうことかというと、ボディ下部のシャッターレバーを右に引くとシャッターが落ちるんだけど、普通、そこからレバーって左側に自動復帰するよね。
でも、「パシャ!」ってシャッター降りて、でもレバーは右に行ったままなんで、自分で左側に戻してやらないといかんのよ。

いや、Richomatic 44 で、どういう動きをするのが正しいのかわからないので、「これでいいんかいな?」という疑問形になってるんだけど、普通、自動復帰するよなあ・・・と。
だって、これだと、「シャッターボタン押したら、ボタンはそのまま沈んだままなので、指で挟んでボタンを上に引き上げないといけない」ってのと同じじゃん。明らかに不自然やわ。

・・・と思って調べてみたら、これ、レバーが前方に少し曲がってしまってて、レバーが動くための穴の端、つまりボディーに当たってしまってる。そのために擦れて抵抗になって、レバーが自動復帰せんのんやね。

てことで、奥の方にぐいぐい押してたら少しだけ曲がりが治り、シャッターが落ちた後で指を離せば、自然にレバーは元の位置に戻るようになった。

20160526_richo1.JPG
あと、問題点といえば・・・レンズの中にけっこう大きなゴミが入っちゃってることかなあ。

写真でもわかると思う。
上の白い丸はレンズが光を反射しているだけだけど、その左下にちょっと黄色みがかった丸があるのが見えるでしょ?これがレンズの中の塵。ゴミ。
この大きさだと、撮影に影響があるんじゃないかなあ?

まあ、元々、56~57年前のカメラなので、レンズにはそれなりに黴が生えているから、そんなに綺麗な写真を期待しているわけじゃなんだけど、この大きさだと、確実に写真の中に写り込むよなぁ~

なんにせよ、早々に試し撮りをしよう。

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このページは、shinodaが2016年5月26日 13:06に書いたブログ記事です。

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