広島の「すし将軍」は、立喰い寿司のイメージを良い方向に裏切られるよ

先日遅くまで「ふくろう」で飲んでたら、大将から「もう店閉めるんで、寿司食いに行こう」と誘われたので、その時店にいた二名の常連さんも含め、四名で中央通りの新天地交番斜め前で営業する「立喰い寿司処 すし将軍 広島三川町店」に出かけた。
もう 23時を廻っていたが、深夜まで営業しているそうで、元気よくカウンターの中の職人さんに迎えられる。
大将や、この時一緒に行った若い兄ちゃんは常連らしく、店長と楽しげに言葉を交わしている。

「すし将軍」には、一人で食べに行ったこともあり初めてでは無かったのだが、その時はちょっとした時間つぶしで、ありきたりなネタをささっと食っただけだった。まあ、それも正しい立ち食い寿司屋の利用の仕方だと思うんだけど、決して寿司を楽しんだとは言えなかった。

とりあえず、190円の角ハイボールを注文して乾杯(笑)190円、安っ!(笑)

「すし将軍」の寿司は、一貫75円からである。回転寿司のように一皿二貫で考えれば 150円という価格だ。
それを、ちゃんと職人さんが手握りして提供している。機械で握ってネタだけ載せる廉価な回転寿司と同じような価格帯で、職人さんがちゃんと握ってくれる寿司を食えるというのが既に驚きだ(^^;
腹いっぱい食べたければ、75円の寿司ばかりを十貫握ってもらってハイボールを一杯やっても 940円である(笑)

この日は店長お薦めの寿司を握ってもらったのだが、「生エビ炙りマヨネーズ」「白子」「生牡蠣」「炙り一本穴子」「カニ味噌(握り)」「えんがわ」それにデザートがわりに(笑)「茶碗蒸し」をいただいた。
その間に、ハイボールを二杯。

20161121_sushi1.JPG 20161121_sushi2.JPG 20161121_sushi3.JPG

寿司はどれも美味い!
最初に出てきた「生エビ炙りマヨネーズ」にまずびっくり。こんな、そのまま食っても美味そうな生エビにマヨネーズ乗せて炙るとか、それって犯罪じゃないの!?と思ったのだが(笑)、これがもう美味で美味で(笑)
この辺の自由度は「立喰い」スタイルの店ならではという感じだけど、この後出てきたネタは今度はド正統な本格寿司ばかり。

20161121_sushi4.JPG 20161121_sushi5.JPG 20161121_sushi6.JPG

マヨネーズを最初に食っちゃったんで、あとあと味を引いちゃううかなあと心配だったんだけど、ちょっとハイボールで口の中を洗ってやれば、その後出てきたネタがどれも「素材の味の濃い」ものばかりだったので、マヨネーズの影響は全然なかった。
ちゃんと考えられてるなあ・・・

これでお値段は・・・

いや、もう、あまりの安さに驚いた(^^;
多分、なんか計算ミスもあるんじゃないかってくらいの値段だったので、ここに具体的な金額を書くのはやめておく(笑)

いやぁ、これは、下手な回転寿司に行くよりは絶対「すし将軍」ですわ。
他所の「すし将軍」は知らないんだけど、少なくとも広島の店は、店長の寿司職人としての「美味い寿司をお客さんに提供したい」という真摯な思いがしっかり伝わってくる。「廉価な寿司屋の店員なんて、バイトが適当にやってるんでしょ」なんて思ってる人がいたら、この店でその「思い込み」は払拭されるだろう。

座敷もあるので家族連れでも大丈夫だ。
ただ、回転寿司屋のように、フライ物だ、メロンだ、アイスだっていう子供向けサイドメニュー(大人でもそういうのが好きな人、いるけどね(笑))はないので、「寿司屋で寿司を食わない子供」を連れて行くのは厳しいかな(^^;
うちの娘も、寿司よりもデザート狙いのお子ちゃまなので、まだ「すし将軍」デビューはできそうにない(笑)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 広島の「すし将軍」は、立喰い寿司のイメージを良い方向に裏切られるよ

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.netandfield.com/mt/mt-tb.cgi/4183

コメントする

このブログ記事について

このページは、shinodaが2016年11月25日 11:44に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「車のフロントグラスが今期初凍結」です。

次のブログ記事は「【ラーメンスタジアム】信州鶏白湯ラーメン」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら