「白露垂珠」とカニ味噌はベストマッチであった

金曜日は仕事がひとつ決まったので、街に出て一人お祝いの酒でも・・・と思っていたのだが、結局、20時頃まで残業したので、職場からほど近い十日市界隈で軽く済ませることに。

となるとやっぱ「鉄板焼 鉄華」でしょ!ここなら美味い日本酒が確実に呑める。

20180105_tekka1.JPGただ、世の中新年会の時期。外から「鉄華」店内を確認すると、カウンターもほぼいっぱい(^^; 手前に常連のおじさん。その横に外国人アベック。そして一番奥の 2席は空いてるっぽいが・・・見ず知らずの外人アベックの横でひとり酒というのも何だかなあ・・・と一旦店の前を通り過ぎた(^^;
んが、やっぱ「美味い酒」を一人のんびり呑める居心地のいい店も十日市にそうそう無いからなあ。結局引き返し、「鉄華」の入り口をくぐる俺なのであった。

とりあえず、「本日のオススメ」の酒「白露垂珠 無濾過 純米吟醸」(山形県)と、やはり「本日のオススメ」の肴「カニ味噌」を注文する。

「カニ味噌」は子供の拳ほどの量があり、お値段 500円でも全然お得感があった。
カニの種類が違うのか、他の内臓も混ぜ込むような製造方法の違いがあるのか、今まで食べたカニ味噌の中で一番つぶつぶ感があった。この食感が楽しい。そして、美味しい。

「白露垂珠」もそんなカニ味噌によく合う酒だった。
フルーティーな香りのする飲みやすい酒だが芯は強い。カニ味噌の濃厚な旨味に負けない、しっかりとした米の味を感じた。甘味や旨味は控えめな酒だと思うが、それだけに肴の味を変に邪魔することもなく、かといって肴の味に負けることもなく、なかなかの食中酒という感じであった。

そうこうしているうちに、ハングレ集団「十日市連合」を率いる姐御主婦(←嘘です(笑))のTミさん合流。なんと、十日市で俺が呑んでるのを SNS で知って、猪肉の燻製を届けてくれたのだ。

20180105_tekka2.JPGすでに夕食を摂ったあとだというTミさんには熱燗でお礼をすることに。
最初は銘柄不明の店定番の熱燗を、それから更に追加で「七田 純米七割五分」(佐賀県)を燗につけて。
Tミさんはクイクイ小気味よく呑んでくれるので、呑ませがいがあるわ(笑)

「七田」は以前「鉄華」で冷やで呑んで、辛口なんだけど米の香りがすごく良くて美味かった記憶がある。だから、熱燗でもやっぱり美味かった。
良い純米酒を熱燗にすると「もったいない」というアホがいるが、純米酒は良い酒なら良い酒ほど熱燗にしても美味い。高い(良い)純米酒を手に入れたら、ぜひ熱燗でやってみなさい。

・・・あ、話がずれた(^^;

久しぶりだったのでもっとTミさんと呑みたかったのだが、十日市の拠点を返してしまった身では、なんとしてもこの日のうちに岩国へ帰らないと(^^;
また「才家」あたりで酒&鉄板焼きを楽しみましょう!・・・再会を約束し、この日の宴は終了とした。

帰り際にマスターから「前、言っていた酒、まだ入ってないんですよ。すみません」とお詫びの言葉が。昨年末、「香川の良い酒が入る予定なのでまた呑みに来てください」と言っていたアノ件だろう。
「いやいや、全然大丈夫。今日の白露垂珠も美味かったし。また来ます」と俺は帰路についたのであった。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「白露垂珠」とカニ味噌はベストマッチであった

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.netandfield.com/mt/mt-tb.cgi/4729

コメントする

このブログ記事について

このページは、shinodaが2018年1月 9日 14:53に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「新宮神社のおみくじは「大吉」だったんだけど・・・」です。

次のブログ記事は「2017年最後の広島での食事は立ち食いうどんであった」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら