猟銃等講習会で面白い話を聞けた

昨日は休みをいただき、猟銃所持許可更新申請の前に受けておかなくてはいけない「猟銃等講習会」の受講で山口市の県警本部へ。

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山口県内では県警本部の他に、山陽小野田市の厚狭幹部交番と、岩国市の岩国西幹部交番の計3カ所で行われるが、岩国での講習は日程があわなかったため、はるばる山口市まで出かけたわけである。
(受講申し込み(岩国警察署に行なう)の際に、「4月に岩国西で行なわれた講習を受ければよかったのに」と言われたが、その時点では更新のことをまったく忘れていたので仕方ない(^^;)

講習は約 3時間行なわれるが、前半は警察の方が猟銃による事故の統計情報や、法律が変わったことによる申請書類の記載変更内容など実務的な説明を行なわれ、後半は警察から委託された講師(今回は宇部猟友会の方だった)が自分が巻き込まれた猟銃事故などをもとに、猟師としての心得などを伝授いただく・・・という構成。

前半の諸々の説明のときには強い眠気との厳しい戦いが繰り広げられたが(^^;、後半の講師の話はなかなか面白かった。

プラント建設などで数年間の海外勤務なども経験された方で、見た目は田舎の猟師のじいさんという感じなんだけど(失礼しました(^^;)、横文字のビジネス用語なんかも織り交ぜながら、なかなか興味深い話を聞かせていただけた。

「動物は藪の中でガサガサなんて音を立てない。立てたら人間だ。絶対撃つな」とか、「猟に入る部落名(地区名)や山の名前は確認しておけ。事故が起こったときに場所の説明ができないぞ」とか、「今日は○○さんは遅れて参加するよ・・・といった情報の伝達を密に行なうだけでも防げる事故はたくさんある」など猟に関する実践的な話もためになったが、「猟の事故で撃ち殺す相手は仲の良い幼馴染や付き合いの深い知人が多い。知らない人間を車でひき殺したときとは、受けるダメージが全然違うぞ。だからこそ、絶対に銃の事故は起こしちゃだめ」という言葉にはうなずけた。

「知らない人間を車でひき殺したときとは・・・」という言葉を不謹慎だと思う人もいるかもしれないけど、でも、これは本当よ。非常に現実的な話だ。それだけにけっこう胸の中にすっと入ってきたわ。

他にも、「事故は『慣れ』と『不慣れ』の両方で起こるが、『不慣れ』は経験をつめば自然に解消していく。しかし、『慣れ』による事故は自分で気をつけなければなくならない」とか「事故を二度と起こさないと思えば、まず原因追求が大事。しかし、日本人は同時に責任追及を行なってしまい、当事者は責任逃れから正確な情報を出せなくなってしまう。責任追及なんかあとでいい。まず原因追求。正しく原因を提示できた人間の責任は不問にしてもいい」という話などは、猟だけではなく、ビジネスの世界でもそのまま使える言葉だ。

いやあ、この講習、受けてよかったなあ(笑)

そして、最後に、「マダニ(ライム病)には気をつけろ」という言葉で講習は終わった。
山口県は「県内でライム病は発生していない」と言っているが「大嘘」、「私は岩国の猟師がライム病になっているのを見ましたよ」という、岩国在住の俺にはショッキングな話で締めくくられたのであった(^^;;;;

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このページは、shinodaが2018年5月25日 11:44に書いたブログ記事です。

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