趣味の世界: 2012年8月アーカイブ

20120725_fender.JPG
先月、随分久しぶりにエレキギターというヤツを購入した。

Fender Mexico の Road Worn Player Telecaster だ。
色は Candy Apple Red。

定価だと 157,500円するんだけど、展示在庫品で、しかも日本国内ではあまり人気の無いモデルってことでかなり安く売りに出されてたんだ。なので、「俺、一年間お仕事頑張ったね」のご褒美として・・・というか、実は昨年、途中で会社の現金が廻らなくなっちゃって、俺の給料、3ヶ月払えなかったのよ。で、4月になってやっとまとめて給料を払ったもんだから、俺の小遣いも 3ヶ月分まとめて支給されまして、まとまった金が手に入ったのでついつい・・・が本当のところなんですが(^^;

Fender は、USA が本家本元なんだけど、Japan と Mexico にライセンス生産を許可してるのよ。それが Fender Japan と Fender Mexico。
で、俺は Fender Japan のテレキャスも持ってるんだけど(1985-1986年製造の多分フジゲン製の A シリアル)、それと比べると、Mexico 、造りが粗いわ(^^;

Road Worn Player シリーズってのは、わざとボディーに傷をつけたりして「オールドっぽい使用感」を出してるモデルなんだけど、その傷の付け方が、いかにも「ヤスリで削りました」って感じで・・・(^^;
日本の職人なら、もっと「自然な経年劣化」っぽい加工をすると思うでぇ~

それに、一番笑ったのが、「スカンクライン(トラスロッド入れたあとの蓋ね)の端が浮いてる」ってところ。0.1~0.2mm程度のことなんだけど、触るとはっきりわかる。Japan のギターでこんなのはないわ(^^;

まあ、「鳴り」は悪くないと思うんだけど、Japan のテレキャスも良い鳴りしてるんでねえ。そういう意味で、やっぱ総合的に Japan の方が上って気がするな。

USA に物理的に近いからか、「Japan 買うなら、Mexico の方がよっぽどマシ」なんて言ってるヤツいるけど、嘘だね。やっぱ、木工加工技術は Japan の方が上よ。
日本の木工職人サイコ-。
まあ、1970年代後半から1980年にかけては、日本製の Fender が USA の名前で売られていたこともあるので、実際、Japan の品質の高さは(もちろん個体差はあるだろうけど)明らかなんだけど。

・・・と、文句を言いつつも、Road Worn Player Telecaster は今時のギターなので「ネックが薄くて、サテンフィニッシュなので弾きやすい」んだよなあ。なので、高校卒業以来まともにギター弾いたことがなくて下手下手になってる俺には Aシリアルの Japan Telecaster よりしっくりくるんだよ。

いや、それだけに、スカンクラインが浮いてるのが残念じゃわい。

<追記>
ごめん。嘘書いてた。日本では Fender Mexico の名前で売られてるけど、これはメキシコ工場で作ってる製品で、正真正銘の Fender だった。ライセンス生産してるのは Japan だけね。Mexico はライセンス生産ではなく本物の Fender。
でも、作りが Japan の方がしっかりしてるのはホント。音は好き好きだと思うけどね。

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