趣味の世界: 2015年9月アーカイブ

というわけで、昨日の熊毛総合射撃場でのひとりぼっちの標的射撃話の続き。

受付でバタバタしてしまい、撃つ前からすっかり打ちひしがれてしまった俺は、銃を手にとぼとぼと射場に向かったのであった。
とは言うものの、Fabrique Nationale Herstal FNC-3 Browning を手に入れて早ニ週間。ただただ家で空撃ちを繰り返すだけの日々を送り、やっと、やっと実弾を撃てるのである。
とぼとぼと歩きながらも、俺の顔には自然と笑みが浮かぶのである。

トボトボニタニタトボトボニタニタトボトボニタニタトボトボニタニタトボトボニタニタトボトボニタニタトボトボニタニタトボトボニタニタ・・・

射場の掃除をされていたおばさんに声をかけるとすぐにプーラーハウスのところに来てくれるので、得点表を渡してどういう練習をするか伝える。
てか、俺は最初、ちゃんとルール通りに撃たないと駄目なのかと思い、「今日が初めての射撃で、どこの射台がシングルかダブルかとかもわかんないので教えてください」とお願いすると、「???好きに撃てばいいんですよ」と。

「え?好きにって?好きにって?好きにって?どういう?」
「いや、だから、ここの射台でずっと撃ちたいというのがあればそこで撃ってもらえばいいし、射台を移動しながら撃ってもいいし、苦手な射台があればそこで止まって練習してもいいし。各射台で何発ずつ撃ってもらってもいいですよ」
「え?えっ?ええ?そういうもんなんですか?(動揺)」
「だって試合じゃないでしょ?(苦笑)」

そりゃそうだ。
うろたえて恥ずかしい。いやあ、でも、何も知らない初心な俺だからな。君だって、初めて抱かれた時にはうろたえただろ?仕方ないんだよ。

まあ、そういうことで、いよいよ初射撃ですよ!

取り敢えず、1番射台から、撃つ数は適当に順番に回っていくことに。

結果から言おう。

3発しか当たりませんでした・・・

25発中、3発ですよ・・・

「いやあ、当たらないものですね。へへへへ・・・」と卑屈な笑いを浮かべながらプーラーハウスのおばさんに話しかけると、「ずっと皿の上の方を撃ってますよ」と指摘が。
いや、そうなのだ。実は家で頬当の練習をしている時も、照星が中間照星の上の方に行って、完全に銃口が上がっちゃってるなあと思ってたんだけど(^^;やっぱ、そうなのね(^^;;;
慌てて構えるとそうなっちゃうんだよなあ。

20150922_gun2.JPG
しかし 3発しか当たらないとは・・・
「お前はまだ射台を動きながら撃てるレベルではないのだよ」と言うわけか、「7番射台でずっと撃ってみられたらいいですよ」とアドバイスをもらったので、次の 25発はずっと7番射台で。
一番端の、マークハウスのすぐ横の射台です。

ここは、マーク(右からのクレー)がすぐ横のハウスから発射されるので、自分から見てほぼまっすぐの追矢(離れていく目標)になり、あまり銃をスイングさせる必要がなく当たり易いんよね。
ただ、プールハウスからのクレー(プール)は狭い角度で迎矢となるので難しい(^^;

一応、追矢には連続で当てることも出来たので、今回は 11発命中。ま、3発よりはマシだけど、教習射撃の時の 14発には及ばず・・・とほほ・・・

おばさんからのアドバイスは「もう少し右足を引く(身体がプールハウスの方を向いていたが、実際にはクレーはセンターポールに向けて斜めに発射されるので、身体もセンターポールの方を向くように)」、「迎矢(今回はプール)を近くで撃とうと引き付けすぎて、結局皿の後ろを撃っている。迎矢もセンターポールを通るまでに撃つつもりでやらないと駄目」というもの。

まったく仰るとおりである・・・
ただ、迎矢を引き付けすぎてしまうのは、近くで撃とうとしているわけではなく、単に構えが遅くてなかなか狙いがつけられないからなんだけど・・・(^^;;;

家で練習している時は「うん、けっこう素早く構えられるようになったな。頬当てもしっかり出来てるし」なんて思ってたけど、全然だなあ(^^;
実際、銃床をしっかり肩に当てられてないので、反動で銃が動いてしまい、グリップしている中指を用心金で強打・・・なんてことまでニ、三度あった(^^;;;
今日は右の胸の上辺りが痛いし(^^; 反動で銃床がドンドン当たったんだろうなあ(^^;

やっぱ、射撃場に来てしっかり練習せんと駄目やねえ。
射撃場の人のアドバイスももらえるしね。
機会を作って、できるだけ行くようにしよう。

ただ、お金の方が・・・

今回は、50発撃って、

入場料   540円
射料  3,024円
弾代  2,798円
(12番 9号 50発)
耳栓    160円

で、計 6,522円
あり?弾代がちょっと高い?2,000円そこそこと思ってたんだけど。ま、どっちにしてもこんなもんか。

うーん、警察に出した弾の使用予定も月に射撃で 100発とか書いておいたんだけど、経済的にも 50発ずつ 2回くらいが限度やな(^^;;;ということで、月 100発の練習をすることにしよう。

まあ、俺はゴルフも賭け事もしないし、このくらいの道楽は許してもらわんとな(笑)
休み前、銃猟師仲間と「一緒に射撃行こうぜ!」と一瞬盛り上がったんだけど、結局皆都合が悪くて話が流れちゃったので、勇気を出して(笑)一人で「熊毛総合射撃場」へ行ってきました。

まだ銃ケースは買ってないので、迷彩柄の薄っすい袋に銃を包み、猟銃・空気銃所持許可証と、猟銃用火薬類等譲受許可証を手にいざ射撃場へ!!
事前に(前日)電話してから行こうと思ってたんだけど忘れてたので、もし休みとか貸切とかになってたら諦めようと、次男坊を中山湖に送っていったその足で射撃場へ。

着いたら客は俺一人。
ちょうど教習の時に教官をやっていただいたIさんがクラブハウスの横で軽トラを洗われていたので「今日、射撃できるんですか?」と聞いてみると、「出来るよ。受付に行ってみて」ということだったので、袋から銃を出し受付へ。

20150922_gun1.jpg
所持許可証と譲受許可証を受付の人に渡し、まずは弾を 50発購入。
今日やった「スキート競技」というのは1ラウンド 25発を4ラウンドで1ゲーム。つまり 100発使うのだが、練習なので 50発だけ。初めての射撃だから、100発撃つほど心も身体も保たんわ・・・と(^^;(ちなみに教習射撃では 75発撃った)

イヤープロテクターを持ってないので、耳栓(160円)も購入。教習の時に使った耳栓があったのだが忘れてきちゃった(^^;

で、お金を払おうとしたら、「料金は後払いです。実際に使ったお皿の枚数で料金変わりますから」と言われ、「あわわわ、そそそそ、そうですね。すみません、すみません、初心者なので」と焦る俺。よく考えたらそこまで下手に出る必要もないのだが、なにせ(教習射撃を除けば)初めての射撃なので俺もテンパってる(^^;

しかし、お皿の枚数なんか1ラウンド 25枚って決まってるっしょ?と思ったんだけど、もしかしたらタイミングが合わなくて銃爪を引けなかった(弾を発射しなかった)時はもう一回皿を飛ばしてくれるんかね?だったら枚数変わってくるよね。

弾を受け取ると、「じゃあ、それ(弾と得点表)を持ってあちら(スキート用射場を指差す)に行ってください」「あわわわ、はははは、はい。」テンパってるなあ、俺(^^;

銃と弾を手に射場へ向かおうとしたのだが、ハッと思い出す。

「あの、あの、あの、初心者なので、まだ、ええ、まだ、ええ、射撃用ベストとか持ってないんですが、ええと、あれ、あれ、そういうの、あの、レンタルとかないんですか?」と確認。いや、ホントに、なんでそこまで下手に出る?>俺(^^;

ここで、初めて受付の人が笑顔を見せてくれた。
「レンタル?そういうのはありませんけど?(苦笑)」
笑顔って、それ、苦笑いやがな!唇の端で「ふっ」と笑っただけやがな。

「あわあわあわ、ない、ない、ないですか?ないですか?」
「その鏡のところを開けると中にベストが何枚かかかってると思います。右端のが XL なので、自由に使ってもらって結構ですよ」
「え?いいんですか?タダなんですか?えっ?えっ?えっ?えっ?」(俺、病気?(^^;)
「はい。使ってください(苦笑)」

ああ、よかった。
実は「射撃用ベストがない」というのが一番の問題だと思ってて、銃猟師の先輩方にも「まだ猟友会のオレンジのベストももらってないんで、どうしたらいいんですかねえ?」とか相談してたのだ。
熊毛総合射撃場はベストの着用が絶対条件じゃないんで、弾さえ入れられれば腰にチョークバッグぶら下げててもOKってことだったんだけど、100円でベストを借りられるという話もあり、受付で聞いてみた次第。

なるほど、ベストはタダで借りられるようだ。まだ、射撃用ベストを買ってないので射撃場に行くのを躊躇している人がいるとしたら、そこは大丈夫だから。安心して射撃場へ行こう!

そう言えば受付の人、何の迷いもなく俺に XL サイズのベストを勧めてきたけど、俺ってまだまだデブなんや・・・

ま、実際、XL のベストがジャストフィットだったけど(笑)

つづく
昨日、ヒヨドリを撃てる場所を探して散策したという話を書いたけど、猪の罠を仕掛けられる山も近くで探している。
罠を仕掛けちゃうと、平日は、親父にでも代わりに見回りしてもらうしかないので近場の山で・・・と。

まずは、国道437号線沿いの一番行きやすい山に入る。

20150916_yama.JPG

これがもう、日頃まったく手入れをしていない山だもんだから、伸びた小枝や倒木が行く手を阻み、鋸や鉈でそれらを切断・排除しつつ先に進む(^^;
最後はそうした枝や木で出来たトンネルをくぐってやっと山の中に入れた(^^;
猟期までに「しご」をせんにゃあいけんのお(^^;

20150921_yama1.JPG

で、早速、栗の木のまわりに獣の足跡をいくつか発見。
写真ではわかりづらいけど、丸く枯れ葉が沈んでいて明らかに足跡。お、こりゃ猪か?と思って猟師の先輩であるK5君にも「猪の足跡発見」とかいう話をしたんだけど、もう一度よくみると、そのまわりにも足跡がいっぱいあって、歩幅からすると小型獣のような・・・
うり坊か・・・たぬき・・・かな(^^;

20150920_yama2JPG.JPG

若干がっかりしつつ更に登っていくと、今度は「ヌタ場」っぽいものに遭遇。
明らかに土がおわん型に削り取られてる。
おお!猪か?と思ったんだけど、でも、全然水っ気が無いし、大きさもやっぱ猪が身体をこすりつけるには少し小さいか・・・
まだ掘り起こされた土が新しいし、人がしばらく足を踏み入れてなかった場所だから、獣が作ったくぼみってことは確かなんやけどなあ・・・

取り敢えず、何か居るみたいなんで、一応罠仕掛けてみるか・・・

いやあ、でも、こうして山の中を歩きながら獣の痕跡をあれこれ推理するの楽しい。

こんなに楽しいのなら、もっと若い時に猟師になればよかったわ(笑)
一部の人間の間では「鹿児島で一番有名な人」であろう、銃砲店「サツマ火薬銃砲販売所」の大将。
なぜに有名人かと言うと、この社長、こまめに色々な銃にまつわる話を YouTube にアップしてくれていて、これがなかなか参考になって、俺みたいな初心者を中心にチェックされまくってるんですわ(笑)

ところで、俺の銃は中折式(元折式)の散弾銃。
銃を折って弾を装填する方式の銃やね。
具体的には、先日ブログに弾の代わりに空撃ケースを装填している写真をアップしてるんで見てちょ。

20150917_fnh.jpg
機関部の上にトップレバー(開閉レバー)というのがついていて、これを右にくいっと動かすことで銃が機関部の先で折れ、弾を装填(撃った後は排莢)することが出来るのだ。
ただ、ふと気づいたのだが、俺の銃、何かトップレバーの通常の位置が右に寄ってない?
これ、部品の経年劣化によるものなんやろか?・・・と心配になったのだが、最初に触れた「サツマ火薬銃砲販売所」の大将の YouTube 動画にちょうどそのことについて説明されているものがあった。

「上下二連銃のトップレバーの位置、センターにないと故障?」

「トップレバーが中央より若干右側にあるのは正常」だそうだ。
どんどん使っていくと、部品の摩耗によって徐々に中央に寄って行き、位置が中央より左寄りになったらさすがにメンテが必要なようである。

よかったぁ。ほっ。安心してこの銃が使えるわ。

サツマ火薬銃砲販売所さん、ありがとー。また YouTube、楽しみにしてまーす。
銃砲店に行って模擬弾を買おうとしたんだけど、俺が欲しいのは「空撃ちケース」だった(^^;
いやあ、模擬弾売り切れててよかったわあ(笑)

本来撃鉄は弾の尻を叩いて止まるのだが、何も弾を入れずに銃を撃つ(空撃ち)とストッパーになるものがないから想定以上に撃鉄が動いてしまうわけやね。そうすると、当然撃鉄周辺の色々な部品に無理な力がかかり故障の原因になっちゃう。
だから、空撃ちしたい時には、弾と同じ形をしたダミーを入れてやるわけ。それが空撃ちケース(ダミーカート)なのです。
(ま、空撃ちしたら即故障ってわけじゃないけどね(笑)でも、やっぱ負荷がかかるのは確実なので、やっぱ空撃ちはしないにこしたことはないのです)

20150912_gun1.JPG

まあ、そういうわけで、空撃ちケース、通販で買いました(笑)
全部がアルミで作られたようなヤツは高いので、スケルトンなプラスチック製のヤツを買ってみましたが、2,000円するよ!!
高い!!高いけど必要だから仕方ないわ!(^^;

早速、銃に装填。

20150912_gun2.JPG

しかーし、何回か空撃ちしてみたら、あっという間に真鍮の部分に撃鉄による小さな凹みが(^^;;

20150912_gun6.JPG

一応、凹みが大きく(深く)なって空撃ちケースの役目を果たさなくなったら、この部分だけ部品を反転させて未使用なきれいな面にすることができるけど、当然それも一回きりなんで、こう簡単に窪んじゃうとドキドキしちゃうな(^^;;
一本千円なので、そうそう気軽に買い直せるものでもないよ(^^;;

でも、警察でも「毎晩でも銃を手にして、頬当の練習とかしてください」って言われてるからな!仕方ないんだよ!毎晩の精進が大事なんだよ!!

・・・と、白い目で見る嫁さんに説明しております。
先日、散弾銃の所持許可が出た日に、今度は空気銃の申請を行った。
このブログでも触れたことのある、新潟県の銃砲店から購入した「エースハンター」である。
何度も警察に行く暇がないので、散弾銃の許可証を受取に行くついでに申請したのだ。

で、その時、精神保健指定医の診断書を持っていってなかったので、「取ってこないと駄目ですかね?」と確認すると、その時の窓口の人の話によると「教習射撃の許可申請の時に出された診断書が 6/14発行でぎりぎり 3ヶ月以内なのでコピー(以前提出した診断書を警察でコピーして申請書に付けてくれる)で大丈夫ですよ」ということだった。
ただ、どうもその辺があやふやなようで(この春に法律が変わったばかり)、「なにかあったら電話します」ということになっていた。

そしたら翌日、さっそく電話がかかってきて、「ああ、やっぱ診断書いるのか?でも、病院行ってる暇ないでえ」とか思いながら出ると、「診断書、コピーでOKでした」との連絡。おお、ラッキー。

しかし、ホッとしたのもつかの間、

「ただ、譲渡承諾書に問題が・・・」
「ええ!?」

譲渡承諾書というのは、銃砲店が「確かにこの銃を○○さんに販売します(譲渡します)」ということを書き記した書類である。
これが「確かに○○さんは銃を買う」という証明になるのだが、どうも、銃砲店の実印を押さないといけないところに認印が押されていたらしい。

銃砲店らしからぬミスだが、もしかしたら新潟県では認印が認められていて、山口県では駄目ということなのかもしれない。

岩国警察署から銃砲店に電話して、俺宛に正しい印の押された譲渡承諾書を送るよう依頼してくれたとのこと。
しばらくすると銃砲店からも「岩国警察署から指導を受けましたので、速達で直した書類を送りました」と連絡があり、実際、翌日には書類が届いた。

ということで、月曜日に「猟銃用火薬類等譲受許可証」を受け取りに行ったついでに、エースハンターの申請をやり直した次第。

また猟銃のときと同じような身辺調査等が行われてから許可が出るそうなので、実際にエースハンターを手にするのは 10月中旬以降か・・・
猟期には間に合うけど、早く手にしたいものよ・・・
俺は散弾銃は個人からの譲受け(ちゃんとお金出して買ったんだけど)だし、空気銃は新潟の銃砲店から通販で買ったし、今まで銃砲店というのに入ったことがなかった。

20150911_sumiyoshi.JPG
で、今の職場(広島市西区横川町)の近くに「住吉銃砲火薬店」というのがあるので、ちょうど模擬弾も欲しかったので行ってみたのである。

何と言っても、銃砲店なんて未知の世界だから、気軽に本屋やスーパーに入るようには行かず、一旦店の前を通り過ぎ様子を確認。店内暗くて外からじゃよくわかんなかったけど(^^;

恐ろしい風貌の男にジロっと睨まれたりしたらしっこを漏らしてしまうで・・・とビビりつつも、勇気を振り絞って入店・・・

中にはおばあさんと、客のおじいさんがいるだけであった。ホっ(笑)

何か、スチール製の棚の上に、無造作に小物が並べてあり、「田舎の電気屋」って感じ。
最近はあまり見なくなったけど、田舎の電気屋に行くと、ちょっとほこりを被った電池や電球なんかがスチール棚の上に無造作に置かれてて、で、最新式の家電なんてほとんど置いてないから、なんとなく殺風景でありながら雑然とした雰囲気ってあったじゃん。あんな感じ。

多分、奥の方には銃が並べてあるのかもしれないけど、入ってすぐにレジがあって、店員さんに話をしなければ奥には入れないような感じだな。別にドアとかで区切ってあるわけではないけど。
ま、今回は銃を見に来たわけではないので、レジのところにいたおばあさんに「すみません、模擬弾置いてないですか?」とすぐに確認。
「ごめんねえ。12番と20番の模擬弾あるけど、これはうちで教習に使ってるヤツだから、売れる物は品切れ中ね」とのこと。

残念(^^;

まあ、せっかくなので 2,500円の銃カバーを買って退店した。

やっぱ、こんな街なかの銃砲店でも、そんなに色々な小物の在庫を常に置いとくのは難しいほど、銃関係の市場は縮小してんのかねえ・・・
「山賊ダイアリー」効果は少しあるのかもしれないけど、焼け石に水なのかなあ。

ちなみに、俺が欲しかったのは「模擬弾」ではなく「空撃ちケース」であったことが後ほど判明(^^;
通販で買いました(笑)
俺の愛銃になったのは、ファブリック・ナショナル社の上下二連銃。「FNブローニングC-3」だ。

20150909_fnc3_1.jpg
銃身に「FABRIQUE NATIONALE HERSTAL BELGIQUE」と「MADE IN BELGIUM」の文字が。
そう、ファブリック・ナショナル社はベルギーの銃メーカー(かつてはベルギーの国営企業。現在はコルト社の傘下?)であり、1889年設立のそりゃあもう歴史のあるメーカーだ。

アメリカの天才的銃器設計者、ジョン・モーゼス・ブローニング氏とは親密な関係があり、特にブローニング氏がウィンチェスター社と決別した後は、ファブリック・ナショナル社が一番積極的にブローニング氏の設計を採用するメーカーだったようだ。

そんなブローニング氏の名前が付けられたこの散弾銃。
ブローニング氏は 1926年には亡くなっているので、FNC-3 の設計を実際に彼が行ったかどうかはわからないが、1922年にファブリック・ナショナル社で Browning Superposed という上下二連銃を設計したそうだから、そのスピリットを受け継いだ銃ってことなんだろう。

20150909_fnc3_2.jpg
実際、何年にこの銃が作られたのかはわからないが、相当古い銃である。
俺の前のオーナーであるNさんはこの銃を山によく持って行っていたということで、細かい傷がところどころに付いているし、金属部品の端っこに少し錆らしいものが浮いているのも発見した。
そもそも、俺がこの銃の 5人目のオーナーだそうだ。それだけでも、この銃が相当古いってことはわかるだろう。

しかし、その古さもあまり気にならない。
古さを「味」に変えてしまう美しさのある銃だなと思う。

もともと、ファブリック・ナショナル社は高級銃メーカーだそうだ。
Nさんも「この銃は新品で 300万円してた高級品だから」としきりに言われていたが、実際、ちょっとググってみたら「ラーメン一杯 60円の時代に、FNC-3は 300万円で売られていた」という記述を見つけることが出来た。300万円というのは本当のようだ。

20150909_fnc3_4.jpg
まず、金属部品の上に余すところ無く掘られた彫刻。
これ、手掘りなのである(笑)
さすが王国の元国営メーカー。王の威光を笠に着る監督官庁の役人たちに命じられるまま、ろくな食事や休憩も与えられずもくもくと彫刻作業を行う職人たちの姿が目に浮かぶようや(笑)

それに、古い銃なので「良い木を使っている」というのがある。
ギターとか、楽器もそうなんだけど、昔の方が(色々な規制もなく)良い木を使ってるんだよね。ウォールナットの木目も美しい。

というわけで FNC-3、大変気に入りました。
そうそう。頬付けもすごくしっくりくるのよ、この銃。
教習とかで使った銃はなんか頬付けがやりづらかったんだけど、FNC-3 はサイズが俺の身体に合ってるのか、ほんとに自然に頬付けの体制に入れる。
なんか嬉しくて、昨日は小一時間くらい、せまい書斎でひたすら頬付けの練習してたよ(笑)
無事、9/2 に岩国農林事務所森林部まで出向き、「わな猟狩猟免状」を受け取りました。
これで、「第一種銃猟狩猟免状」と合わせて、銃でもわなでも獲物を獲ることが出来るようになったぜえ!

20150902_wana.JPG
いや、実際に猟をするときには、その県の狩猟者登録とか必要だけど、それが出来るのは猟免持った「猟師」だけですからね。

今日の昼にも地元猟友会の会長さんから電話があって、「わなも取った?登録はわなと銃と両方する?」と確認が。それぞれお金がかかりますからね。両方登録しますと回答すると、「じゃあ、両方の申込書を送っとくけえ」とのことだった。
さて、猟友会の入会やら狩猟者登録とかでまとめて何万円かかかるなあ。どうやって金作ろう(^^;
まあ、今年一年やってみて、わなの方はあんまり獲れないようなら来年はやめておこう(笑)

ところで、「9月の頭には銃所持の許可が出ると思いますよ」と担当のおまわりさんから聞いていたのだが、未だに許可出ず。
銃を譲ってくださる方が、この 9月の誕生日で銃の所持許可が切れる(更新しない)ので「それまでに譲りたい」と言われてるから、ちょっと焦るなあ。
その後、空気銃の申請もしたいしなあ。早くしてほしいわ。

<追記>
とか言ってたら、9/7(月)に「許可でました」と岩国警察署より連絡が。ありがとうございます!
銃を譲っていただく方と水曜日に警察に行くことにしました。わくわく(笑)
9/4(金)は、広島のクラブ・クアトロであった LOUDNESS のライブに、高校時代に一緒にバンドをやっていたてっしゃんとでかけてきた。(現場にて、今の「音楽仲間」であるM井さんとも合流。・・・嘘をついてました。「音楽仲間」ではなく「飲み仲間」です(^^:つい、アーティストっぽいことを言ってしまいました(^^;)

20150906_loudness.JPG
俺は仕事帰りだったので、Yシャツにチノパン。胸のポケットにはボールペンという完全な「クールビズのサラリーマン」姿だったのだが、まあ、そういう弛い格好のファンの姿もけっこうあって安心した。
全員が鋲付きの革ジャン姿とかだったらいやだなあと心配だったんだけど(笑)
さすが結成 35年の LOUDNESS。ファンも皆けっこういい歳だからな。でも、頭は完全に「磯野波平」なのに、LOUDNESS の黒いピチTに身を包んだ小太りのおっさんも居たりして、ヘヴィメタルファンの業の深さにも触れることが出来たぜ(笑)

で、ほぼ定刻に始まったライブ。
第一部は「初めて海外レーベルから出した記念すべき 5th アルバム『THUNDER IN THE EAST』の発売 30周年記念」ということで、このアルバムを完全再現するという、あの頃からのファンにはたまらない内容。
どうりで、高崎がミラーピックガードの赤いランダムスターを持ってたはずだわ(笑)
まあ、赤いランダムスター見ただけで俺ら異常興奮するからな(笑)
格好も、あの頃の「典型的 ヘヴィメタルバンドファッション」だったし(笑)

20150906_loudness2.JPG
高校時代、この赤い「高崎モデル」のランダムスターを持っていたSMテが仕事が忙しくて来れなかったのは残念だった。

まあ、俺は 1985年当時の LOUDNESS をそんなに聴いてなかったので(^^;、「懐かしさに感涙」って感じはなかったんだけど、周りのおっさんたちは異常興奮状態だったよ(笑)

実は、俺、高崎の作った曲って、曲全体の流れとギターソロの部分が完全に切れていて、曲としての完成度が低いと考えてたんだけど(曲の流れやそれまでの曲調とは関係なく「せーの」でテクニカルな技を詰め込んだギターソロが始まるイメージ)、いやぁ、実際に生で高崎の演奏見ると(ここが「聴く」ではなく「見る」なのがギター小僧(今はギター中年オヤジ)の業だけど(^^;)、そんなんどうでもええね(笑)
指板の上を魔法のように走り回る高崎の指と、そこから生まれてくる爆音を耳にしてたらどうでもよくなるね(笑)

爆音の中で高崎のスーパーテクに感嘆しつつ過ごす幸せな時間はきっちり 2時間で終わったのでありました(その後 2時間、「誰か、俺の耳に綿を突っ込んだ?」という状態の余韻が続きましたが(^^;)

てか、メンバーも全員おっさんなのに、この質の高いパフォーマンスはなんだ。
二井原も50過ぎて、よくあんなハイトーンビブラートが出るわ(笑)しかも、すごい声量(笑)

残念ながらアンコールはなかったんだけど、「ま、あれじゃあ、もう余力はないわな(^^;」という内容だった。

しかし、過去「広島に来てくれなかったり、金が無かったり」で観に行けなかったアーチストたちが、広島や岩国に来てくれて最高のパフォーマンスを観せてくれるここ数年の流れ、何?俺、もしかしてもうすぐ死ぬの?とある意味心配にもなる夜なのであった(笑)
ということで、試作機がちゃんと動くか試してみた。

本来なら地中に埋めるんだけど、テストなのでとりあえずブロックの穴に入れて立てた状態で。
猪の脚代りの垂木を突っ込んでみます。
 

一瞬のことなんでよくわかんないと思うけど、止め金(トリガー)の上に脚(垂木だけど(^^;)が乗った瞬間、止め金が取れて罠が作動してます。
脚(垂木(^^;)にはがっつりとワイヤーが食い込んでるのがわかるでしょう。

罠はバッチリ!

あとは、これを「猪の生活道を見つけ、脚を置く場所に仕掛ける」猟師の技術が身につけば・・・(^^;;;
取り敢えず、試作品として最後まで作ってみた。

20150830_wana1.jpg
こんな感じ。

緑のビニタイは、誤って止め金(トリガー)が外れて罠が暴発しないように一時的に巻いているもの。使用時には外します。

で、作ってみて気づいたこと。

「外側の塩ビパイプ(Φ25mm)のキャップはワイヤーを通した後で取り付けるべき」

これ、後でワイヤーを(パイプの中を通して(^^;)5mmのキャップの穴を通すのは無理。結局、穴を 8mmまで大きくして、キャップ側から細い針金を入れてワイヤーを引っ張りだした。

いや、実際、4mmのワイヤーは 5mmの穴にピッタリ隙間なしなんや。最初、4.5mmの穴にしようかと思ってたんだけど、それじゃあ 4mmワイヤー通らんかったわ。
細い方(Φ16mm)はキャップ側からワイヤー突っ込むんで、まあ、なんとか通せるんだけどねえ。

それと、ワイヤーの先がどんどんほつれていくのがたまらんねえ。
塩ビ管のキャップの穴や、押バネの中を通していくときにも、穴の縁やバネに先が当たるとどんどん先がほつれていって、最終的にアルミクランプ管でかしめるんだけど、ワイヤーが入らんよ(^^;先がほつれちゃってるから(^^;

もう少しキャップの穴も大きくして、
「ワイヤーの先にセロテープで巻いて作業をするべき」
やろうなあ。
ほつれる度に先を切ってまたきれいにして・・・ということを繰り返してたんで、10cmくらいはワイヤーが短くなってしまったわ(^^;

ま、こういうのも実際に作ってみないとわからないので、試作品を作った意味はあったな。
今後の量産物は上記のような点に気をつけて作る。

20150830_wana2.jpg
あと、一番作るのが大変だったのが止め金(トリガー)。

バネの力が強いので、けっこう厚い金具をバイスの上でカンコン叩いて加工したんだけど、難しいわあ(^^;
まあ、最終的にはちゃんと出来たけど。

これも、曲げていく順番を考えないと、せっかく曲げたところをまた延ばして他のところを曲げてみたいな非効率なことになっちゃうので注意。

さあ、ほんじゃ、実際にちゃんと動くか実験してみるか・・・(つづく)

<追記>
ワイヤーのほつれはハンダで固めればOKってことなので、事務所のハンダゴテ、家に持って帰ろ。

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