野外活動: 2018年10月アーカイブ

既に獲って帰ったイカの調理の話や、今週日曜日の釣行のことなどをブログに書いているので、他のエントリーと話は前後してしまうんだけど、エギングでの初ヒットの話を・・・

10/20(土)。
15時過ぎに国道437号線沿いで拾ってもらい、職場の釣り好きの面々と周防大島へ。これがこのグループでの三度目の釣行である。

恥ずかしながら、まだこれまでの俺の釣果はゼロである。
エギング、ちょい投げ、遠投・・・色々チャレンジはしてみたものの、連戦連敗であった。

しかも、エギング用に買ったロッドの穂先を折ってしまった。これはかめや釣具で 500円ほどで修復できたが、なんかパッとしない、俺の海釣り人生である。

しかし、そんな中、もう俺は決めた。これからはカサゴやメバルを狙ったルアーフィッシングと、イカ狙いのエギング。これだけに集中して生きていこう。餌釣りはしばらく封印なのだ。そのため、前回買ったばかりの投げ竿も今回は持っていかなかった。
まあ、そう言いながら釣果ゼロの時のために、ひそかにサビキの仕掛けとチューブ式のオキアミを用意していたのであるが・・・(笑)

まず、17:30 頃より外入港でエギング&根魚狙いのルアーフィッシングをスタート。
19:30くらいまで粘ったが、投げ釣りメンバーがキスを 1匹釣っただけという燦々たる結果。買ったばかりのエギを船のロープに掛けて失った俺は、それから湾内でひたすらルアーを投げていたがヒット無し。

風も強くなったので、初めての釣行の時に時間つぶしに寄った土居港に移動。ところが、ここは暴風状態であった。
強い風で巻き上げられた波が防波堤を越えて湾内まで降り注ぐ。これ、台風中継の時のあの映像や・・・って状態(^^; とても釣りをできる状態ではなかったので、島の反対側である片添ヶ浜へ。

ここも風は吹いていたが、釣りをするのに問題ないレベルだ。
港には、北と南に一本ずつ防波堤があり、沖(東)に向かって伸びている。
北の方が釣り人が多い。行ってみると、確かにイカが墨を吐いたあとがたくさんある。イカがあがっているようだ。
ただ、人が多い。
初心者なので気後れした俺は、一人だけ南の防波堤へ。こちらは、俺を入れても三組ほどしか釣り人がいない。

20181020_ika1.jpg防波堤では一番先の突端部分が良いポイントになるが、そこにはもうエギを投げるアベックの姿が。そこから少し陸側に寄った常夜灯の下には餌釣りをしている人がいた。何度かエギをキャストしていると、その常夜灯の下の人は何も釣れないので帰ってしまった。ラッキー。即、移動。常夜灯の下も良いポイントである。
しかし、何度キャストしてもアタリ無し。しかも、あとからやってきた(人当たりの良いお兄ちゃんだったんだけど)エギ釣り師にいつの間にか常夜灯の下を取られてしまった(^^;

ま、でも、俺はもうそこは密かに諦めていたので文句をいうつもりはなかった。
おとなしく、防波堤の根本の方へ移動する。防波堤の横の砂浜の水際から 5~10mほどのところを念入りにエギで探る。この辺りにも、もう薄くなっていたがイカが吐いた墨の跡があったのだ。

そしてその時が来た。
ついに俺のエギにイカが乗った。グっと合わせると、いきなり右に左にイカが水中を走りだす。こんなに走るものだったのか!!もっとグニャ〜っと釣れるんかと思った。かかったら巻くだけみたいな。
想像と全然違う。けっこうなスピードで右に左に走り回る。そのまま抜き上げたいが、この時使っていたのは 6.6フィートのロッドに、リーダーは 4lb(1号)ラインというライトタックルである。ぐわんぐわんロッドもしなるし(^^;

バラしても大丈夫なように砂浜まで引っ張っていって、そこで 2m弱の高さを引き上げる。
やった!!ついに生まれて初めてエギでイカを釣った。天国の祖母ちゃん、ありがとう!!(笑)
味はアオリイカに劣るコウイカだけど、良い、良い、全然良い!!

20181020_ika2.jpg使用エギは「デュエル(DUEL) EZ-Q ダートマスター ラトル 」の色は「12 ブルー夜光ゴールドパープル」。「ブルー夜光ゴールドパープル」と言いながら、見た感じは「ピンクのエギ」だ。やっぱピンクは基本か。

そして、23:00~23:30までの 30分の間に更に 2本のアタリ(全部同じエギ)。1本は残念ながらバラしてしてしまったけど、最後のアオリイカはしっかり取り込んだ。

ああ・・・円は閉じた。
ついに俺はこうしてエギを振りイカを手にし、イカに恋い焦がれた舞台の幕は閉じたのだ。

この日曜日は、朝3:30に家を出て、広島市中区で集合。そこからいつもの職場の釣りグループで「安芸灘とびしま海道」に向かいました。

20181028_nezakana1.JPG下蒲刈では素晴らしい日の出の景色を楽しみましたが、残念ながら良さげなポイントを見つけられず。
いや、ポイントはたくさんあるんだけど、ちょうど干潮の時だったので釣れるところが絞られる上に、駐車スペースが確保できなかったり、色々な理由で「ここは!!」という場所を見つけられませんでした。なにせ、全員初めての場所だったので。

結局、さらに橋を渡って上蒲刈へ。
途中道路が(先の豪雨災害で)何箇所も通行止めになってたりして、若干彷徨った後、宮盛漁港に到着。
防波堤の奥の方のポイントはすでに他の人たちに抑えられてましたが、手前のくの字に曲がった、いかにもイカがいそうな場所が空いていたのでそこに決定。

20181028_nezakana2.JPG結果的には、本命のイカはまったく来ませんでしたが、根魚を対象としたライトタックルでのルアーゲームが満喫できました。

この日、俺は 9.1フィートのエギングロッドと、昔バスフィッシングで使っていた Daiwa Neoversal の 6.6フィートを持っていってたんだけど、最初から 6.6フィートロッドのみ使用。エギングもこれで。でも、全然イカが来ないので、途中でこのロッドに、ジグヘッド+ワームのリグ(仕掛け)を付けてルアーゲームに変更。
そしたら、まあ、ハゼが来ること、来ること。

波止場から 10mくらいチョイ投げして底まで落としたら(砂地)、ストップ&ゴーで巻き取っていくだけ。
ところどころ顔を出している岩の近くでヒットする感じ。

ルアーは、「reins 2.5" Gテール サターンFW」か「ECOGEAR 2" カサゴ職人 ロックマックス #12917 ミッドナイトグロウ(夜光)」。これら以外には来なかったですね。
ジグヘッドは、「アジデント 0.6g」「宵姫 COBRA 1.5g #6」「アジ弾丸(だま) 3.0g #5」など色々試したけど、どれでも来るようです。
ほとんどがハゼだったけど、カサゴとメバルも 1尾ずつゲット。

他の人も、ルアーでハゼ釣ったり、サビキでサヨリ釣ったり、本命のイカは獲れなかったけど、そこそこ楽しめた釣行でした。
俺自身、根魚狙いのルアーゲームは初めてだったので楽しかったです(笑)

20181028_nezakana3.JPGそうそう。この日は「Berkley Gulp Alive アトラクタントスプレー」で盛り上がりました(笑)
「魚が好きな匂い」のスプレーで、これをルアーにシュッシュすると爆釣っていうものなんだけど、最初に俺がルアーにかけて投げたらすぐにハゼが釣れたんで、皆、ルアーやサビキの針にまでスプレーし始めて(笑)
でも、液をかけてないルアーでもヒットしたんで、「魚が本当にこのスプレーの匂いが好きなのかはわからないけど、逃げるほど嫌いじゃないのは確か」ということしかわかりませんでした(笑) ちなみに、1,400円もしました(笑)

ところで、ハゼって根魚の中でもゲームフィッシュとしてはあまり人気がないそうですね。食べると美味いのに。
フッキングしたあとも、右に左に走り回ってって感じではないのが原因かもしれないけど、もちろんそれなりに抵抗するし、なにより食って美味いんで、俺的にはハゼも大歓迎ですよ!

もちろん、帰宅後は素揚げにして全部食べました(笑)

今日はエアコンの交換工事があるので昼からずっと自宅にいないといけないのだが、どうにも天気がいいので昼飯を買いに出たついでに通津港へ。
サビキで、港の中に入ってきている小アジでも釣ろうかなっと。

20181027_sabiki1.JPG
娘を「誰でも釣れる簡単な釣りがあるから行こう」と誘ったのだが、「私は超人見知りなので、人がいるところには行かない」などと、まるでヒッキーのようなことを言って抵抗。

いや、これは俺のまったくの偏見なんだけど、サビキ釣りって、おっさんが一人でやってるとなんか格好悪いじゃん(笑)
やっぱ、子供連れの家族で楽しんでると様になるというか。おっさん一人だと、レジャーというより、なんか「その日の食い物を獲りに来てる」って感じで生々しいのよね(笑)

「ほんと、誰でもすぐ釣れるけえ」

そう言ってしつこく誘ったのだが、最後まで首を縦に振らないので、結局一人で・・・

ちなみに、俺、初心者なので当然サビキのし掛けなんかもよくわからない。
そこで今回は、サビキの針に、浮き、餌かご、おもりなどがついた、あとは竿があれば即サビキ釣りができるセットを利用。
また、餌のオキアミは、俺の釣りの参考書である(嘘)、「放課後ていぼう日誌」(小坂泰之著)で紹介されていたチューブ式のやつを購入。
チューブ式なので手も汚れないし、何よりも必要な分だけ使ってあとは蓋をしておけば何日も保つので非常に便利。こんなものがあるのを知らなかったので、サビキにもなかなか手を出す気にならなかったが、これなら気軽にサビキ釣りが楽しめるね。
ありがとう、「放課後ていぼう日誌」。

それはそれとして、ええ、ええ。タイトルのとおりです。ボウズでした。

20181027_sabiki2.JPG
港湾内のいろいろなところで仕掛けを投げてみましたが、まったく魚が寄ってこねぇ~(^^;
仕掛けが悪いわけじゃない。
実際に、港湾外の堤防の上から仕掛けを投げてみると、どんどん小魚がオキアミに寄ってくる。ただ、港湾外はけっこう遠浅で、ばぁっと広がるオキアミよりも外にサビキのし掛けが出ちゃう(浅いので、仕掛けが餌カゴの下にまっすぐのびない)ので釣れないけど(^^; 魚が居れば寄ってくるのはわかった。

港湾内は死の海なのだ。
いや、チヌはたくさんいたけど(^^;

家に帰った俺は、

「誰でも釣れるような簡単な釣りは存在せんけえ」

と娘に教えたのであった。娘、「どうした?」と言いながら苦笑い・・・

ブログ用に原稿を途中まで書いて忘れてた(笑)
10/13(土)の釣行のエントリーと前後しちゃうんだけど、せっかく書いたんで載せとく(笑)

去る 9/23(日)。

20180923_tcuri1.JPGこの日は、お客さんのところの釣り愛好家の方 4人に同行させていただいて、超久しぶりの海釣りに挑戦した。

浜田か周防大島かということだったのだが、俺が「初めてなので近場で」とお願いし、大島に。申し訳ないです。

タックル(釣り道具)も、昔投げ釣り竿とシーバス用の竿やリールは持ってたんだけど、息子たちがチャンバラの剣代りにして折ったり行方不明にしたりで、今回新規購入。

大島大橋を渡ってすぐの「かめや釣具」で揃えることにした。

竿は M'ON という 2015年に倒産したメーカー(笑)の「BAY FIELD 91」という 9.1フィートのカーボンロッドにした。

最初、ダイワ、シマノといった有名メーカーの(型落ちモデルの割引などで) 1万円を切るシーバスロッドを物色していたのだが、この M'ON のロッドだけが 9フィートあり(他は 8.3 か 8.6フィート)、この長さがあると投げ釣りにも使えて「万能竿」だから・・・と買い物に付き合っていただいたTさんに教えてもらい決定。7千円強の値段だったが、帰ってからググってみると、M'ON の製品は丁寧に作ってあり、値段以上のパフォーマンスを見せるとあったので良い買い物だったようだ。(倒産してるけど(^^;)

リールは、ダイワの「CREST 2500」というモデル。値段は 6千円弱。
リールは値段が違うと全然パフォーマンスが違うね。3,000円と 5,000円のリール、5,000円と 8,000円のリールでも全然違いがわかる。5万円のギターと 20万円のギターじゃ、全然音の違いわかんないけどな(^^;

なので、あんまり安いのも・・・と 6千円のモデルで、サイズは 2500 くらいが万能だからとやはり Tさんからのアドバイスをいただいたので決定。

ライン(釣り糸ね)は DUEL Super X-wire 8 の 0.8号を。店でリールに巻いてもらった。

20180923_tcuri2.JPGあと、エギや投げ釣り用のし掛けなどちょこちょこ買って、締めて 18,000円ほど。
久しぶりの参戦で(もう、完全な素人です)、これから続けていくかどうかわからんし、とりあえずこのくらいの出費がええところじゃろう。

ちなみに」この日使ってみた限り、ロッドもリールもなかなかいい感じだった。
老後の趣味にできればいいなあ(笑)

そして、土居港を皮切りに、ついに何年ぶり(いや、亡くなった同期のTブチ君と二人で廿日市の工場裏などでジェット天秤投げてた時以来だから、海釣りは 20年ぶりくらい?(笑))の海釣りスタート。

そして、結果は・・・ボウズであった。
というか、この時点で、俺は(他のエントリーにも書いたけど)イカは表層でエギを追いかける・・・と大間違いな解釈をしており、そりゃ、釣れるわけがなかったわけである(^^;;; てへへ。
土曜日は朝2時起きで、島根県浜田市まで海釣りに。職場の釣り好きの若い人たちのグループに混ぜてもらっての2回目の釣行。

前回はボウズでしたが今回は・・・もちろんボウズでした(笑)

20181013_hamada1.JPG前回同様、エギングでイカ狙いだったんだけど、今回は集合場所の「かめや釣具 浜田店」で投げ釣り用の竿とリールを購入。エギングが駄目でも餌釣りで結果を出す!と乗り込んだ浜田港。

最初はマリン大橋の橋げた横。
買ったばかりのエギ 2つを無くし(ラインが切れて飛んでいった(^^;)、いきなり 2千円の損害を出し意気消沈(^^;
投げ釣りの方も、ハゲによる餌取りに苦労させられ、ひたすら餌を付け替えては投げるの繰り返し。もちろん釣果なし(^^;

まったく事前に雑誌や書籍などで勉強もせず参加しているので、現地の失敗で色々と勉強になります(^^;

エギは、直接 PEラインに結んでいたのがいけなかったのね。
PEラインて、無傷な状態じゃ強いけど、ちょっと傷がついちゃうと一気に切れやすくなる。だからナイロンやフロロカーボンなどのリーダーは必須。
実際、長浜町側の浜田港(広いなあ、浜田港)に移動してからは、ナイロンの1号糸をリーダーにしたので、何度思いっきり投げてもエギが飛んでいっちゃうことはなくなった(笑)

20181013_hamada2.jpgそれと、俺の致命的な誤解。
「イカは表層にいて、エギをしゃくった瞬間に飛びつく」と思ってました(^^;
まったく逆。「イカは深層域の砂や海藻の中に隠れていて、エギをしゃくって興味をもたせるとフラフラとエギを追って出てきて、エギが底に向かってゆっくり降下していくところにノソっと乗っかる」とのことで・・・
これでやっとエギングの動作に合点がいきました(笑)
俺、中層まで沈めたら慌ててしゃくってたわ(^^;

色々わかってきたけど、長浜町では強風のため思い通りの釣りはできず(^^;  残念(^^;

というわけで、次回こそはボウズ地獄から脱出できるでありましょう!
いや、多分・・・(^^;

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