キャンプ: 2017年6月アーカイブ

アルコールストーブって今まで使ったことがないもんで、試したい、試したいと思うのだが、なかなかフィールドで試してみる時間がない。

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今週末も子ども会連合会周東支部の行事の手伝い(サンヴィレッジ前の駐車場係らしい(^^;)で一日つぶれるし。
というわけで、一昨夜、家の食卓で缶詰をあっためるのに使ってみた。

食卓の上で火を使うと嫁さんが嫌な顔をするので、嫁さんがTVを見ながらソファの上でうとうとした時を狙って点火。
案の定、缶が焼ける匂いで俺が火を使って何かを調理していることには気づいたようだが、「ガスレンジ使いよるん?換気扇回してね」と眠たそうな声でこっちも見ずに言っただけだった。イエ~(笑)

アルコールストーブって、基本的にカップの中に燃料用アルコールを入れてそれに火をつけるだけの単純な造りなんだけど、一応、カップは二重になっていて、外側には上部にぽつぽつと穴が開いている。最初は内側のカップ部分で青い火でちょろちょろと燃えているんだけど、だんだん容器があったまってきたら、アルコールが気化し外側の穴の部分から勢いよく噴き出すようになり火力が増すという仕掛けになっている。
単に皿の上にアルコールをためて火をつけたようなものとは違うのである。

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缶詰はすぐに温まってしまった。今度はシェラカップに水を入れてどのくらい沸騰するかやってみたが、数分で沸いた。

こりゃ、アルコールストーブの火を見ながら肴を炙りつつのんびり・・・なんて考えてたけど、火からの距離とか考えないと、この直接ストーブの上に置く形の五徳だとすぐに肴が焦げちゃうな(^^;

ちょっと五徳については考えてみよう。
でも、本体が千数百円のストーブの五徳に、もう金はかけたくないなあ・・・どうしよ(^^;

テヅクリカ・・・
キャンプで娘たちを寝かせたあとは、ゆっくり独り酒を楽しむんだけど、その時に卓上で肴を炙ったりする小さなストーブ(いわゆる「コンロ」のことね)があるといいなあと常々思っていたので、今回、試しにアルコールストーブを買ってみた。

「ゴートレンジ アルコール バーナー 」というやつだ。

「Goat Range」というのもあまり聞いたことのないメーカー(ブランド名?)だが、他にも小型の焚き火台やチタン製のマグカップなど、いくつかアウトドア製品を出しているようである。
カナディアンロッキー山脈の山(?)かなにかの名前のようだが、やっぱ中国メーカーかね?(笑)

20170613_GoatRange.JPGただ、アルコールストーブというのは構造が簡単なので、わけわからんメーカーがいい加減な造りのものを千円以下のくっそ安い値段で出したりもしているのだけど、ゴートレンジのものは、値段的にも(Amazon で 1,300円くらい。他の通販サイトで 1,600円とかで売られているみたい。有名メーカーのものでも 2千円前後なので、ちょっと安いくらいか)、作り的にもそこまでひどい製品ではないようだ。(なにぶん、他のメーカーの製品を知らないので正確な判断はできませんけど(^^;)

形状は、Esbit(エスビット)、EVERNEW(エバニュー)、trangia(トランギア)といった有名メーカーのものもほとんど同じである。オーソドックス型というものだ。
どこの製品が元祖なのかわからないけど、単純な造りのものだけに、燃焼効率を上げていくと似たような形になるのだろう。

五徳はついていないので、自分で何らかの用意が必要。
専用のものが用意されているメーカーもあるが、ゴートレンジには無いようだ。
五徳には、本体に直接つける(載せる)ものと、小型のたき火台や固形燃料用の五徳を利用するもの(旅館の飯で出てくる一人用の鍋とかが載ってるあんなヤツ)があるが、今回は携帯性を考えて本体に載せるタイプのものを購入した。

エバニューの「チタンアルコールストーブ用ゴトク(EBY253)」というものだ。900円弱くらい。
二枚の板をX型に組み合わせてストーブの上に置くだけである。板の途中にある切り込みがストーブ本体中央の筒にフィットして固定される形だ。
これ付けちゃうと、火力調整用のスライド式の蓋がついた上蓋が付かなくなっちゃうんだけど、アルコールストーブは基本的に全力で完全燃焼させるのが「漢」の使い方だからこれでいいのだ(笑)

上記のように、ゴートレンジのものもエバニューのものも、形状、サイズともにほぼ同じなので、この五徳もジャストフィットした(笑)

さあ、どこかにショートツーリングにでも出かけて使ってみたいが、オートバイもなければ(現在、高林モータースに入院中(^^;)時間もない。どうしたものやら。
今月号(7月号)の BE-PAL(ビーパル)の付録はミニ・シェラカップであった。
容量 150ml くらいかなあ。本体内側には 100ml までの目盛りが打たれてます。

実は、これ、欲しくて、欲しくて。

先週あたりから「もう今月号出てるかなあ?」とか思いつつ、二、三度本屋に足を運んだくらいで(^^;

だって、こんな小さなシェラカップ、なかなか売ってないからねえ。

今、300ml、400ml、630ml、900ml の 4種類のシェラカップをもっているんだけど、ここに 150mlが加わるなんて楽しいやーん。

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で、やっと昨日ゲット。

こういうときに限って行きつけの横川駅前のフタバ書店が店内改装して、BE-PALがどこに置かれてるか全然わからない(^^;
アウトドア関係の雑誌が置かれてるところにも姿がないし、ええ?と店内をぐるぐる回ること 4、5回。
歴史系雑誌の横というよくわからないところでやっと見つけたときには、もう残り二冊になっていた。あぶねぇ~。

というわけで、夏のキャンプでサイズの違うシェラカップをずらっと並べてロープにぶら下げるのが楽しみ(笑)←ミーハーキャンパーですまん(^^;
以前、ちょっとだけ触れたことがあるんだけど、昨年、15年くらい使ってきた「Coleman パワーハウスLPツーバーナーストーブ」を壊してしまった。
恥ずかしながらキャンプ道具を積んだ車をひっくり返してしまって、他の荷物が LPツーバーナーを直撃。いわゆる「ひん曲がった」状態になってしまい、使用不可となったのだ。圧死です。

それで、アメリカン・ヴィンテージシリーズのストロベリー色の「パワーハウスLPツーバーナーストーブII」を購入したんだけど、いやあ、きれいなんで使うのもったいない!!・・・と、実際、前回キャンプ時も使用せず(^^;

できることなら今後も使用せずコレクションにしたいわ!!・・・ということで(^^;、壊れた LPツーバーナーを復活させることにしたのです。

まあ、ざっと見たところ、本体がひん曲がってしまったせいで、足がちゃんと出せないとか、蓋がきちんと開かない/閉まらないとか、タンクの取り付けがすげえ斜めになって怖いとか、そんな感じで、実際に部品が折れたとか千切れたとか穴が開いたとか、そういうどうしても部品交換を伴ってしまうようなケースではない様子。

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そこでいったん全バラにして、本体をプラスチックハンマーで叩いて歪みを取ることに。「板金」ですな。

ガンガン叩いて歪んでいる箇所を伸ばしていく。叩くたびに歪みが取れていって、これ、楽しい(笑)。板金工になればよかった。今からなれないかな?まあ、一端の技能を身に着けたころには寿命を迎えそうだな。
10代の先輩に「何やってんだよじじぃ。そこ叩いてもダメだろうが!」とか叱咤されるのも嫌なので、やっぱ板金工転身はやめておこう(^^;

あと、千切れているような部品はないって書いたんだけど、一か所、自動点火のための電気ケーブルが左右のバーナーのどちらでも抜けてしまっていた。
本体が歪んだときに引っ張られて取れちゃったのだろう。
これは尖ったピンに線の先を突き刺すだけだったので速攻修理。先がもうピンに刺してもスカスカな状態だったので、1cm ほどニッパーで切って刺しなおしただけだけど(笑)

これで、もう一度組みなおして点火&燃焼テスト。

まだ本体は微妙に歪んでいるのだが、実用的には問題のないレベルであろう。

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火力調整ダイヤルがひとつ行方不明なので(たぶん、東田モータースの廃車置き場にある俺の前愛車の中に残ってるんじゃないかと思うけど(^^;)とりあえず残った一個を付け替えつつテストする。

向かって右のバーナーは、自動点火がなかなかうまくいかない。ちょっと接触が悪いのか、何度かカチカチさせないと着火しない。でも、まあ、全然着火しないわけでもないので、自動点火装置側ではなくガスの出方に問題があるのかなあ??

向かって左のバーナーはばっちりだった。一発で着火。
こりゃ、常用は左のバーナーで、どうしても右も使いたいときは、右側はマッチかなんかで着火するか。
いや、右のバーナーの火力調整ダイヤルは木を削るかして自作しようと思うんじゃけど、でっぱりが自動点火スイッチをうまいこと押すように作るのは大変なんで、そこは省こうかと。

ま、なんとか復活した感じなんで、この夏のキャンプはこいつで乗り切ろう。
自分で手を入れた道具って愛着わくしね。
実は、日頃一端のキャンパーを気取っているわりに(いや、気取ってはないんだけど、なんか他人から「よくキャンプしてる人」って思われてるようで(^^;)、今、手軽に使えるナイフを一本も持ってないんよね。

バトニング(薪割り)に使うような中・大型のナイフはあるんだけど、キャンプのときに、ちょっとポケットに突っ込んでおけるような小型のナイフがなくて。
以前はウェンガーのアーミーナイフ(いわゆる十徳ナイフね)を使ってたんだけど、どっかいっちゃってさあ(^^;

というわけで、昨日、「好日山荘」に行ったときに、OPINEL(オピネル)のナイフ買っちゃった。大きさは 7番。ステンレスのやつ。

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刃は炭素鋼とステンレスの二種類があるんだけど、これは最初からステンレスに決めていた。俺は夜中にナイフのメンテをしながらニヤニヤするほどのナイフマニアじゃないので、なるべくメンテに手間がかからないものがええのよ。

問題は大きさ。
8番があれば簡単に決まっていたかもしれんのだけど、ちょうど店には 7, 9, 10番の三種類しか置いてなかったんで、10番は問題外として(やっぱでかい)、7番と 9番、どっちにするかで悩んだわあ。

7番は微妙に小さいし、9番は微妙に大きい。7番のグリップはちょうど小指が一本余るんで、全ての指で握るよりは力は入れづらいだろうなあ・・・と。
ただ、オピネルでそんな「力仕事」はしないし、7番くらいの大きさの方が、さっとポケットから取り出して使うナイフとしては恰好良いんだよなあ。

多分、ショーケースの前で 30分くらい悩んでたと思う(笑)
ニューヨークの楽器店の前で、ショーケースの中のトランペットを欲し気に見てる貧乏な黒人の子供の世界ですよ。まあ、こっちは 50歳を超えたおっさんですけどね。貧乏という共通点はあるけど(笑)

結局 7番に決定。
まあ、オピネルというのは「フランスの肥後守(ひごのかみ)」とも呼ばれる実用性重視のナイフで、正規に輸入されたものでも 2,500円ほどで購入できる。使ってみてサイズ的に合わなかったらまた買えばいいしね。

とりあえず、しばらく 7番を使ってみますわ。

<注意>
7番でも 9番でも、刃渡りはどちらも銃刀法に引っかかるので、くれぐれもキャンプ場外でポケットに忍ばせて歩き回らないように(笑)

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