音楽: 2016年5月アーカイブ

もう、先々週の話になるが、5/10(火)に、109シネマズ広島 シアター8で行われた「奥田民生 DVD/Blu-ray&ライブアルバム発売記念!『奥田民生ひとり股旅スペシャル@マツダスタジアム』一夜限りの特別上映会!」に行ってきた。

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内容的には、発売されたライブ DVD の内容と多分まったく同じわけで、さて、2,900円(俺の場合、「ぴあ」のオンラインショップで買うので更に数百円の手数料がかかる)払ってまで観に行くべきか、どうしたものかと思っていたのだが、俺、『奥田民生ひとり股旅スペシャル@マツダスタジアム』に嫁さんと行ったのだが、嫁さんのコーヒーを売店で買うのに思った以上に時間がかかり、「何と言う」あたりから「風は西から(英語バージョン)」までほとんど聞けてなかったのよ。
コンコースにいると、意外に音が聞こえにくいっていうか。

なので、その「失われた4曲」を確認しに行こうと(笑)

雨の降る中、電車で新井口まで移動。109シネマズ広島へ。身体にまとわりつく霧のような雨のせいで、スーツが上から下まで湿って不快感100%。席に着いてからも、濡れたスーツのズボンが肌にまとわりつくわ、蒸れた雨と汗の匂いが鼻につくは、最悪なコンディションでした(^^;

席は半分くらいしか埋まってなかったかな。298円プラスして先行抽選に応募する必要無かったやん!!くう・・・。

ま、でも、行って正解でした(^_^)

「失われた4曲」が確認出来たし。
そうか。俺が聞いてなかった4曲はこんなに盛り上がってたのか!!(笑)

民生が伴奏にメトロノーム鳴らして手拍子を強要したり(誤解だけど(笑))、リハをタダで見たジョージアの看板の下のスポーツジムの会員をディスったり、「私はオジさんになった」で客とのコール&レスポンスに失敗したり、「みんなで一緒に歌いましょう」と言いつつ「風は西から」を英語バージョンで歌ったり・・・大ウケやん。

基本的にだらだら気だるく進む『ひとり股旅』の中のハイライトシーンって言うてもええくらいやないか!!
これ以上盛り上がったのは、いつものごとく、他人の曲やった時くらいやろう!!?(笑)

それに、DVDと同じ内容つっても、やっぱりでっかいスクリーンで見ると迫力も違うしね。

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残念だったのは、一人で行ってたもんで、上映中盛り上がれなかったことくらい(^^;

俺の横の横のアベック(ええ、アベックです)はこういうライブ映像をシアターで見る時の流儀がわかってらっしゃるようで、最初こそまるでライブの現場にいるように声上げたり拍手してたんだけど、あまりに周りが盛り上がらないので結局沈黙(^^;
俺も密かに一緒に手拍子とかしてたんだけど、二人に合わせて静かにフェードアウト(^^;

ああ、いつもライブに一緒に行くメンバーがいたら俺も盛り上げたのに(笑)
極度の人見知りの俺には一人で声を上げ手拍子を打つのは不可能です(^^;
横に仲間がいればこそ、一番にスタンディングできるのだ(笑)

さて、DVDはどうすっかな。家のテレビじゃこれ以上の感動はないだろうし・・・(^^;
やっぱ女子ドラマーで有名なのは、何と言っても川口千里ちゃんでしょう。

今は 19歳くらいか?中学生の時からドラム演奏動画を YouTube に上げてた子なんだけど、いやあ、叩く姿が格好良いのなんの。

何年か前、ドラムを習っていた次男坊の参考になる演奏動画がないかなと思って色々探している時に YouTube で発見。むさいオッサンではなく、小さな女の子がドカドカとパワフルにドラムを叩く姿が本当に格好よくて、格好よくて。

その時点で YouTube の世界では有名人だったんだけど(既に凄い再生数だった)、俺の周りにはまだあまり知られてなかったので、まるで自分が埋もれた才能を発掘したかのように、この動画を皆に勧めてたなあ(笑)


しかーし、今はまた新しいドラムプリンセスが生まれてきてるのね。
なんか、この、「むらたたむ」という子が今は旬なの?

・・・ん?と思ったら、これでも 1年半前の動画やん(^^;すんません、今更で(^^;


しかし、楽しそうに叩くねえ。
こんだけ叩けたら楽しいだろうけど、それはそれに見合うだけの努力の結果だからな。

楽しい人生を送るためには、しっかり努力も必要です。
5/7(土)は BLUE LIVE HIROSHIM で行われた Char の生誕60周年記念ライブ(笑)に行ってきた。

いや、実際には「Char 2016 Live」っていうシンプルな名前のライブなんだけど、去年の 6/15に日本武道館で「The 六十th Anniv. ROCK+ Char LIVE IN 武道館」というのを開催したらしく、BLUE LIVE での物販もこの武道館ライブのものだったので、一緒に行った友人や弟とはこの広島のライブも「Char 60歳記念ライブ」と認識させていただいた。

会場について、まずは物販コーナーで 2,000円の「十二支ピックセット」を購入。
友人と弟に、それぞれが生まれた年の干支のピックをプレゼント。友人のてっしゃんは中学、高校の同級生だが、早生まれで俺と干支が違ってて良かった(笑)

俺はライブに行ってもあまり物販の品に手を出さないのだが(実際、今まで物販で何か購入したのは 2年前の岩国での Char のライブ CD(その日のライブ音源を CD にして送ってくれる)と、マイケル・シェンカーのライブで T シャツ買ったくらいだ)、今回は、もう Char も 60歳ってことでいつまで広島に来てくれるかわからないので購入←逆に失礼なヤツ(^^;

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いや、実際、加齢のせいなのか、単純に喉の調子が悪いのかわからないんだけど、歌の途中で声が途切れてしまったり、高音が出づらいような場面が何度かあったんだよな。
いつまでも元気にギターヒーローとして活躍して欲しいけど、やっぱ年齢的に、ベストな状況をキープするのもなかなか難しいんだろう。Char も、もう還暦だ。

一方、ギタープレイの方は、まだ全然衰えを感じさせない。
いや、実際、もし体調が悪かったのだとしたら、少し手を抜いたところもあったのかもしれないが、Char らしい、気負いなく簡単に弾いてるような、実に自然で流れるようなフレーズのギタープレイは健在だ。俺らの耳にはなんら衰えは感じられなかった。
最高!!

帰り道、友人や弟と、「指より先に喉に加齢の影響は出るのか?もう歌なしで、二時間延々ギターを弾くだけのライブでも俺ら構わんのにな」等と、随分と Char には失礼なことを語り合ったのだが、でも、Char は歌いたいんだろうな。ギターだけではなく。
「だとしたら、タバコは止めた方がいいよね」と、ヘビースモーカー(俺に至ってはチェーンスモーカー)からの禁煙に成功した実績を持つ我々三人は、ステージに出てくる時もタバコをプカプカ吸っていた Char の身を案ずるのであった。←これも Char には余計なお世話(笑)

ところで、ライブに来ているファン層の年齢の高さのせいか、もうライブも終盤を迎えるという時になっても誰も立たないのである。かなり盛り上がっているのに・・・だ。
俺とてっしゃんは立ちたくてうずうずしていたのだが、俺らの前(俺らは前から 5列目の Char の真正面の席だった)は誰も立たないので、何か俺らだけ立つのもなあ・・・後ろの席の人に(俺らより大柄で、かつ熱烈な Char ファンのおっさんグループだった)「おい、見えんぞ、こら」とか言われても嫌だしなあ・・・と躊躇していたのだ。

しかし、ついに俺らの斜め前(2列め 17番あたりの席の人)が立ち上がった!!
しかも一人で!!おっさんが一人で!!
ああ、これで周りの人も付き合って立ち上がっていくだろう・・・と思ったが、誰も立たない!?(実際は、俺らよりずっと後ろの壁際の人たちはすでに立ち上がっていた。しかし、前から 10列目くらいまでの人は誰も立たないのだ。

「ああ、おっさん、がんばって!俺もすぐに後を追うから!!負けずにがんばって!!」と俺とてっしゃんは無言でおっさんにエールを送る。
おっさんは一人だけ立ったまま、2曲ほどを乗り切った。男だ!いや、漢だ!!
もう、俺らも座っていることなんかできない。そんなおっさんの姿を見て、まだ自分に嘘をついて座っていることができるとしたら、そんなヤツは糞だ。人の形をした糞だ。さあ、俺たちも立ち上がるのだ!!

そして、ついに俺とてっしゃんは立ち上がった!!立ち上がって、Char の演奏に拳を突き上げ反応する!
しかし、怖い。後ろの人が怒っていないか怖い・・・(^^;

恐る恐る振り返ると、俺とてっしゃんの後ろのおっさんも立ち上がっていた(笑)
このおっさんたちも立ち上がるタイミングを図っていたのだろう。そこに目の前の俺らが立ち上がったのでついにそれに続いたのだ。

「どうだい!俺たちもやってきたぜ!君の頂きに!」そう思いながら俺は 2列め17番のおっさんに熱い視線を送った。おっさんは俺らの方を一度も振り返ることなく、うっとりした目で Char のプレイを観続けていたのであった。おい。

まあ、でも、それからしばらくは俺らの一帯だけが立った状態だったんだけど、熱が広がるようにスタンディングの輪は拡大していき、定番の「Smoky」が演奏されるときには、会場の全員がスタンディング状態となっていた。
俺らが導いた可愛い子羊たちだ。俺とてっしゃんは満足気に互いの目を見て頷きあったのであった(笑)

ということで、今回も 3時間近い Char のライブを堪能したのでありました。

最後に、花束やプレゼントを Char に渡すファンの姿が。
プレゼントの品の中にはタバコ1カートンも。いやいや、Char にタバコ吸わせちゃいかんって(笑)
4/24(日)に、宇品の BLUE LIVE HIROSHIMA であった SCANDAL のライブに行ってきた。
そんなファンというわけではないんだけど、まあ、ギャルバン好きとしてその代表格の SCANDAL の生ライブを一度くらいはチェックしとかないとな!・・・という感じで(笑)

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多分、整理券の通りに並んでたら会場の真ん中あたりだったと思うんだけど、そんなに前で見たいとも思わなかったし、当日車のヒューズが切れて、途中コーナンでヒューズ買って自分で交換してたら会場に着いたのが開演 5分前だったもんで、最後尾での観覧となった・・・はずだったんだけど、会場のスタッフが「まだ前の方にスペースありますよお」とか言ってたので素直に一番端っこの通路を前に行ってみると、ちょうど前から会場の 1/3 ほどのところに少し空きがあった。
まあ、俺が入ったことでぎゅうぎゅうになったので、横に居たアベックは迷惑そうな顔をしてたけど、別に無理やり割り込んだわけではなく、普通にスペースが空いてたところに、スタッフの言葉に従って入っただけだから、俺、何も悪くねえぞ(笑)

ちなみにこの場所、会場の一番右側の端っこだったんだけど、ギターのマミとボーカル&ギターのハルナの姿がよく見えてなかなか良かった(笑)
トモミとリナの姿はあんま見れなかったけど(^^;

流石に会場は超満員。4/23,24 の 2days だったんだけど、どっちも SOLD OUT だって。流石の人気だなあ。
何年かぶりのライブハウスツアーだったらしいけど、素直にアリーナツアーにしときゃいいのに。これだけ集客力があるのなら。

で、ライブの感想だけど・・・正直、つまんなかった(^^;

いや、ライブ自体はファンクラブのメンバーを中心に(後述するがこれが問題(^^;)大盛り上がりだったんだけど、「SCANDAL ?ああ、わりと好きっすよ」レベルの俺からすると、SCANDAL の姿が見れるだけで単純に嬉しいわけではないし、やっぱ「ファンじゃなくても乗れるような、音楽的にちゃんとしたレベルの公演が見たい」わけで、そういう意味では今ひとつの内容だった。

箇条書きにすると、

  • 演奏が一辺倒。アレンジが単純というか、ギターはじゃかじゃかストロークするばかりだし飽きてくる。
  • PAがどういうつもりなのかわかんないけど、ギターソロの時もギターの音が上がらん。よく聞こえん。楽器の悪平等という感じ。
  • ライブの始まりから終わりまでを通した構成を考えてる?何か、一曲一曲ぶつ切れで演奏してて乗れない。「次の曲は◯◯です」(演奏)「サンキュー」の繰り返し。

てな感じで、とにかく「ライブ全体を通しての演出」をする気がまったく無いように見える。なんか、アマチュアバンドのライブを見ているみたい。あ、演奏が下手といかいう話ではなく、ライブ構成の話として。一曲ごとにメンバーの MC が入る感じで、音楽を「聴きに来ている」ファン向けというより、SCANDAL を「見に来た」ファン向けってライブ。ああ、アイドルのコンサートってこういう感じなのかな?

確かにバンドのライブというより、アイドルコンサート、うん、そうなんだな。

ほら、バンドのライブって、こう、演奏を聴いてて自然に盛り上がってきて、ジャンプしたり、拳を突き上げたりってなってくるじゃん。でも、SCANDAL のライブって、ファンクラブを通して指示があるのか、ある曲の時には全員でタオルをぐるぐる振ったり、ある曲の時には独特の手拍子をしたり、そんな風に客の応援の仕方が決められているのだ。いかにもアイドルのコンサートだよなあ(笑)

あと、アイドルっぽいと言えば、ファンクラブのメンバーたちの悪乗りがなあ・・・(^^;
アンコールの時のコールが独特で、手拍子の間隔を段々早くしていくってのは普通のバンドのアンコールでもやることはあるが、一番早くなったところでファンクラブの代表のような男が「おーーー!まだまだ!」とか叫んで、そこから再び手拍子が始まるみたいな、「え?これ何?」と俺なんかは引いてしまうような行動をしてた。
どうも、広島のファンクラブ独特なコールみたいで、SCANDAL のメンバーも若干引き気味で「普通のコールでいいから」とか言っていた(^^;

ということで、「バンドのライブ」を観に行くつもりで参加するとちょっと面食らってしまうような、そんなライブでした。

アンコールは 2曲やってくれたんだけど、なんかもうお腹いっぱいだったので、2曲めが始まると同時に会場をあとにしましたよ(^^;

そうそう。なんかメンバーの格好が、LOHAS 指向なだらーっとしたロングスカートな服だったりして、ミニスカで「けいおん!」の曲なんかを演奏していた頃と比べると随分アーティストっぽい見た目になってて、それは彼女たちが向かおうとしている方向性を具現化したものなんだろうけど、ファンの意識はあの頃のままのようで、なんだろう、こういうことを言うと怒るファンがいそうだけど、彼女たちが向かいたい方向と、ファンが望む方向が既に乖離し始めてるんじゃないだろうか。
ライブの盛り上がりを第三者的な視点で見ていた俺には、それが原因でハルナが「ファンの声援」に相当苛ついていたように見えたんだけど。

コアなファンクラブメンバーの存在が、彼女たちの未来への芽を摘んでいるようにも見えたライブだったなあ。

前にも書いたけど、ギャルバン好きの俺の今の一推しは Chu's day. ですが、一推しの女子ギタリストは LoVendoR の魚住有希ねえさんです。

格好良いなあ。

イントロと間奏の、低音部を使ったフレーズが良いよねえ。

Chu's day. も LoVendoR も早く広島でライブやってくれんかなあ。マジで。

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