音楽: 2018年10月アーカイブ

山本恭司のライブに行ってきた。

周南市(徳山)の「ライブハウス 卓」であった『山本恭司 弾き語り・弾きまくりギター三昧 in 山口』である。

20181013_taku.JPGあの日本を代表するギタリスト・山本恭司が、一人でギターを弾きまくる、まあ、タイトルどおりのライブであった。

第一部はアコースティック編。
古くからのファンはもう皆いい歳になって、立ってるだけで膝にきてしまう人も多いので(笑)、いや、多分だけど(^^;、会場内に大きなテーブルが 3つと、あと椅子が客の数だけ用意されていた。
観客数は 30人強くらいかなあ。山本恭司のライブとしてはちょっと(というか、大分)少ないよなあ。それでも小さなライブハウスはいっぱいになっていた。

ところで、俺は BOW WOW(VOW WOW)はあんまり聞いてないんだけど、1980年に発表された山本恭司の第一弾ソロアルバム「Horizon」が大好きである。高校生の時、友人がレコードを買ったのを借りたんだけど、一発聴いて虜になった。2007年に復刻版が CD でリリースされたのだが、もちろんすぐに購入した。

ただ、そのアルバムで何曲か山本自身がボーカルをとっているのだが、正直、「ボーカルは専門の人を雇えばよかったのに」と思っていた。山本の歌を少し不安定に感じていたのだ。
そのため、俺の中では「山本恭司はあんまり歌が上手くない」というイメージが形成されていたのだが・・・

ごめんなさい。むっちゃ歌、上手かったです(笑)
声量もピッチも、もうばっちりで、驚くやら感動するやら(笑)

そして、ちょっと休憩をとって第二部のエレキギター編の開始。
もうね、ほんとに弾きまくりよ。
ほんの数メートル前で、あの山本恭司があらゆるテクニックを使ってギター弾きまくってんの。どんな天国?ここ(笑)

途中、「ギターをプレイすることの素晴らしさを、改めてみんなに知ってほしい」みたいな話から、なんと山本恭司が客席に降りてきて(まさに降臨!!)、皆の目の前でギタープレイを披露してくれるというとんでもない贅沢なひと時が(笑)
もうね、皆、かぶりつきですよ。
眼の前に立って山本恭司がギターを弾いてるのに、誰も山本恭司を見てないの(笑)皆、ひたすら指よ、指。ほんとに食い入るようにジーっと指みてるの。
その姿、どっかで見たことあるなあと思ったら、あれだ、温泉街のストリップ小屋で、おっさんたちがM字開脚した踊り子の股間に熱い視線を送る、あの姿そっくりですわ(笑)身を乗り出して、一点をじーっと凝視(笑)
ただ見ているのは、ハンバーガーみたいな女性器ではなく、山本恭司の白い指だけど(笑)

あまりに皆がネックの上で妖しく動き回る山本恭司の指に熱視線を送るもんだから、「左手ばかりみてないで、右手もみて!右手がいい仕事してるから!」とか山本恭司も叫び、カオスであった(笑)楽しかったぁ。

いや、ほんとに、むっちゃアットホームで楽しい 3時間であった(マジ、18:30から 21:30まで、途中休憩があったけどみっちりギターを弾きまくってくれました)。

最後に、最新のアルバム"VOICE OF THE WIND"を買って、サインしてもらって握手してもらって「聴きにきてくれてありがとね」と声をかけてもらって〆。

いや、ほんと、あの山本恭司とこんなに近い距離で演奏を聞き、話をできるなんて。

「ライブハウス 卓」でのライブは今年で 6年目だそうだ。来年もまた来てくれたら、ぜひ行きたいなあ。

今年の地元の盆踊り大会は散々だった(^^;
今年は長年放送係をされていたNサキさんが休みで、去年から放送係になった俺が一人で作業をしないといけなかったのである。

いや、ほんと、散々だった(^^;
「周東音頭」「祖生小唄」「ふるさと音頭」など、音源が全てテープなのである。

アンプ内蔵のデッキでテープを再生しつつ(これが本当に放送専用機器って感じで、再生機能しかない)、その間に別の(個人の持ち物を借りたもの)ラジカセで再生の終わったテープを巻き戻すということを繰り返す。

まず、問題は 2点。

    • テープの裏表で違う曲が入っているものもあり、機械に不慣れなのでどっちが再生されるか、かけてみるまでわからない(^^;
    • 同じ曲の入ったテープが複数本あり、テープによって非常に音質の悪いものがある(^^;

しかも、本番直前に巻き戻し用のラジカセが電池切れ
ラジカセの持ち主の人も太鼓を叩かないといけないのでいまさら自宅までAC電源コードを取りに帰る時間もないということで、なんと久しぶりに「カセットの穴に鉛筆を突っ込んで人力でテープを巻き戻す」なんてことをやったよ(^^;

実は去年、Nサキさんに「いつまでテープが保つかわからないので、CDに焼きませんか?曲もかけ易いし」と提案したのだが、「僕はテープとこの機械じゃないとようわからんよ」と言われたので実施しなかったのだ。
しかーし、やっぱNサキさんでないと、テープを使った神業的進行は無理(^^;
今年のように、別の人間がやるとなったら混乱は必至(^^;;;
ということで、来年に向けて音源をデジタル化します!と宣言し、盆踊り終了後にテープをそのまま持って帰ったのである。

・・・が、我が家には既にカセットテープを再生できるものがなかった(^^;

ええ、ええ。Amazon で買いましたよ、カセットプレーヤー(笑)
俺の持っていたカセットテープは、十数年前に皆捨ててしまったので、この盆踊り曲のデジタル化以外、カセットプレーヤーを使うことも無いからと、一番安いものを選択。
それが、「Tonor カセットテープ プレーヤー(TN120398)」である。2,000円だった。(同じ製品が(OEMなんよね、これ)、他のメーカーでは 1,990円と 10円安かったが、検索したとき一番最初に出てきた Tonor 名義のものを購入)

デジタルデータ化(MP3へのエンコード等)は USB 接続した PC で行う。
こいつの上位機種(つっても 3,000円とか(笑))は自分だけで MP3エンコード&USB メモリへの保存ができるのだが、こいつはただ再生するだけの代物である。

20181011_tape.JPGで、安いだけあって作りはちゃちぃ。プラスチック製の蓋なんてぺらぺらですぐ割れそう(^^; ボタン類も耐久性なさそう(^^; 音も悪いなあ。再生してなくてもノイズしてるし(笑)
Amazon のレビューみると、★5 か★1 かの意見しかない。
★5 はさすがに関係者だろう。中国人が無理やり日本語で書いたようなレビューもあるし。
だけど、★1 もなんかレビュー的にはいまいち。2,000円のプレーヤーに高い音質を求めたり、初期不良に怒りまくっていたり。そんなん、軽トラ買って、「時速 180km/h 出ないのはけしからん」と言うてるのと一緒。

しょせん、ラッパ型の屋外用スピーカーで大音量で流す目的の音源。少々ノイズがあってもかまわんし。
それに、俺も最初 PC 側のソフトにこいつがオーディオプレーヤーとして認識されずに「まさか初期不良?」とか悩んだがちゃんと解決した。
俺なら、★2 か★3 つけるわ。そんな感じのデバイス。

さて、実際の設定とかは、別のエントリーで書こうかね。

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