お店: 2018年4月アーカイブ

横川の「星のみち商店街」に「広島串かつ わいず」という串揚げ屋がある。
俺がその店を訪ねたのは 8年ほど前だ。確か、開店してからそんなに日は経ってなかったんじゃないかと思う。

で、当時の俺は「店主が酒好きではない店」には厳しくて、「わいず」も置いてあった酒の品揃えから「呑み屋じゃサワー飲んでワイワイ騒いでるだけの、竹に入った冷酒が出てきたら『うまい』とか言っちゃうような、そういう根本的に酒が好きじゃない、酒なんて酔えればいいっしょ?って考えのオーナーなんだろうな」と判断して、ブログにも厳しいこと書いてた(笑)

串揚げの出来はいまひとつ(ちゃんと揚がってない)、酒は糞みたいに安い酒しか置いていないとけちょんけちょん。
まあ、正直。「この店も長くはもたんな・・・」と思ってたし(^^;

が、「わいず」は生き残っていた。

20180216_wize.JPG
もう先々月の話だけど、ちょっとお客さんと呑む約束の時間まで空いちゃって。だから俺は時間つぶしに 8年ぶりに「わいず」を訪ねたのである。

そして、あの日と同じ「わいずセット」880円也を注文。8年前より、80円だけ値上がりしている。
串の内容は多分変わってない。店お勧めの 5本、「カツ」「牛」「えび」「なす」「いか」である。
飲み物は 450円までなら何でもいいということだったので、「黒霧島」のお湯割を。

8年前に低評価であった理由のひとつが「良い麦焼酎を置いていない」であったが、今の俺は「こういう店で良い麦焼酎を呑もうなんて思うのが間違い」とわかっている。
安い店で呑むなら芋焼酎に限る。糞安い麦焼酎はまるでメチルアルコールみたいで飲めたもんじゃない。芋にしとけ、芋に。

まあ、今でも「立ち呑み屋(安い店)だからって、酒はなんでもいいわけじゃない」とは思ってるけど。しかし、少なくとも、「良い麦焼酎がない」なんて怒っちゃいけない。黙って「安い芋焼酎」を飲めばいいのだ。

「わいず」の串揚げ、美味かった。8年前に感じたような不満は無い。大将の腕も上がったのだろう。具材はチープだけど(笑)

ま、チープさもこういう店の魅力である。

俺も、齢50歳を超えて大人になったということだ(笑)
横川駅前の「シティホーム横川駅前センター」のすぐ右隣の店。以前、ブログに書いたこともある「立ち飲み さいらい」がリニューアルして復活していた。

20180417_sairai1.JPG1月下旬に開店したばかりなのに、3月の途中から店閉めちゃって、ああ、つぶれたんだなあと思ってたら(^^;リニューアルしてたのね(笑)

電車の時間まで 30分ばかりあったので、小腹も空いたし、ちょっと試しに寄ってみたのである。

以前は「立ち飲み さいらい」だったが、このリニューアルで「居酒屋 さいらい」と名乗るようにしたみたいだ。
確かに、一階はカウンターの前に椅子が置かれ、立ち呑みではなくなっている。
それに合わせて(か、どうか知らんが)、350円だった生ビールが 500円オーバーになってる。
高っ!!超零細企業社長には、高くて呑めんわ、生ビール(^^;
もう、「安価にお手軽に楽しめる立ち呑みの世界」からは足を洗ったのか?確かに料理も「やきそば」とか「もやし炒め」とか「チゲ鍋」とか、なんかガッツリ食事にできるようなものが大半になってるなあ。

「通勤コースにある立ち呑み屋で軽く一人酒」を愛する通勤マンとしては寂しい話だ。

本当に、普通の「居酒屋」になってしまったようで、カウンターに座ると付き出しの小鉢が出てきた。
この日は「角ハイボール」390円と「もやし炒め」380円をやったところで電車の時間となったのでお暇したのだが、御代は 1,160円也。てことは付き出しで 390円か。
立ち呑み屋はお通しを出したり、チャージ料を取ったりってことはないので、やはり完全に「普通の居酒屋」としてやっていくつもりのようだ。寂しい(^^;

ま、でも、日本酒が、以前より充実していたのはよかったね。
熱燗・ひや用に「大関」「賀茂泉」「賀茂鶴」「美和桜」の四種。冷酒用に「西条鶴」「八幡川」「亀齢」「雨後の月」の四種を置いている。

20180417_sairai2.JPGなんだ、そんなもんか・・・なんて言わないで(^^;
だって、ここ。オープン当初はメニューに「日本酒」ってカテゴリすらなくて、頼めば「大関」か「賀茂鶴」が出てくるって店だったのよ。それから考えたら、むっちゃ充実してんじゃん(笑)

さてさて、しかしこの店に足を運ぶシチュエーションが難しいな(^^;
正直、「軽く呑んでいく」立ち呑み屋的利用はできないし(390円の付き出しが出てくるんじゃな(^^; しかも生ビールが 500円オーバーだし(^^;)、かと言って他の居酒屋と比べてなにかメニューに特徴があるわけでもなく、メニュー数が多いとかそんなこともなく、まあ、俺は「納豆おむれつ」が気になっているのでもう一回は行こうと思うが、さて、どういう人がこの店を訪ねるのか?
店がターゲットにしているユーザー層が全然わからんなあ。

ま、何にせよ、生ビールが高い!!(^^;

「一番一竜」はイマイチなラーメン屋だったので、本当にスペインバル的な店が出来るのなら大歓迎!!・・・と思ってたんだけど・・・

開店翌日にさっそく行ってみたんだけど、まったくダメやね、「横川バル peperone」(^^;

これ、「一番一竜」と同じ経営者なんじゃねえの?(^^;
飲み屋のなんたるかがまるでわかってないわ。多分、「金粉入りの日本酒」を好むような、下品な嗜好の下衆なおっさん。でも、押しだけは強いんで飲食業で一応の成功はした・・・みたいなヤツが企画する店の雰囲気がぷんぷんやね。センスがない。

どうも、「peperone」自体は昔から横川にあった洋風居酒屋みたいだけど、それを「木木山」(安かろう不味かろうな居酒屋)の経営者が買い取って今の場所に開いた・・・って感じなんかな?そのへんの事情に詳しい人は是非ご教授を(笑)

20180329_yokogawabar1.JPG
店に入って最初に注文したのが「ソーセージのプランチャ」650円と生ビール。
一応、「プランチャ」(スペインの鉄板焼きの意味)って言葉を使っているあたりはスペインバルを意識はしているんだろうけど、店の作りも(仕切りの位置とかを変えてるけど)ほぼ「一番一竜」のまま。そのため、ラーメン屋だと間違えて入る人もいるのだろう、最初に店員から「ラーメン屋ではなくなった」という説明受けたわ(笑)
まったく「スペインバル」の雰囲気は無し。
下品なオーナーが「それっぽくしとけばええんや。金かけんなよ」って指示した結果、「それっぽく」もなってない失敗例って感じ(笑)

「ソーセージのプランチャ」も、普通に市販のソーセージを焼いただけの、立ち呑み屋なら同じ内容のものが 380円で出てきて、さらにソッチのほうが美味いって感じの代物でした。
まあ、ソーセージにつけるピリ辛のケチャップみたいなのは良かったけど。

晩飯も済ませたかったので、その後「いろいろキノコのスパゲッティ」780円也を注文。
これも、「いろいろキノコ」というわりにはブナシメジばかりが目立ち、ソースもやたら塩っぱいばかりで、うーん、これで 760円ねえ。
まあ、茹で具合はちゃんとアルデンテだったのが唯一褒められるところか(笑)

酒の種類も「激安居酒屋」程度の品揃え。わざわざこの店に入る「理由」が何も見つけられない(^^;

ま、「横川バル」なんて名前に期待して入ったら、相当がっかりする店ですな。長くはもたんでしょう。

このアーカイブについて

このページには、2018年4月以降に書かれたブログ記事のうちお店カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはお店: 2018年3月です。

次のアーカイブはお店: 2018年6月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


2020年1月: 月別アーカイブ

月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら