お仕事: 2017年1月アーカイブ

Facebook フレンドが「音声で命令するTV」のことが出てくる記事をシェアされてて、そのこととはちょっとずれるんだけど、「人前での音声操作」を「抵抗感があるヤツは古いヤツ」みたいに言う人、つまり自分の「オピニオンリーダー」気質の異常性を忘れている人に意見しとこう(笑)

Google Glass の話の時にもあったが、例えば俺が「街なかで音声でメガネに命令とか出来るかよ、恥ずかしい」とか言ったら「それは感覚が古い。」とか言うヤツがいたわけよ。

いやいやいや、それ「恥ずかしいと思わないお前の方が異常だから」と教えてあげるんだけど、聴く耳持ってくれんね(笑)

オピニオンリーダー、あるいはアーリーマジョリティの感覚を「普通」みたいに言われるとねえ・・・(^^;
例えば目の不自由な人が Google Glass に音声で指示をしていれば、それは「不自然だけど許容しなくてはいけない」事柄。それを許容したから「もう、社会では普通のことになった」と片付けられてもねえ。
それは非常に「特殊な例」にすぎないのに。

そりゃ、お前は新しい機能を使うためには人前で「八丁堀 吉島行き バス停」みたいにブツブツ言えるんだろうけど、その感覚は「異常」だから。平気でそういうこと出来るヤツ、「一般的」じゃないから(笑)

普通の人は人前でブツブツ言うの、違和感ありまくりだからね。それを「感覚が古い」とか「保守的」とか「新しいものを学ぼうという姿勢にかける」とか、そういう風に言うてごまかしちゃうから駄目なのよ。
はっきり言って、「人前で音声でデバイス操作を行うことは全然恥ずかしくない」という人はそこ止まりだからね。技術者としては却って問題があるわ(笑)

「新しいものを勉強したくてオピニオンリーダーとして新しいものに飛びつく」のは正しいと思うが、そこで自分が「単なるオピニオンリーダー気質」であることを忘れ、周りの人がその商品を否定するから「わかってない」「感覚が古い」と他人を批判し、自己肯定するしかなくなるのよ。
お前が非難している「古い人」の感覚こそがまともで、お前が実は「イノベーターではなく単なる異常者」という事実を冷静に認めることが出来るか否か・・・ここが肝要。

「自分は異常者。他の一般の人に使ってもらうには」という感覚を、技術者やそれを記事にする記者などにはちゃんと持っておいてほしいね。

そこから次のステップへの扉が開くわけだから。

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