プログラミング: 2019年4月アーカイブ

Windows 7 Home + MS Aceess 2003 というレガシーな環境で、新元号「令和」対応をしないといけないんだけど、VB モジュールで

Format("令和01年05月01日", "yyyy/mm/dd")

こんな風に Format 関数の結果をセットしてみても、2019/05/01 が返ってこない(Null になる)。

Windows の開発環境に詳しい方に聞いてみると、サポートの切れている MS Access 2003 でも、Format 関数は OS のレジストリを見るので、 OS がサポートされていれば大丈夫。ただし、まだ「令和」関係の Windows Update は提供されていないとのことだった。

そうか、もう「令和」関係の Update は出てて、Office 2003 系はサポート外だから駄目って話なのかと思ってた。
そうか、そうか、まだ Update が出てないだけなのね。

「とりあえず手動でレジストリに令和の情報を登録すれば正しく Format 関数も動きますよ」ということだったので、ググってみると、


こういうページがあった。

その中に書いてあるとおり、コマンドプロンプト画面で、

REG ADD HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese\Eras /v "2019 05 01" /t REG_SZ /d "令和_令_Reiwa_R"

を実行。「この操作を正しく終了しました。」のメッセージを確認後、念の為 MS Access 2003 の画面を再起動。
見事、Format("令和01年05月01日", "yyyy/mm/dd") で 2019/05/01 が返ってくることを確認した。
子供のプログラミング教育教材として注目を集めている Scratch。
Ver2.0 は Adobe Air で動いていたが(Action Script で書かれてたのかね?)、Ver3.0 が2019年1月3日に出て、Adobe とはおさらばしたようだ。一時期、仕事で Air アプリを作っていた俺としては寂しい限りである。ま、時代の流れだから仕方ないか(^^;

あ、Scratch の話ね。

どうもこの手の「設定・処理ブロックを組み合わせて視覚的にプログラムを作る」的なものはあまり好きではないというか、別に子供でも、最初からコード書かせろや!が俺の信条だったんだけど、これ、今日初めて触ってみたけど、面白いね。てか、よく出来てるね。

さすが米国マサチューセッツ工科大学製(正確には、MITメディアラボ製)。

PC(Win or Mac)にインストールして使うこともできるし、オンライン上(Webサービス)で使うこともできる。
Web 上で作ったプログラムもローカルに保存できるので、まずはオンラインで試してみればいいだろう。


このサイトにクセスして、左上の「作る」のリンクをクリックすればエディタが起動する。

20190412_Scratch.jpg

あとは、動かしたいもの(スプライトと呼ばれる。まあ、オブジェクトよね)を選択して、左の「コード」タブの中のブロック(「◯歩動かす」とか「◯回繰り返す」など様々なものがある)を組み合わせてプログラムを組んでいく。
例えば、「◯回繰り返す」というループ命令などは、ループする処理を囲むように自動で設置されるので、見た目にもわかりやすい。
なるほど、こうしてプログラムの構造を覚えていけるのだな。

とりあえず、「緑の旗を押したら大きな円を書きながら一周する」という処理を作ってみる。
ブロック 4個で完成だ。
へぇ〜。これ、素人の大人がプログラムを学んでいくのにも良さげやね。なんか、今まで敬遠しててごめんなさいって感じだな。

娘が興味を持てば教えてやんだけど、うーん、興味持ちそうにないな(^^; 次男坊が小学生のときにこれがあれば(てか、あったんだけど(笑))、けっこうのめり込んで遊んだ気がするなあ(笑)

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