UNIXやLinux: 2011年6月アーカイブ

まあ、Apache 2.2 以降で、Tomcat5 と連携するなら、mod_proxy_ajp を使え~という話なんだけど、Web上で設定方法をググると、大概、httpd.conf に

LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
LoadModule proxy_ajp_module modules/mod_proxy_ajp.so

を追加せよ(あるいは、コメントを外す)と書いてある。
これは、自分でソースから --enable-proxy --enable-proxy-ajp というコンフィグオプションつけて make すれば自動的に httpd.conf に追加されているので、その場合、何もすることはない。

ソースから make ではなく、各 OS 用に用意されているパッケージ(rpmとか)を使う場合は色々なケースがあるのでご注意を。

例えば CentOS で、パッケージで Apache と Tomcat を入れた時も自動的に Tomcat 連携する形で Apache は作られる。

しかし、この時、httpd.conf には

LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so

の記述はあるが、

LoadModule proxy_ajp_module modules/mod_proxy_ajp.so

はない。

だからといって、mod_proxy_ajp.so のロード設定行を手動で追加すると、Apache 起動時に、

[warn] module proxy_ajp_module is already loaded, skipping

と、警告される。

実際のところ、あらゆる Apache の設定ファイルに mod_proxy_ajp.so の記述は見つからない。なのに already loaded なのか。なんで?どこでロード指定してるんやろ?

やっぱ、初心者はパッケージ使わずソースから make するべきだな。
もう!
富士通の ServerView の Quick Install で Red Hat Enterprise Linux をインストールしたら、ディフォルトで root partiton を 20GB しか取ってねえんでやんの。146GBのディスクなのによ!もうっ!

はいはい、ちゃんとインストール中にチェックしなかった俺が悪いのよ。

しかし、いまどき、20GBでパーティション切る意味って何?

確かに、昔のマシンでは、あんまりひとつの領域を大きくとると、バックアップが大変だとか、障害が発生した時の初期化&リストアに時間かかっちゃうとか、なるべくきちんと必要最小限のサイズでパーティション分けをする意味があったのだが、いまどき、20GBなんて中途半端なサイズでパーティション切る意味なんかないやろ?
どういう意味があるんか、ちょっと説明してみいや!まったく。

レスキューモードで立ち上げてパーティションサイズ変更とか面倒臭すぎるので、素直に再インストールしますよ。

あ~あ、今日も最終(電車)かよ!
まったく、ServerView は糞だ!
富士通の ServerView Suite というのが実にイケてないサーバ管理システムで、先に Red Hat Enterprise Linux 5.5 を入れて、後追いでセットアップする方法がわかんない・・・というか、マニュアルのどこかに書いてあるかもしれんけど、何十という PDF のどこに書いてあるか不明(ま、推奨したくないんだろ)という状況で、調べるだけ時間の無駄なので、もう一度 ServerView Suite の Quick Install 機能を使って OS からインストールし直した。

ああ、面倒くせえ。

で、OS インストール後、rhn_register を実行したら、

"入力されたインストール番号は有効ですが、すでにアクティブになっていてサブスクリプションは企業/組織内のシステムですでに使用されているか、このシステムの使用には適していません。"

ってエラーが。
ま、そりゃそうだよね。
前回のインストール時に登録しちゃってるもんね・・・ってことで、RHN サイトにログインして、登録しているシステムのエンタイトルメントを外したり、それでも駄目だったのでシステムそのものを削除してみたのだが駄目。

またも、メールでの Red Hat 社への問い合わせと相成ったのである。

で、またも神対応で、午後には Red Hat Customer Service のユキちゃん(うしじまいい肉っぽい女子を想像)から返信があった。相変わらず対応が早い!

・・・が、書いてある内容は「一旦、登録しているシステムを消してみんさい」というものだった。

20110614_RHN.jpg

だから、それはやったっちゅうねん!

でも、ま、せっかくユキちゃん(うしじまいい肉似)が教えてくれてるんだからと、もう一度 rhn_register を実行したら・・・いけたがな(^^;;;;

あれ~?

いや、実は2システム登録していて、質問をした時は1つのシステムだけ削除してたんだけど、俺、消すシステム間違ってたのかもしれん(^^;;;
その後、もう一つのシステムも(こっちも再インストールするので)RHN 上から削除したんだけど、俺、プロダクトIDをテレコにしてたんかもしれん(^^;
消すシステムを間違っていたと(^^;;;;

ま、そういうことで、RHEL を再インストールする時は、RHN からも一旦システムを削除しようね!それから rhn_register を実行!

どうにもこうにも RHEL5 の rhn_register がメチャクチャ不安定な件」の続き。

アクティベート後に rhn_register を実行しても落ちちゃう件ね。

で、結論から言うと、その原因は Red Hat Network のサーバ異常であった。

最初、メールで問い合わせたのだが、翌日の午前中には回答のメールが返ってきた。
これにはびっくり。迅速な対応じゃねえの。
んが、内容は FAQ に載っているのと一緒。「サーバ(xmlrpc.rhn.redhat.com)に ping が通るか?」「上記サイトに、443 ポート指定で telnet 接続可能か?」の二点をまずは調べろというものだった。う~ん。

それはとうの昔に調べてるので、このメールに記載されていたテクニカルサポートに仕方無く電話した。
どうせつながらないのだろう・・・と諦め気分で。

そしたら、即つながったのだ。待ち無しでサポートへ。
何ということだ。さすが Red Hat だ。Microsoft や SoftBank BB とは違うな(笑)
ちょっと頼りなげな若い兄ちゃんが出てきたのだが、エラーメッセージを告げると、即回答が。

「すみません。夕べは RHN のサーバが不調で、何度か落ちていまして・・・」

そんなことだろうと思ったよ。

HTTPS redirected to HTTP is not supported ってエラーが出てるのは、rhn_register は HTTP 通信を許してないのに、サーバ接続した再に HTTP のエラー画面にリダイレクトしようとしているためだろうと。
なるほどね。

「多分、今、もう一度やってもらったら正常にいくと思うんですが・・・」って話だったので、電話を切った後にもう一度やってみたら、確かに何の問題もなくすんなりと・・・

なんだよ、障害発生してたんなら、RHN のサイトとかにすぐ報告載せてくれりゃいいのに。そしたら、夕べの対応で無駄な数時間を使わずにすんだのに・・・と腹立たしい思いもなくはなかったが、あまりにサポートがすんなりつながったので、その怒りも霧散した。

やっぱ、サポートにどんだけちゃんと金と人を割いてるかは企業イメージにとって重要!
孫さんも少しは考えたら?最悪と言われる SoftBank BB のサポートとかどうにかしろよ。(^^;

いやあ、その点、Red Hat はほんま立派だわ。

20110602_rhel_install.JPG何年かぶりに RedHat のインストールをしてる。
Red Hat Enterprise Linux Server release 5.5 だ。もう、5.5 になってたんだね。

まあ、日頃、CentOS のインストールを腐るほどしてるので、RHEL だからって何も変わらないんだけど(途中、プロダクトIDの入力画面がひとつ多いくらいでね)、いざ、yum でパッケージのアップデートをしようとしたら、「商用 OS」の弊害にもろぶつかってしまった。(^^;

RHN(Red Hat Network)へのシステム登録が済まないと、yum が

This system is not registered with RHN.
RHN support will be disabled.

って文句言って動かないのよ。(^^;

まあ、そういうことで、面倒臭いサブスクリプションの手続きをちゃんとやって、アクティベートも済ませ、早速 rhn_register を実行すると・・・

# rhn_register
エラーが発生しました:
rhn.rpclib.InvalidRedirectionError
詳細については、/var/log/up2date を参照してください

・・・エラーだよ。
ログ見てみたら、

  File "/usr/lib/python2.4/site-packages/rhn/rpclib.py", line 396, in _request
    raise InvalidRedirectionError(
rhn.rpclib.InvalidRedirectionError: HTTPS redirected to HTTP is not supported

だって。何か、HTTPS 通信がうまく出来ない的なメッセージですな。
実際のところ、このサーバから HTTPS 通信は全然問題なく行えている。

こっちのサーバの設定がどうこうという問題ではなく、これ、RedHat の受け側のサーバの問題じゃね?

つーのが、rhn_register も落ちるところがまちまちなのよ。
最初の画面で落ちることもあれば、ID/PW の入力まで進んで落ちたり、不安定な感じ。
本当に、HTTPS のポートが開いてないとか、そういう問題であれば、毎回最初のページで落ちるはずじゃけえね。

実際、Web ブラウザで RHN のサイトにアクセスすると、やたら Service Temporarily Unavailable なエラーが発生するし。少し時間を置いて再接続すれば、つながったりつながらなかったり・・・

なんなん!RedHat!
つーか、何も今更 RHEL なんか選ばなくてもよかろうに。何で CentOS にせんのんかいなあ。ま、サーバが富士通製なので、富士通に「CentOS は保証できません」とか言われたんだろうけど・・・

つーことで、RedHat のサポートに苦情のメール出しておいたけど、さて、どうなることやら。(今日には 1台設定終わらせるつもりだったのに(^^;)

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