狩猟: 2018年2月アーカイブ

一週間ほど家の裏の軒先にぶら下げて熟成させていたカルガモを解体した。
もちろん食うために。

自分で捌くのは初めてである。
まず、羽を毟るが、その多さに驚く。毟った毛をダンボールに投げ込んでいってたら、すぐに一杯になってしまった。

20180219_karugamo.jpg
しかし、毛を毟るの、むっちゃ面倒。
なんか、その辺を歩いている変態に、「女子高生の脇毛を毟っているような感じで楽しめるで」とか声をかけて全部やらせたい。まあ、そんなキツいレベルの変態、その辺を歩いてないんだけど(笑)

羽を全部毟ると、散弾がどこに当たったかわかる。
結局、右側の側面に 4粒の散弾が当たってた。3発も撃って、たった 4粒しか当たってないのか(^^; とほほ・・・

それから首と羽根と足を切断。
体全体に残った小さな羽毛は、庭先で藁を燃やし、その火に当てて焼き切る。

で、解体。
とりあえず、大きく四つのブロックに分けた。
内蔵は、肝臓と砂ズリ、心臓(?)だけ取り出した。

嫁さんは絶対食わないけど、息子たちは食うだろうなあ。これも舌の教育だ。ちょっと残しておこう。

俺の解体作業を見ていた娘は、「うわあ、グロい。スッポンの方が良かったね」とか言ってた。いやいや、お前以外の人間は全員スッポン解体の方がグロいって言うよ(笑)
まあ、こうして「軒先に吊るしてあった一羽の鴨をまるごと解体」を見せるのも教育ですよ、教育(笑)
鴨猟の猟期は 2/15で終わる。そこで、この三連休の 2日目。11日の日曜日に今シーズン最後の鴨猟に出かけた。
ま、今シーズン初でもあったんだけど(笑)

同行してくれるのは、俺の鴨猟の師匠・UさんA。なんで末尾にAって付いているかというと、他にもうひとり、同じ苗字の師匠・UさんBがいらっしゃるから。

ちょっ話がずれるけど、俺は人生40数年間、Uさんという知り合いは一人もいなかった。
それが、この3年ほどで、鴨猟の師匠が二人、時々鹿猟に誘ってくれる猟師仲間が一人、仕事仲間で、別プロジェクトに別れたあとも飲み友達でいてくれる人が一人と、一気に四人になった。これ、凄くない?
「モテ期」って言葉があるけど、さしづめ俺は「U期」だ。

あ、話を戻す(^^;;

で、(寒いのでのんびりスタートしようということで)9時に我が家の前で待ち合わせ。
まずは、近くの田んぼに降りたヒドリガモの群(20羽くらいいた)をエースハンター(エアライフル)で狙う。
ハズレ。ちょっと遠かったか(^^;;

次は、下祖生の島田川でカルガモをやはりエースハンターで。ハズレ(^^;;

何せ鴨猟ってやつは、一発外すと鴨が皆飛んで行っちゃうので、場所場所でチャンスは一回きりだ。というわけで即移動。
下祖生の島田川には何ヶ所かポイントがあるんだけど、どこにも鴨の姿見えず。

「もう空気銃は当たんないのでいや!散弾銃撃てるとこ行こう!」と米川の島田川まで移動したが鴨おらず(^^;;
しかし、ここでもう一人の鴨師匠・UさんBに遭遇。W(ダブル)Uさん体制で、俺に鴨を獲らせるべく熊毛のため池に移動。

昨年、コガモを半矢で逃してしまった因縁の池だ。昨年のブログでは「光市の某池」と書いているが、実際は熊毛のようである。

20180211_kamo.JPG
そして、そこで俺は、ついにカルガモをゲットした。

狙ってる途中、一度泳いでる姿を見失ったが、UさんAに「あそこ、あそこ」と教えてもらい再び銃口を泳ぐカルガモに向けることができた。
そして、俺の愛銃、ブローニング FNC-3 がついに火を吹いた。

結局、仕留めるまでに三発も撃ってしまった(^^;; なんか、獲物の前方に着弾するのよね(^^;;で、外側の一、二発だけが鴨に当たってる感じ。おかげで、あまり肉にダメージがなくて、大部分を美味しくいただけそうですが(笑)

いやあ、三年目にして、やっと散弾銃で鴨ゲットです。まあ、散弾銃持って鴨猟に出るのが年に 1、2回なので、やっとと言うほど出猟してないのが実際のところですが(^^;;

すぐに近くの川で内臓抜いて、しばらく水に浸けて肉の温度を下げる。勿論W師匠の指導で(笑)

現在、この肉は家の裏に吊るして熟成中。来週には食べられるが、さて、どう調理して食べようか。

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