酒とか食べ物とか: 2016年10月アーカイブ

金曜日の職場の飲み会(送別会)の後、「美味い日本酒飲みに行こう」と二次会は「居酒屋 Aki若」へ。
そう、この間俺が「居心地良い~」と書いていた「中の棚」の店だ。全部で 15人ほどしか入れない小さな店である。

この日送別されたUさんが「新政」ファンなので、「Aki若に No.6置いてあったから呑みに行きましょう」「いいですねえ」と二次会で行くのを決めた。
結局、お酒が飲めない人も含めて 5名ほどで訪店。

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すぐに俺とUさんは「新政 No.6」を注文。
大将(なのかどうかは未だ不明)だと思われる兄ちゃんが「No.6」を注文したとたん俺の顔を見てニヤっとしたのは、ほんの一週間前に俺がここで「No.6」を飲んだのを覚えていたのか・・・(^^;

しかし、悲しいことに、「No.6」は一杯分しか残っていなかった。
Uさんの送別会なので俺が別の酒に変えようとしたところ、Uさんが「じゃあ、僕は『而今(じこん)』で」と銘柄変更。
「ええ!?いいですよ。Uさんが『No.6』飲んでくださいよ」と言ったのだが、「いや、いいです、いいです」と。

U「実は自宅に『No.6』、何本かあるんで」
俺「何ぃ~?」

去年、俺はUさんから「新政 No.6、美味いっすよ」と聞いて買おうとしたんだけど売り切れで買えなかったんだよなあ。
一気にUさんへの申し訳ないという思いは霧散し(笑)、俺は遠慮なく「No.6」を注文した。

ああ~、やっぱ「新政 No.6」美味~い。
口腔内がほのかに甘いフルーツ香で満たされて、その優しいほんわかした味に癒やされるぅ。
以前「ふくろう」で飲んでいた時、飲み友達のA皮さんが照れくさそうに「最近、甘い酒が好きで・・・」みたいに言ってたけど、わかる(笑)
以前は「淡麗辛口こそ正義」って感じで酒を選んでたけど、最近美味いと感じるのは甘みのある酒ばかりのような気が・・・
まあ、加齢により味覚に変化が生じてきているのもあるだろうけど、日本酒全体の品質が上がり、「素材が持つ本物の上品な甘み」をもった酒が増えたってのもあると思う。

「新政 No.6」は「葉わさび」をつまみながら飲んだんだけど、優しい味でありながら「葉わさび」の味に負けることのない芯の強い子でした(笑)

で、二杯目はUさんが「鍋島」をチョイスしたので俺も同じものを。
「新政 No.6」よりは辛いが、その辛味の向こうに「甘みを伴った旨味」がドンと存在していて、「淡麗辛口」ではなく「芳醇辛口」な一品。口腔内に満ちた風味は「No.6」と同じように汚れた中年男の心を浄化してくれる癒やしのパワーを持っている(笑)

いやあ、美味いわあ。

肴は「らっきょ」だったんだけど、もちろん「らっきょ」の味にも負けない芯の強い子です。この子も(笑)

Uさんには(俺より一回り以上若いけど(笑))、山口・広島の酒一辺倒だった俺に、色々全国の(特に流行りの)酒を教えてもらってありがたかったです。
11月から別の職場に移られるけど、活躍をお祈りします。

しかし、酒を飲むのは俺とUさんだけだったため、5人の男が 1時間以上滞在して御代は 7,000円くらい。
なんか「Aki若」には申し訳なかったなあ(^^;
前回訪店時、お客さんがいっぱいで入れなかった「善吉」。

立町(中の棚界隈)に「善吉」が出来て、もう何年かねえ?
この間の「福本屋」の話で、"この中(今回の立ち呑みん祭参加店17店)で一番最初に行った店は「Mon Coeur」だと思う"と書いたけど、実際は「善吉」の方が先だなあ。
それくらい、古くから広島にある立ち呑み屋です。

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初めて行ったのは、まだサラリーマンだった時だと思うんで、13~14年前くらいかなあ。
当時はあまり広島市内に立ち呑み屋が無かったので、ちょくちょく行ったなあ。満杯でカウンターに空きが無くても、店に届いた割り箸とかのダンボール箱の上に皿置いて飲んだりして、それが「粋」だと思ってたよ、当時。いや、今でも立ち呑み屋でのそういう飲み方は格好良いと密かに思ってるけど。

で、最後に行ったのは取引先のFさんがまだ酒を飲んでもよかった頃だから 4~5年前かなあ。いや、もうちょっと前か。どちらにしてもすげえ久しぶり。

で、この金曜日。
18:30から職場の飲み会があったんだけど、17:30の定時でちょうどきりよく作業が終わったので、皆で会場に移動しようって言ってたんだけど、「すんません。俺、用事があるんで 18:30に現地に直接行きます」と言って俺だけ退社。「善吉」に向かったのである。

職場から「善吉」まで歩くと 30分近くかかったので 18:00ちょうどくらいに到着。既に客は多かったが(10名程度で満杯になる小さな店なんだけど、すでに 6~7名の客がいた)今回は臆せず入っていく。
ちょっと驚いたんだけど、1人30代後半くらいのサラリーマンが居たが、あとは全員 60歳くらいの老人。
まあ、この時間で既にいい感じに出来上がってたので、17時の開店からずっと飲んでるんだろう。だからリタイヤ組だとしたら、やっぱ 60代だよなあ。

意外。というのが、10数年前の「善吉」は、割りと若い連中が多かったっていうか、30代前半から40代くらいの(デキる系の)サラリーマンやサラリーウーマンが、バリバリ仕事をした後で一杯ひっかけて(深酒することなく)ささっとスマートに去っていくみたいな、そういう場だった気がする。変にしゃれた店に行くより、「善吉」で飲んでる俺たち/私たちの方がイケてる・・・みたいな。

それが、よもや老人たちに占拠されてしまってるなんて・・・
まあ、そういう時間帯っていうのもあるし、その頃バリバリサラリーマンだった人たちもリタイヤを迎える時期だもんな、よく考えたら。その頃の客がそのまま「善吉」に通い続けてるのかも。

あの頃は串揚げを頼んでたんだけど、なんかメニュー変わっちゃって、串揚げって無くなってる?メニューに無かった。常連のじいさんたちが大将にずっとあれこれ話しかけてるもんで「串揚げ無くなったんすか?」と確認できず(^^;
熱々のゆで卵が入った「バクダン」が大好きだったのに。

ということで、「ハイボール」400円と「石見ポーク レバーフライ」300円を注文。

ハイボールはけっこう濃いめ。本チャンの飲み会の前にまずかったか?と悩むくらいのアルコール濃度。いいねえ。この惜しげもなくウィスキーどばどばが人気立ち呑み屋の証だよねえ(笑)
「安いんだけど、これ、たんなる炭酸水?」ってくらい薄いハイボール出す店って時々あるけど、すぐ潰れるよね。ワンカップの酒じゃないんだから。安けりゃいいってもんじゃないのよ。
ちなみに、「善吉」のハイボール。ウィスキーが濃いめな分、ソーダっぽさがかなり控えめだけど(笑)

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「石見ポーク レバーフライ」は、あまりレバー臭さの無い上品な味。もしかしたら物足りない人がいるかもしれないけど、俺はこういう上品な味の方が好き。
安い分だけ、ちょっと筋っぽい部分もあったけど、これは美味いです。また頼むかも。
レバーフライにかけるものは、ケチャップ、ウスターソース、辛めのお好みソースの三種類が一緒に出てくるのでお好みで。
辛いもの好きな俺は基本「辛いお好みソース」だったけど、最後にケチャプとウスターソースを混ぜてかけかけ。これ、美味いよね。

滞在時間はわずか 15分(笑)
大将がスタンプを押しながら、「お、あと一店じゃないですか。やりましたね」と言ってくれたのが嬉しかった(笑)

600円のドリンクセット(例えば生ビールと唐揚げとか)が気になったので、多分近いうちにまた行くと思う(笑)
今日は朝から牛丼。

吉野家の「3枚揃えたら 380円引き」のサービス券があったからだ。
その有効期限が明日までなのである。

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380円値引きするということは、つまり「牛丼(並)」がタダになるということだ。

といっても、そのために祖生から麻里布の「はなまるうどん・吉野家 2号線岩国店」まで行くほど馬鹿ではない。それでは時間もガソリン代も大赤字だ。
昨夜、仕事仲間の送別会に参加するため広島に泊まったので、今朝、その帰り道に寄ったということ。

歳食った男性がクーポンやサービス券を使うことの是非が最近ネットで話題になってるけど、俺も若い頃はクーポン使うことに抵抗があった。例えばクーポンを使うことで 100円、200円安くしたって、そのクーポンを印刷する手間や(昔はPCで印刷して紙で持っていかないと駄目だった)、持ち歩く煩わしさ、店員に「これ使えますかね?」と聞いて「あ、ごめんなさい。今回はそれ使えません」とか言われた時の居た堪れなさに比べれば、「使わないこと」の方を選択していた。

でも、40代くらいになって変わったね。「使える時は使おう」と。
これって、歳取ってセコくなったわけでもないし、他人の目を気にしなくなったってわけでもない。
歳食って「自己」が確立出来たというか、別にクーポン使っても俺は実際セコくないし、使えなかった時にも傷つかず平常心でいられる精神の成長を遂げたためだと思う(きっぱり)

あ、話が何か変な方向に行っちゃいましたが・・・

というわけで、今日は朝から牛丼。
しかも朝から紅しょうがたっぷり。七味たっぷり・・・という刺激的な牛丼で(笑)

ところで、朝の「はなまるうどん・吉野家」は寂しい(^^;

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朝 8時すぎだったんだけど、客は俺ともうひとりだけ。バイトの少女たちの話し声だけが店内に響く。それに、24時間営業は「吉野家」の方だけで、「はなまるうどん」はまだ開いていなかった。うーん、朝から牛丼+うどんでガッツリ行こうと思ってたのに。
「なか卯」なら牛丼+うどんが普通のことだからなあ。

まあ、タダで牛丼が食えたんだから文句は言いますまい。

あと、もう一杯タダで食べれるだけのサービス券があるのよね。何か、岩国に行く用事があればついでに食べてくるんだけどなぁ・・・さすがに、上に書いたようにわざわざ祖生から「タダの牛丼」食べに行くわけにはねえ(笑)
この店、流川の「廣島立ち呑みん祭」の唯一の対象店のため、近場の店とまとめて訪店というわけにもいかず、最後の上がり、ゴールの店にするつもりでいた。

ところが「三ツ星」で立ち呑み仲間のH口君から聞いた情報によると、「11月休むらしいですよ。最終日の11日は開けるらしいですけど」って。

やばいやん!!多分、最後の「上がりの日」は 11月になりそうなのに!!

ということで計画を変更し、この日、「三ツ星」の次に「立ち呑み ほしの」を訪ねることにしたのである。

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いやあ、しかし、「ほしの」について、事前に色々H口君から教えてもらってたんで助かった。

まず、入り口がわからない。
スタンプカードの写真を見ると、店の前に「立ち呑み ほしの」と書いた立て看板があるんだけど、実はこれが道路に面したところに立ってるわけではなく、まったく目印にならないという(^^;

目印にするのは「少年星人」というバーである。このバーの横を通りビルの奥に進んでいくと、ほぼ一番奥に「ほしの」はあるのだ。
いや、ホントに一番奥に。想像以上に奥だったので途中で不安になったほどだ。
これ、H口君から事前に聞いてなかったら、いつまでも付近を泣きながら徘徊してたわ(^^;

で、これまた店の内装その他が立ち呑み屋として特殊である。
完全な「婆さんがやってた小さなスナックの後に、完全に居抜きで入った」という感じがプンプンする店だ。
入り口のドアは見慣れた「スナックの扉」だし、中に入ると狭い店内にL字型のカウンターがあって、これ、完全にスナックの配置やん(^^;
カウンターの前の椅子が取っ払われていて、立ち呑み形式になっている。カウンターオンリーの店だ。

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支払いは「前払い制」、つまりキャッシュ・オン・デリバリーである。

目の前の皿に千円札を投げ込み「ギネス」を注文する。450円。皿の中の千円が、若い雇われマスターの兄ちゃんに没収され、代わりにおつりの 550円が皿の中に入れられる。そして目の前に「ギネス」の瓶とグラスが。

壁に貼ってあるメニューをざっと眺めて、「アサリの酒蒸し」250円と、「シャウエッセン」300円も注文する。皿の中から小銭が消える。

「アサリの酒蒸し」は大好物だし、「シャウエッセン」はH口君のお薦めだ。
しかし、「すみません。その2つを注文されると、どちらかが時間がかかります」とマスターが真顔で答える。鍋がひとつしかないので同時に鍋を使う料理は作れないそうだ(笑)

ということで、取り敢えず「アサリの酒蒸し」を先に作ってもらい、それから改めて「シャウエッセン」を注文した。

「シャウエッセン」はあの「シャウエッセン」である。憎き日本ハムの「シャウエッセン」です。その一袋まるごとを、封を切って全部どばどばと鍋に。まあ、全部っつうても 6本しか入ってないわけですが。
うちの家でこんなことやったら嫁さんにぶん殴られるで、ほんま。「勿体無っ!!」っつうて(^^;;;

で、その 6本で 300円って安くない?(笑)

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「さっき、岩国の酒飲みがここに来たじゃろ?別の店で彼に会ったら、ここのシャウエッセンがすごいって言いよったんよ。じゃけえ、注文したんよ」と言うと、側でその話を聞いていた常連の女性(笑顔の素敵な美人)に大ウケ。
「この店のシャウエッセンがすごいって情報が世間に拡散していってるんだ!おもしろ~い」って。
マスターは「すごいって(^^;・・・ 茹でて出してるだけですからね」と複雑な表情であった(笑)

この後、「ハイネケン」450円を追加。マスターにも 380円の何か忘れたけど飲み物を奢り、結局この店で使ったのは 1,830円。
この日廻った 3軒の中で一番ここで金を使ったよ。こう言っちゃなんだけど、一番しょぼい店なのに(笑)

いや、ホントに面白い店で、まだまだ書きたいことがあるけど今日はやめとく。

これからも流川方面に行った時には「ほしの」に寄ろうと思うんで、また改めて書きますわ。
興味が湧いた人はぜひ訪ねてみてください。但し、11/6(日)~11/10(木)の間は休みです。
昨日は、俺の活動範囲(十日市、土橋、横川界隈)から遠くて取りこぼしている二店、「角打 福本屋」と「くしやき 三ツ星」を廻ろうと思っていたので、広島駅前レンガ通りの「福本屋」でまず一杯やったあと的場町の「三ツ星」へ。
的場町電停のすぐ前にある店である。

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スタンプカードの店情報を確認すると定員数が多かったので余裕で飲めると思ってたのだが、これがびっくり。大人気店なんやねえ。
カウンターと奥のテーブルはびっしり満員。
俺だけぽつりと入り口すぐのテーブルで飲むことになった(^^;

いやあ、むっちゃアウェイ感(^^;
店員の兄ちゃんは愛想もよく接客態度もバッチリなんだけど、如何せん俺だけ端っこのテーブルで「ぼッち」と言うのが(^^;
居づれぇ~(^^;;;

遠くの小さな TV に映るカープ戦を見ながら、密かに店内を確認してみると、なんと、独り呑みの客が一人もいない!!
皆、仲間と連れ立ってきたか、気心の知れた常連さん同士という感じでワイワイガヤガヤ。すげえ。こんなの初めてや。それだけに、より孤独が強調される(^^;

さっさと飲んで帰ろうう・・・帰って布団の中で泣こう・・・と、「生ビール」380円を注文。そして、「れば(肝臓)」130円、「はつ(心臓)」140円、「はらみ(横隔膜)」160円の串を一本ずつ。

いやあ、この串が大正解でした。
「はつ」は完全に「たたき」状態で、中は紫芋のようなきれいな濃いピンクにも見える赤紫色。うまうま。食感も味もグー。
そして、「はらみ」がもう絶品だった。こんな美味い「はらみ」食ったことない。いや、そもそも「はらみ」をあまり食べないんだけど(^^; いや、それにしても美味い。

ひとりぼっちは寂しいけど、「はらみ」はもう一本食べていこう。もう少しだけ孤独に耐えよう・・・と思っていた時、救世主降臨。

岩国の立ち呑み仲間(笑)H口君が偶然やってきたのである。

彼とは以前、何度か立ち呑み屋で飲んだこともあるし、日頃から主に立ち呑み屋情報を交換し合う立ち呑み仲間であるが、ここ数年はすれ違ってばかりだった。
この日も彼が市内を「廣島立ち呑みん祭」で廻っているのは知っていたが、20時まで残業して参戦した俺と違い、随分早くから飲んでいたようなので、会うことはないだろうなあ・・・と思っていたところでの邂逅である。

「おお、H口君、よかった。よく来てくれた。アウェイ感いっぱいで寂しかったよお」と、まるで女子高生のように彼とツーショットの自撮りまでしてしまうほど俺は嬉しかったのであった(笑)
※自撮り写真は Facebook の方で公開しております(笑)

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「もう俺は孤独じゃないんだ!」と安心して「はらみ」を追加注文し、H口君と色々情報交換を実施。
すると、H口君からスタンプラリー対象店である「立ち呑み ほしの」に関する気になる情報が。どうも、11月に長期の休みに入ってしまうという。「11/11の最終日まで休むらしいですよ」と。

それはマズいなあ。俺、「善吉」と「たまりBar」を先に廻って、流川の「ほしの」で上がろうと思ってたんだけど、多分、行けるのは11月に入ってからになりそうなんだよなあ・・・
流川の対象店が「ほしの」だけなんでそうしようと思ってたんだけど、そういうことなら今日行っておこうか・・・

せっかくH口君に会えたのだが、俺は早々に「ほしの」へ旅立つことにした。

「三ツ星」での御代は 810円也。ラッキー。最後の「はらみ」160円の追加注文はH口君の伝票の方についたようだ(笑)
俺は心の中で「H口君、ありがとう。ごちそうさま」とつぶやき、店を後にしたのであった。

滞在時間 35分ほど。
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今回のスタンプラリー対象店の中で、回数的に一番訪店したことがある店だろうなあ。
多分、この中で一番最初に行った店は「Mon Coeur」だと思うけど、ちょうど通勤路にあったので一番寄った店は「角打 福本屋」じゃないかと思う。

ただ、最後に行ったの 7年くらい前だけど(笑)

やっぱ、通勤乗降駅が広島駅じゃなくなったのが大きいなあ。あと、よく一緒に行っていた人も皆転勤とか転職して付き合いが無くなっちゃったこととか。というわけで、懐かしの訪問。
20時まで土橋で残業していたので、入店時間はちょうど 20:30。

テーブル席は全部埋まっていたのだが、カウンターにまだ 3~4人くらい入れそうな余裕がある。
この店は、今回の 17店の中では広い方なんでね。こんなにゆったりとした感じで飲むのは「廣島立ち呑みん祭」史上初だ(笑)

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7年前はいつも何を頼んでたかなあというのはまったく記憶になかったので、とりあえずビールはハートランド(500円)を頼んで、しばしメニューを眺める。
結局、「どて焼き」150円x2本、「おまかせ 5品セット」450円を注文。ありきたりでごめんなさい(^^;
〆て 1,250円。この日のスタートとしては上々だ(笑)

ところで、俺の隣で飲んでいた若いお兄ちゃんと大将の話によると、今年の「廣島立ち呑みん祭」は参加者が少ないようだ・・・とのこと。福本屋の大将はあまり感じてないが、「善吉の人がそんなことを言うてたよお」・・・と。

この後、大将とお客さんが「廣島立ち呑みん祭」の話で盛り上がってたんだけど、福本屋的には「このイベントの関係でけっこうお客さんが来てくれている」ということで肯定的評価のようだ。あとでスタンプを押しもらう予定の俺もホっ(笑)

いや、このブログで言うても仕方ないんだけど、こういうスタンプラリーとかイベントに参加する店って、気分が乗らない、本当はやりたくないって言うのなら、最初から参加しないでほしい。そんな気持ちで「でも付き合いだから」と参加されると本当に迷惑(^^;

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よく、商店街なんかのイベントだと明らかに迷惑そうにしてる店が一、二店混ざってるじゃん。そういうのに一度でもぶつかってしまった客は二度と同じイベントには参加せんからね。
その点、「廣島立ち呑みん祭」はどこでも割りと肯定的に迎えてもらえて気分が良い。

この日もカウンターで飲んでいるのはほぼ全員「廣島立ち呑みん祭」関係の客ばかりであった。俺は独り殻に篭って TV のカープ戦を見ながら素知らぬ顔をしていたけど、実は俺もなのです。まあ、帰る時にスタンプ押してもらったからバレてるけど(笑)

ま、そんなこんなで久しぶりの福本屋を楽しんで(といっても、大将もスタッフも全員あの頃とは変わってたけど(笑))、滞在時間 25分ほどで退店。
ポツ、ポツと時折雨も落ちる怪しい天気だったので、早めに他の店も回ってしまおうと思ったのだ。

そして、俺は次の店をもとめ、的場町に向かったのでありました。
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昨夜は最終電車の時間まで残業したため、晩飯は広島にて。
先日、「鶏そば」に感動した「楽(らく) 小網町店」を再訪した。

この日は戦いの場を札幌に移して日本シリーズ第 3戦が行われる日だ。
「楽」の看板にも、「今夜、カープ中継してます」の貼り紙が(笑)
俺が店に入ると、丁度日ハムの1回裏の攻撃の真っ最中。大谷のタイムリーで1点先制されてしまった(^^;;

さて、この日の俺の晩飯は「鶏そば」600円+「カレー」100円で「カレー鶏そば」に。
「鶏そば」と言っても、いわゆる「中華そば」、つまりラーメンなので、これはカレーラーメンです。

これもまた美味かった。
まあ、ベースになる「鶏そば」が美味いんだからそりゃ当たり前かもしれないけど、カレーがまたいいんだよね。

いわゆる「蕎麦屋のカレー」なのかな?
辛さはそんなでもないんだけど、魚介の出汁?・・・かな、和風出汁の風味が感じられ、「鶏そば」のスープとよく合ってる。そしてチリチリとスパイシー。
カレーうどんのカレーは真っ黄色だけど、こいつは普通に茶色。でも同じ系統の味がした。美味い。

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こりゃ、広島での晩飯の選択肢が確実に広がったな。
まあ、一杯 700円するので、超零細企業社長の俺には贅沢品だがな(笑)

ちなみに、この日のカープは負けました・・・
結果的には大谷にしてやられたりって形だけど、日ハム先発の有原を攻略できなかったのと、8回に中島に粘られて四球を与えてしまったことが全てでしょう。

8回の大谷の敬遠や、10回の守備位置のことを問題にする人もいるけど、それは結果論だと思うよ。

あ、最後、「鶏そば」の話じゃなくなっちゃった(^^;;;
「ビールスタンド重富」は 17時から 2時間しか開いてないので、土橋・十日市方面から仕事の後で向かうのはなかなか厳しい。とくにここのところ 20時頃まで残業が続いていたし、紛うことなき「廣島立ち呑みん祭」の訪問困難店のひとつだ(笑)
なので、今日は少々強引に定時であがり、「重富」に向かったのでありました。

「重富」に着いたのは18時すぎ。
なんと、店の前でサラリーマンが 2名待ってる。
並んでることがあるとは聞いていたけど、ホントに並んでるとは。しかもそこに遭遇してしまうとは運悪し(^^;;
雨がポツリポツリと落ちる中、サラリーマンの後ろに並んで入店できる時を静かに待つこととなった(^^;;

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「重富」を訪れるのは実に 4年ぶりだ。
理由は簡単。最初に書いたように、仕事の後ではなかなか19時までに「重富」に・・・というのが難しい(紙屋町以東であれば楽勝だろうが)。
「重富」がビールスタンドをオープンしたばかりの頃は、俺も時間が自由になる勤務形態だったんだが、ここ数年は客先常駐の身なので「今日は早くあがって重富にビール飲みに行こう!」とはなかなか出来ないのだ(^^;;

なんてことを考えているとサラリーマン二人が店に入り、入店待ちは俺だけになった。
しかし、そこで人の動きが止まる(^^;;
10分ほど待ったが誰も店から出てこない。「重富」はツマミ類の提供は一切無い、ビールを飲むだけの場所である。なのになんで誰も出てこんのや?

店の中の様子を伺うと、誰もかれもがグラスの中に半分ほどビールを残し、難しい顔をして宙を睨んだりしてる。時折、重富マスターのウンチク話に大きく頷いて、その後グラスのビールを一口だけ飲んで、また目を閉じて天を仰いだりしてる。
いや、そんなことをしている間にさっさとビール飲んでくれぇ(^^;;

そんな風に、イライラしながら店内の様子を伺っていた俺は、ふとあることに気付いた。

「ひーふーみーよー・・・9人だ。店内に 9人しかいない。たしか定員10名だったはず。これ、いけるんじゃないのか?」

俺「すみません。入っていいですか?」
重「おひとりですか?」
俺「はい」
重「おひとりなら入れますよ」

やった。すでに三人が囲んでいた丸テーブルの上に、マスターがコースターを置いてくれる。
すぐに俺は「壱度注ぎ」を注文。

ここは普通の注ぎ方だけでなく、二度、あるいは三度に分けてビールを注いでもらうことが出来る。
「参度注ぎ」をしたビールの泡は本当にホイップクリームのように力強く、かつ繊細にグラスの上に入道雲様にそそり立つ。
飲む時、その泡が口の周りをそよそよと刺激して心地いいんだよね。

でも、これ、5分もかけて注ぐから炭酸抜けちゃって、刺激に欠ける飲み心地になっちゃう。正直、俺には「気の抜けたビール」にしか思えなくて、俺はもう「壱度注ぎ」一択だ。他の注ぎ方は必要無い。だって、マスターが丁寧に入れてくれた「壱度注ぎ」のビールで十分夢見心地になれるからな。

ちなみに、今週いっぱいビールは「キリンラガー生」である。「アサヒ樽生」オンリーなのかと思ってたら、違うんやね。俺はキリンのビールの方が好きなんで嬉しいけど(笑)

というわけで、出てきたビールを一、ニ、三と三口で飲み干し、俺は滞在時間 3分で「ビールスタンド重富」を後にしたのであった。
大丈夫。俺はこれでもビールの味、香り、炭酸の刺激、全部ちゃんと味わってるから。

あ、廣島立ち呑みん祭用のスタンプも忘れずに。「重富」では、ビールサーバの横に置いてあるスタンプを自分で捺す形になっている。

さあ、あと 5店だ。
金曜日、午前中にお客さんのところで打ち合わせをして、事務所に帰っている途中、千田町にて気になる店発見。

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「徳島鶏塩らーめん 錦」である。

何せ、「鶏塩」という言葉に弱いけんね、俺(^^;;
もう、ほとんど脊髄反射のように入店。
食券機で「鶏塩ピリ辛ラーメンセット」700円也を購入してました(笑)

この日までの三日間、この店の開店一周年と、支店の新規開店祝いでラーメンがどれでも500円になってた。それ故セットが700円だったんだけど、実際いくらするのかは不明。悪しからず(^^;;

ラーメンは美味かったわあ。
鶏塩スープがしっかりした塩の旨味と鶏肉の甘みが溶け込んだウマウマな逸品で、そこに唐辛子系のピリ辛タレが溶け込み味にアクセントを加えてるんだから、ピリカラウマウマ、ピリカラウマウマと最後まで箸の止まらないウマウマラーメンになってる。

さらに徳島名物「すだち」の爽やかな風味がプラスされ、食欲を最後まで絶やさないのであった。
あと、なんかほのかにフライ麺のような、ちょっと香ばしい風味がチラホラ香ってきたんだけど、あれはなんだったんだろう?

こりゃ、また仕事でこっちに来ることがあれば、他のラーメンも食べてみたいな。

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鶏飯の方はラーメンほどには美味くない。なんだろう、味が優しすぎるのか?
なんか味がぼやけてて、もうちょいタレ濃いめか、薬味のピリっと感が強かったら美味いのかなあと思いつつ、次は鶏飯とのセットではなく、ラーメンを大盛りにしようかなあ・・・とか。
(日頃から塩辛いものばかり食べて舌が馬鹿になっている俺の個人的感想です(笑))

ところで、徳島ラーメンって、なんかどろどろに濃い醤油豚骨ラーメンだよね?スープが真っ茶色の?豚バラとか載ってる。

鶏塩の徳島ラーメンってのもあるんですかね?
ラーメンを食べるのは好きなんだけど、やれこのラーメンは何系だとか、こういう味になるにはこういう歴史があったとか、この店ではこういう特別なマナーがあるんだぞとか、そういうラーメンマニアが大好きなネタにまったく興味がないので、どこのラーメンが今どういう形で進化してるとか、そういうこともまったく知らんのよね。

まあ、でも、あの糞濃い醤油豚骨も好きだったけど、この鶏塩ラーメンもなかなかいけますぞ。
この間、仕事仲間と「酒呑童子」で日本酒三昧な飲みをした時、参加者の一人から「飛露喜も美味いらしいっすよ」と試飲を勧められたけど、「いえ、僕は結構です」と拒絶したのは、実は翌日に飛露喜パーティーを控えていたから(笑)

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それが、岩国市中通り商店街にある「旬鮮市場 ととや」で開かれた、「地酒や 磯田酒店」プレゼンツの「幻の飛露喜を楽しもう」という会であります。

会津の酒「飛露喜」。その中で磯田さんが選んだ 8種を飲み比べようという会です。

この日、磯田さんが持ち込まれた「飛露喜」は、

特選純米 かすみ酒 無濾過生原酒
特別純米 無濾過生原酒
特別純米 無濾過 生詰
吟醸 生詰
純米吟醸 黒ラベル
純米吟醸 愛山 無濾過生
大吟醸 山田錦40
純米大吟醸

の 8種。

先にオチを言うと、俺は「大吟醸 山田錦40」が一番好きな味でしたねえ。ものすごくふくよかで、それで居てあまり重くなくて。もちろんフルーティーで。
一番高い酒は「純米大吟醸」(なんと、四合瓶で 7千円近くする)なんだけど、それより俺は「大吟醸 山田錦40」だったなあ。今度磯田酒店に行ってみて、まだあるようなら買おうかな。これも良い値がすると思うけど(^^;

会は事前予約制で会費 6,500円也。最近安い店でばかり飲んでる俺には贅沢な会だけど、これが、酒も肴も最高で、これで 6,500円なら無茶苦茶お得な内容と言えた。

各自にワイングラスが 2個ずつ用意され、各テーブルを 8種の酒瓶が廻っていくので、飲んでみたい酒を自分でグラスについで試飲するって形。まあ、8種全部飲むよね(笑)
「最初は 100cc ずつくらいついでもらって、瓶を空にせず、ちゃんと最後のテーブルまで廻してください」という大人のルールで進めていくことに。
最初は「え?それで酒足りるかな。飲み足りんのじゃないかな」と思ったんだけど、全然そんなことはなくて(^^;
一升瓶 7本と四合瓶 1本を 16人くらいで飲んだんだけど、最後には「いや、もう飲めません」とギブアップするくらい十分な量だった。

そもそも、美味い酒はゆっくり味わって飲むからね。ガブガブ量はいきません。

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ところで、この日は軽装で筆記具を持っていってなかったのが失敗だった。
磯田さんが「飛露喜」各種の麹米、掛米、それぞれの米の精米歩合、酒度、酸度を一覧にした表を作って皆に配ってくれたので、ペンがあればこれに感想とか書き込めたのに。
(スマホでメモれば・・・と言うかもしれんが、記述スピードが違うわ(笑)酒も肴もどんどん出てくるし、同じテーブルの人たちとの会話も忙しいし、スマホでポチポチやってる暇は無し)

それに、翌日にでもすぐにブログに書いていれば、もっと味のこととか細かく記憶してたんだけど、もう一週間経っちゃったので、細かい味の記憶などはさっぱり(^^;

というわけで、このブログ、悲しいことに「飛露喜」の詳しい食レポ(飲レポ)的要素はゼロです(笑)

・・・そして、第2部につづく(笑)
この日最後の店は「欧風居酒屋ペレソッソ」。5軒目である。
立ち呑み屋のハシゴとはいえ、こんな風に一気に飲み屋を 5軒もハシゴしたのは初めてのことだ(^^;;

いやあ、「エキニシ」、良いねえ。
こんなに楽しい店が集中してるなんて天国ですよ。

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「ペレソッソ」は「en-ya」のすぐ隣(2軒隣だったかな)です。
で、この日まわった店の中では若干異質な感じ(笑)

まず店が薄暗い。いや、「寅卯」や「寅造」くらいの明るさなんだけど、他の店が電灯が煌々と灯るむっちゃ明るい照明ばかりだったので、薄暗く感じてしまっただけなんすけどね(^^;
それに、マスターが物腰柔らかく静か。いや、愛想が悪いわけじゃないよ。ほんと、物腰が柔らかい感じ。他の店は、スタッフもお客さんも皆テンション高めだったんで、よりこの店の落ち着いた感じが際立つねえ。

もう、いいかげん飲んでたので、ここでは竹鶴のロックをやりながら、「やりいかコンフィ」や「さわらグリル」、「生チョコ」などを楽しむ。さわら、身もぷりっぷりで美味かったわあ。

店では既に若い女の子が一人酒を飲んでて俺らはその隣になったんだけど、なにせ俺たちは臆病で繊細な心を持った中年紳士なので、女の子の「話しかけんじゃねえぞ、このキモオヤジ」バリアーをひしひしと感じ、見えない壁のこっち側で俺たちは俺たちだけでひそひそと酒を楽しんだのでありました。
さっき「en-ya」の話の中で「こうして隣の人と自然と会話が始まるところが立ち呑みの面白さ」なんて書いたけど、「一人殻に篭りただただ孤独に酒を楽しめるところも立ち呑みの良いところ」だよね(笑)

んで、ここ、上でちょっと「さわらグリル」について触れてるけど、料理がすごく美味しかった。
ただ、酒も随分回ってきてたのであまり記憶が定かではなく・・・(^^;

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どのくらい酔ってたかって言うと、Facebookで「ペレソッソ」にチェックインしたつもりが、何故か「イタリア共和国ヴェネト州ベッルーノ県の人口303人のコムーネ(自治体)」である「ゾッペ・ディ・カドーレ」にチェックインしていたほど(笑)
「ペレソッソ」の前で、NO CARP,NO LIFE 優勝バージョンの T シャツを着てポーズを決めてる俺の居場所が「ゾッペ・ディ・カドーレ」なわけないのに(^^;
間違えてここにチェックインするにしても、どういう検索ワードでこの場所が表示されたのか、その時点から既に謎(^^;
酔っ払ってたんだなあ(^^;

途中で、「大国ホルモン」で一緒だったおじさんたち(と言うても、下手したら俺より若いよなあ(^^;)も来られ、楽しく話をしつつ飲んだんだけど、その会話の内容もまったく覚えておらず(笑)

結局、21:31 広島発の電車に乗らないといけないのでこの店には 20分ほどの滞在だったが、この日まわった店の中で、一番俺らの年代にフィットした店だった(落ち着いて飲めた)。なので、またここには行きたいなあ。アヒージョも食えなかったし。

滞在時間が短く、多分(記憶にないが(^^;)酒も竹鶴ロックだけで終わったためか、一人 1,200円ほどの御代。
しっかりイタリアンな料理を楽しんでこの値段。やっぱ立ち呑み屋って良いよねえ~
「エキニシ」攻略戦第四ターンは「en-ya(えんや)」に。

「ドラ☆キチ」と同じブロックの逆側にあるお店で、徒歩 1分ほどで到着。
ワインが中心の立ち呑み屋です。

それと、ここの大きな特徴は「パブリックビューイング」をやってるってこと。

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「大国ホルモン」で飲んでた時に、俺らが「en-ya」にも行く予定だというのを聞いて、「あそこはパブリックビューイングが楽しめるけえ、是非行ってみたらいいですよ。」と常連客の一人が教えてくれちゃったんだけど、正直「立ち呑み屋でPV?何それ」であった。

でも、行ってみると、すぐに何が「パブリックビューイング」なのかわかった。
N◎君が笑いながら指差す先を見ると、ビルの壁に映し出された日本シリーズ第一戦。
確かに、これなら店外の人も見れてパブリックビューイングやねえ(笑)

店内に置かれたプロジェクターから、道を挟んだ斜め向かいのビルの側壁にTV中継を映し出しているのだ。
俺たちは入り口のカウンターに陣取ったので、このプロジェクター映像でカープの勝利への戦いを楽しんだ。

斜めからの投射だけど、きれいにスクエア出てるなあとN◎君と話してると、ちょうどこのプロジェクターを設置した常連さんが俺らの横で呑まれてたので、色々苦労話など聞きつつ映像を楽しめた。

今更だけど、こうして隣の人と自然と会話が始まるところが立ち呑みの面白さだよね。
俺も道行く人に、どうすか?ビルの壁で日本シリーズ見ませんか?と声をかけたけど、そのナンパは全敗だった(笑)

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さて、ここで飲んだのは赤のグラスワイン 2杯とチーズ三種盛り。それと何かもう一品頼んだんだけど、そろそろ酔いが回って来たので失念。なに頼んだんだっけ?(^^;;
ちなみに、この日のグラスワインはオーストラリアワインだった。銘柄は未確認。酔って忘れた訳ではなく、未確認だ(笑)

滞在時間 40分ほどで、一人あたり 2,000円ほど。
この日一番お金を払ったけど、滞在時間もこの日一番長かったし、ワインだしね(笑)
パブリックビューイングで試合を楽しんでこのコストなら十分でしょう。ありがたや、ありがたや。

ぜひ、日本シリーズをやってる間に一度は訪店されることをカープ&立ち呑みファンにお勧めします(笑)
「エキニシ」攻略戦第三ターン。

「大国ホルモン 大須賀店」から駅側に 1ブロック移動して「居酒屋 ドラ☆キチ」へ。

行ってみると 1Fカウンター席は客でいっぱい。一人の余裕もなさ気。
N◎君と「うーん」と唸っていると、先ほど「大国ホルモン 大須賀店」で一緒になったおばさん登場。このあたりでいつも飲んでると言われていたので、どうも数店ハシゴするのが常のようだ。

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そのおばさんは常連のようで、他のお客さんに挨拶しながら迷うこと無くカウンターに突入。店のママさんが「何名?」とそのおばさんに聞くので、後ろから「3名です」と答えて何気に俺たちも突入しようとしたんだけど、おばさんに「いや、違うわよ。さっきのお店で一緒だっただけだから」とすぐにバラされてしまい突入失敗(^^;

入り口のところに小さな机が置いてあったので、「俺ら、ここで良いんで飲ませてください」とお願いしたのだが、ママさんは「うーん」とあからさまに迷惑そうな顔(^^;

こりゃ、日頃は俺より温厚なのに、店の接客態度には非常に厳しいN◎君が怒り出すパターンだなあと(^^;、これ以上ねばらずに引き上げようとしたところ、大将から「立ち呑みん祭の人じゃろ?一杯飲んだらすぐ移動するよね?だったら良いよ。飲んで行って」と笑顔でフォローが。
ママさんも渋々「その代わり、危ないんで絶対そこから道路には出ないでよ」と納得してくれた。ふう。「ドラ☆キチ」だけまた後日というのも正直面倒だなあと思ってたので助かった。

「ありがとうございます」と大将に頭を下げつつ、二人とも麦焼酎のロック(銘柄不明)と、それだけではいくらなんでも寂しいので、「鯨の竜田揚げ」を注文。

何となく変な空気になったのを周りのお客さんも感じたようで、妙に俺らに優しく語りかけてくれて、なんともありがたい雰囲気に(^^; いやあ、申し訳ない。

しかし、その後ちょっと俺が失敗をしてしまった(^^;
N◎君が隣のビルの看板だったか何かに気になる箇所を見つけ、俺に「あれ見て」と声をかけたんだけど、俺、それを見るために「ん?どれどれ?」と思わず入り口から道路に出ちゃったんだよね。
そしたらママさんから「ちょっと!道路に出ないで!!」とすごいカミナリが(^^;
「す、すみません」と平謝りな俺(^^; だって、悪いのは俺だからね。

それでまた変な雰囲気になっちゃった(^^; そんな俺たちに、常連のおばさんから「ここは意外に車通りが多いんで、本当に危ないのよ」「それに、店の外で飲食させると保健所に怒られるんだけど、ドラ☆キチが毎日お客さんで一杯なのを妬んだ人が、ちょっとしたことでもすぐに保健所に通報するらしいのよ」など事情説明あり。
いや、もう、悪いのは俺らなんで。他の店でも、屋根のないところでは飲み物しか出せませんよとか言われたことあるし、保健所云々の話もわかりますから・・・と俺らもペコペコ(^^;

でも、そんないやな空気をふっ飛ばしてくれたのがカープ。

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4回裏、松山が大谷の155km/hの速球をホームラン!鈴木誠也が空振り三振に倒れたあと、今度はエルドレッドが 150km/hのストレートをスタンドに。
もうこれで店内お祭り騒ぎですよ!
知らない人たちともハイタッチしまくって、いやな空気なんか吹っ飛んじゃった。

ありがとう、カープ!!

そうそう、ここの「鯨の竜田揚げ」。見たところ竜田揚げというよりカツって感じなんだけど、ちょんちょんと塩につけて食べたら絶品。広島でこんなに美味い鯨が食べられるなんて。ここは料理が美味い店なんじゃねえ。これ一品しか食べてないけど(笑)

また、今度はちゃんとカウンター席で飲んでみたいなあ。他の料理も楽しみつつ。

滞在時間は 25分ほど。
昨日の二軒目。

この日は所謂「エキニシ」(駅西)と呼ばれる「広島駅の西側の飲み屋街」を攻めることにしていたので、まずは「大国(だいこく)ホルモン 大須賀店」へ向かった。

「エキニシ」攻略の最初の店に「大国ホルモン 大須賀店」を選んだのは、一番駅から離れていたからである。
「岩徳線に乗り遅れる」と事実上帰宅困難(タクシーだと岩国駅から 7千円かかる。帰れない(^^;)となってしまう我々としては、徐々に広島駅に近づいていくコースを取りたかったのである。(「やばっ!」となった時にダッシュする距離をなるべく短くするためにね(笑))

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いやあ、しかし、「大国ホルモン 大須賀店」は大人気店であった。
元々狭い店なので、ゆったりカウンター席に陣取ると 6~7人でいっぱいになってしまう。
この日は、奥の方で若い娘さん二人と、女の子と話が出来ることで喜びいっぱいの中年男性が盛り上がって場所を取っていたため(話をするために向き合うと、どうしても広く場所を取っちゃうからね)、5人でカウンターはいっぱいという状態だった。
しかし、俺らが入り口で躊躇していると、常連客のおばさまが「どうぞ、どうぞ」と場所を空けてくれて、なんとか俺らも入り込むことが出来たのである。

このおばさまとは、この後別の店でもまた一緒になったのだが、大国ホルモンのおすすめメニューや、大須賀の他の店の情報など色々なことを教えてもらった。
こういう風に、常連さんが一見客に気安く話しかけてくれる店って、やっぱ店自身の雰囲気もいいよね。スタッフの若いにいちゃん二人も良い接客態度でバッチリであった。

さて、「さむらい」で生ビール 2杯をやって既にビール舌になっちゃってたので、ここでの一杯目は「大国れもん」を。
まあ、いわゆる「レモンサワー」なんだけど、江田島産のレモンを凍らせてかき氷状にしたものが上に載ってて、さらにグラスの周りにもソルティドッグの塩みたいにそれがついている。
氷を削るのが大変なのか、注文すると一瞬お兄ちゃんが嫌な顔をする・・・という小芝居のサービス付きだ(笑)

アテの方は(まだまだ店を回るので)抑え気味に「やきとん 5本セット」を1つだけ頼んでN◎君とシェアすることに。名物の「ればテキ」は二人で分け合い(中年男子二人が、ひとつの串を半分ずつ食べ合う姿(串から肉を外さず、そのままパクっと言った)は不気味だったと思うが(笑))、あとは適当に 2本ずつ。いやあ、どれも美味い。
今度は「廣島立ち呑みん祭」の攻略ではなく、ゆっくり味わいに来たいわ。

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まあ、これだけではちょっとさみしいので、もうひとつ何か頼もうかと壁のメニューを見ると、カープ愛あふれる「ハムカツ 売り切れ」の文字が(笑)
今の広島の飲食店では、「日本ハムが勝つ」につながる(つながってねえけど(笑))「ハムカツ」は提供禁止メニューだからね(笑)

その代わりに「ハムの丸焼き」が提供されており、なんと「時価」!!

「時価!?カープ勝利のためにハムを平らげたいんだけど、時価じゃ怖くて手が出んねえ」と言うと、「時価100円です」ということだったので注文。しっかりハムを食ってやりましたよ!!(笑)

ここには滞在時間 30分。お代はひとり 1,500円ほど。
マジでここにはまたゆっくり来ないといかんなあ・・・と思いつつ、我々は次の店に向かったのでありました。
昨日は記念すべきカープの日本シリーズ第一戦が MAZDA Zoom-Zoom スタジアムで行われた。
俺ももちろん広島に!!
但し、目的は野球観戦ではなく、「廣島立ち呑みん祭」がらみの「広島駅周辺」の店を制覇するためである。

16:38玖珂発の岩徳線で岩国へ。そこから山陽本線に乗り換え広島に着いたのは 18:15。ただ立ち呑み屋で酒を飲むためだけにしては長旅だ(笑)

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まず、向かったのは「ひろしま駅ビル ASSE(アッセ)」内にある「さむらい」。

駅ビルがきれいな ASSE になった時からあるよね???(その前からあったのかは俺は知らない)少なくとも、17年はここにあるだろう。

んが、実は「さむらい」に入るのは初めてだったのである。
前に別のエントリーで書いたんだけど、13~14年くらい前の一時期、後輩の長セと立ち呑み屋や安い酒場に頻繁に通ってたことがあって、その頃何度か「さむらい」も訪ねたんだけど、これがいつも満員で・・・(^^;。俺の中には「人気店なのでなかなか入れない店」というイメージが刷り込まれてしまったのだ。
それ以来「さむらい」に行こうと思うこともなく 10数年が過ぎたという(^^;

そういうわけで、昨日も一緒に行ったN◎君に、「行くだけ行ってみて、一杯だったら他を攻めよう」と言いながら訪店してみると・・・ガラガラ・・・とまでは言わないけど、半分以上空いてる状態。
土曜日で、しかもカープの日本シリーズだから、皆家で飲んでんのかね?(笑)

ということで初「さむらい」。

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最初の一軒目なので「ビール一杯と串 2~3本食って出ようか」って予定だったんだけど、TVで日本シリーズの中継が始まってしまい、吉川晃司の国歌斉唱から伊調馨の始球式、そして 1回の裏のカープの「田中、菊池は初めての日本シリーズで固くなったり舞い上がったりで凡退。でも、人間の心を持たない丸は普通にヒットで出塁。しかし、四番の松山が気負いすぎて三振で終わるね」という当初の俺の予想通りの悲しい結末までを見て退店。

結局 1軒目で 40分も滞在してしまった(^^;

ビール 2杯と串 5本で一人 1,500円ほど。13~14年前なら確実に「激安!」と言えたけど、広島にも立ち呑み屋が増えた今では「そんなもんかな」っていう普通のコスト感。
広島も俺のような貧乏な酒飲みに優しい街にどんどんなってるねえ(笑)
この木曜日。「廣島立ち呑みん祭」で訪店した「善吉」が満員で入れなかったため、近くにある「Aki若」という店に入ってみた。

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実は以前見かけて気になっていたのだ。
ビルの角っこにちょっと飛び出すように建つその店は、大きな窓で明るい店内が丸見えで、ちょっと「おしゃれなバー」っぽい佇まいも感じる。いや、よくみるとコテコテの焼き鳥屋なんだけど(笑)

店内には 4人席x2、2人席x2、それに 3人座れるカウンター席があるだけというこじんまりした店だ。

実はこの日はまったくメニューを見なかったので、実際のところこの店がどの程度の日本酒の品揃えをしているかわからないのだが、「鍋島」や「新政」などの全国的に有名な酒の瓶に混ざって、我が岩国の誇る「日下無双」(赤瓶ではなく茶色瓶の「生もと純米60 西都の雫」ってやつ)も並べてあったりして、広く色々な酒を置いているのが想像できる。

んが、取り敢えず最初は「広島達磨レモンハイボール」を。
言わずと知れた、広島の中国醸造が造る芋焼酎「達磨焼酎」を炭酸で割り、瀬戸内レモンの果汁を絞り込んだ淡麗で鮮烈な味のハイボール。

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アテは、入り口の看板に書かれていた焼き鳥の5本盛りを。

いや、ほんとに、変な甘みのまったくないレモンハイボールは、焼き鳥に合う~。

店内には(「焼き鳥屋なのに」・・・と言うと失礼なんだが(^^;)シャンソンが流れていて、言葉の意味はまったくわからないが、気怠く歌われるフランス語を聞きながらゆっくり酒を呑むのは落ち着くぅ~
一口ハイボールを飲んでは、目を閉じて「はぁ~」とため息をついていると本当に身体から悪いものが抜けていく感じがするわ。

この店、気に入りました。

焼き鳥はまだ 2本残っているところで、2杯めのお酒を。今度はちゃんと日本酒で。「新政 No.6」という酒。
現存する市販清酒酵母中では最も古い「きょうかい6号」の発祥蔵で造られた、もちろんその「きょうかい6号」で醸された酒です。だから「No.6」。

去年の年末、俺は「新政」にハマってたんだけど、「No.6」は飲んでなかったんだよねえ。

ああ、美味い。一口飲むと、口の中全体にほわっと広がる優しい甘みが旨し、旨し。
これまたリラックスできる酒やねえ。

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店員のお兄ちゃん(もしかして大将?)に「新政、いかがですか?」と聞かれたので、しばらく「新政」の話をあれこれ。ついでに、いつからここに店出してるの?と聞くと、なんと 5年前からと!

「ええ!?」
俺、最近知ったばかりなのに。いかに最近「中の棚」周辺を歩いてないかだなあ(^^;
30年前に就職した時は会社が八丁堀にあったので、このあたりは庭だったのに(但し、金が無かったのでうろうろするだけであまり店には入ったことなかったけど(笑))

話を聞くと、5年前までは土橋の、今「ごはんばー 旬の畑食堂」が入っているところにあったそうだ。

ああ、でも、今の店の雰囲気がいいのであって、以前の店ではこんなに居心地がよかったかどうかわからんなあ(笑)
この水曜日も残業だったので、晩飯は広島で食って帰ることに。

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この間から汁なし担々麺が食べたかったんで、職場から一番近い汁なし担々麺が食べられる店「楽 小網町店」へ。
自転車で職場から 5分ほどの、江波線沿いにある店だ。

そしたら、店の前に「鶏そば」の大きな看板。
ありゃ、そんなの始めたの?
そう言えば、前回来てから1年以上経ってましたわ(^^;
日頃、こっち方面に来ないんで(俺の帰宅方向とは逆)いつからこの「鶏そば」を始めたのかわからないけど、大きな看板でアピールしてるってことは、まだ、そんなに経ってないよね?数ヶ月ってところ?

何にせよ「鶏スープ」の麺モノに目がない俺は、汁なし担々麺を食べたいという思いはどこにやら。
入店するとすぐに食券機で「鶏そば+皮カリカリ丼(ハーフ)」のチケットを購入してました。720円也。

いやあ、皮カリカリ丼ははずせんよねえ。どんなにカロリー高くても(笑)

んで、鶏そば。

最初出てきた時、えらく澄んだスープの色に、「あかん、これ、繊細につくりすぎて味が薄いだけのスープになってるパターンや・・・」と落胆してしまったんですが・・・まったくの俺の見込み違い。良い意味で裏切られました。

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これ、むっちゃ美味いやん。
実際、繊細なスープなんだけど、奥の方にしっかりとした塩の旨味があって、それが甘い鶏の脂の風味と相まって最高の鶏塩スープになってますがな。いや、ホント、鶏皮の裏の脂のあの甘みがしっかり溶け込んでいて、人によっては甘すぎると思ってしまうかもしれないんだけど、俺の舌にはベストマッチ(笑)
木のおたまでスープをすくい口に運ぶ手が止まりませんよ。スープ、うめえ。

これに、「鶏こまぎれ肉」と「つみれ」がまるで「背脂」と「チャーシュー」のように載ってるんですが、こいつらがまたスープの邪魔をせず、そこに鶏の旨味をプラスさせる役目をしっかり演じていて。

うーん、ここ数年で食った「鶏塩系」のラーメンの中で一番好きかも。

この鶏そばには、ピリ辛なやつや、カレー味のやつもあるみたいなんで、しばらく楽しめそうです。
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「寅造」「魚寅」のあとで向かったのは「善吉」・・・だったんですが、行ってみると狭い店内に溢れる人の数(^^; 8~9人くらいだったけどね。皆仲間みたいで大騒ぎしてた。
「廣島立ち呑みん祭」のスタンプカードでは「収容客数 約12名」になってるけど、12名は厳しいよね、実際。
いや、まあ、12名入れなくもないと思うけど、あの狭い店内に知らない人と一緒に 12名でこもるのは人見知りな俺にはきついは・・・(--;

残念ながら、この日の「善吉」は断念。
「善吉」に行くのも 7年ぶりくらいだから楽しみにしてたんだけど。

諦めきれず、一旦、他の店で 30分くらい飲んで、もう一度見に行ってみたんだけど、やっぱり一杯だった(^^;

ということで、この日のスタンプは 2個だけ追加。あと 11店。まだまだ先は長い(^^;

○大国ホルモン 大須賀店
○居酒屋 ドラ☆キチ
○欧風酒場 ペレソッソ
○角打 福本屋
○さむらい
○en-ya(えんや)
○くしやき 三ツ星
○たまりBar
○ビールスタンド重富
○立ち呑み ほしの
○善吉
★魚寅
★寅造
★居酒屋ベック
★串かつ寅卯
★ナイス☆ユカリ
★Mon Coeur(モンキュール)

ちなみに土曜日は休みなんやなあ。知らんかった。気をつけんと。
本日二店目は、これまた先日はいっぱいで入れなかった「魚寅」へ。
袋町小学校の向かい。やや平和大通り側にある立ち呑み屋だ。

「寅造」と同じ「寅卯」系列(別に資本関係があるわけじゃなく、寅卯インスパイアって感じ?)のお店だと噂に聞いたが、「寅卯」「寅造」と違って白木のカウンターで店全体が明るく小ぎれいなためか女性客が多い。
今日も、客の半分は(しかも若い!)女性だった。

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独りで来ている若い女性客もいて、俺が入店した時も、入り口近くのカウンターで一人呑みの若い女子とおじいさんが楽しそうに会話をしていた。
いや、最初に入った時は二人が会話をしているというのがわからなくて、入ってすぐのカウンターの二人の間に空きがあったのでそこに俺は陣取ったのだが、実はこの二人は会話の真っ最中(^^; その後、俺越しに言葉が飛び交い、非常に居心地の悪い状態に陥ってしまった(^^;
見れば、奥のカウンター(この店は手前と奥にカウンター席がある)に 2~3人立てるくらいの空きがあったが、注文もしてしまったので、今更移動するのも何か変だし・・・と、結局おじいさんが帰るまでそこで俺は堪えたのであった(^^;

いや、俺も会話に入ってもよかったんだけど、おじいさんの「ああ、若い子と話出来て幸せ。若い子独占出来て幸せ。誰も二人の間に割り込むんじゃねえぞ」オーラがすごくて(^^;;;
ま、実際本人も「ああ、今日は孫みたいな若い可愛い子と話が出来て嬉しかったよ。ありがとう」とか最後に言うてたし(^^;
ただ、このおじいさん、女の子がトイレに行ってる間は俺に話しかけてきて、単なる話し好きでもあるのだろうが(笑)

おじいさんは日頃「寅卯」「寅造」「魚寅」の三軒をぐるぐる回っているらしく、俺の「廣島立ち呑みん祭」のスタンプカードを見て、「わしは決まった店しか行かんけえ、こういう風に色々な店をハシゴして飲む人の気がしれん」と何気に俺をディスってくれた。
ただ、俺をディスっている自覚はないようで、その後も笑顔で色々話しかけてくれたが、「ハシゴしてるやつの気がしれん?気がしれん?ん?気がしれんて?」と俺の方がじいさんの言葉に引っかかってしまい、以後、適当に受け流してしまった(^^;

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ちなみに、この店では生ビールと「とりハム」480円を注文。
鶏ハムと言えば「寅卯」の初期人気メニューだなあ。懐かしい。
「魚寅」の鶏ハムは思いの外でかくて生っぽい造り(中の方が生の鶏肉のようなピンク色で「たたき」みたい)なので、「いや、この大きさの鶏のたたきはきついで(^^;」と一瞬思ったんだけど、食べてみたら中までしっかり火を通した鶏ハムと同じく柔らかかかった。パクパク美味しくいただけました。
いや、ほんと、この鶏ハムは美味いわ。今度行った時もまた注文しなきゃ。

結局、ここも「寅造」と同じくぴったり 20分滞在。〆て 890円也。よしよし。

最後に、バイト君がたどたどしくキュウリを包丁でスライスするのを最後まで見届けて、次の店に向かったのでありました(笑)
今日は 20時まで残業をして、それから「廣島立ち呑みん祭」参加の立ち呑み屋めぐりに。
まだまだ、あと13店もある。行ける時に行っとかないと、なにせ通津駅から自動車通勤の関係でちょくちょく飲みに出るわけにいかないので。

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というわけで、本日第一店目は本通の「寅造」。先日も訪ねたが、客が一杯で入店を断念した店だ。
あの日は「黒田が投げて CS で初めての敗戦」という広島にとって悲しい日だったので、カープのユニフォームを来た生ける屍のような連中が立ち呑み屋にも多数流れてきていたのだ。

今日は特になんということはない日である。余裕で入れるだろう・・・と思ったら、なんとカウンターにはぎりぎりひとつ空きがあるだけだった(2人で使えるテーブルはひとつ空いてたけど)
寅造、こんなに人気あるんだ。寅卯より客多いじゃん。やっぱ立地なんだなあ。

早速生ビールを注文し、台紙にスタンプを押してもらう。
これで、一番右の列が全部埋まった。給仕のお姉さんが「縦に一列並びましたよ」と笑顔でスタンプカードを返してくれたので、思わず「ありがとうございます」と深々と頭を下げ、うやうやしく受け取ってしまった(笑)

アテにはとりあえず「親鶏ニンニク焼」250円を。
コリコリの親鶏の肉(かしわ)をニンニクと一緒に焼いたものだけど、塩ダレの汁に浸かった状態で出てくる。どちらかというと「親鶏ニンニク煮」の方が実態に近いか。

味は、けっこう「やさしい味」である。もう少し塩が強めでもいいかなあと。ビールより、日本酒に合う味かも。
俺のあとに入ってきた独り飲みのサラリーマンも「ビールと親鶏ニンニク焼」って注文してたから、人気メニューなんだろうなあ。

前回ペース良く飲みすぎて 4軒めの「寅卯」で記憶を失ったので、今回は抑えめに(笑)
ビールのおかわりはせずに(笑)、「くじらの生姜焼」750円を追加で。
鯨肉があるのに注文しないわけにいくまい。「シーシェパードを日本から追い出すための広島会議」議長の俺としては。あ、今作った団体です(笑)

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このくじらもやさしい味やなあ。いや、やさしい味というより、「薄味」の方がニュアンス的に近いか。
生姜焼というわりにあまり生姜の風味はしなくて、なんか焼肉のタレを水で薄めたような感じの味やなあ。いや、その味付けは別に悪くないんだけど、もう少し塩気がほしい。まあ、高血圧メタボ親父な俺にはありがたい味付けなんだけどね(笑)

というわけで、以上をたいらげ、2杯目のビールを欲っする気持ちを抑えつつ退店。ちょうど 20分の滞在時間だった。

〆て 1,490円也。うん、上等。

「廣島立ち呑みん祭」は財布との戦いでもあるので(一ヶ月の小遣いで 17店周らないといけないからね(^^;)、このくらいで抑えていかんと志半ばで力尽きることになってしまう(^^;
昨夜の残業飯は久しぶりにラーメンに。
事務所にお泊りするときに晩飯にラーメンというのはよくやるのだが、残業の合間にラーメンというのは実に久しぶりだ。

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訪店したのは袋町の「二代目もんごい亭」。
ん?つーか、ここは「もんごいらーめん」が店の正式名称なの?「食べログ」にはその名前で載ってるなあ。ようわからん。
看板には「もんごい」としか書いてなかったし。

まあ、それはそれとして、俺が「もんごいらーめん」を食べるのは 3年半ぶりである。

初めて食べたのは 2013年のフラワーフェスティバルの時だった。「なんかインパクトの無い味だなあ」が第一印象。ただ、これは屋台だったので本当の味とは違うのかもしれん・・・と、その一週間後に「二代目もんごい亭 広島駅前店」を訪ねたのだ。
で、その時も「上品だけどインパクトの無い味だなあ」という印象であった。

ただ、広島でも味の評価の高い店なので、「えび塩がよくないのか?他のらーめんならバッチリなのかも」と再訪の思いがぶすぶすと燻っていたのであります。

そして先日、一緒に飲んだ人から「もんごいって行ったことないんで、一回行ってみたいんですよねえ」という話を聞いて、がぜん再訪の思いが強くなり、そして昨夜、残業が確定した時点で残業飯は「もんごいらーめん」と決めていたのだ。

三年半ぶりの「もんごいらーめん」。注文したのは「さかな塩ぐっつり盛り」990円也。高っ!!990円???

所謂「全部のせ」なラーメンなんだけど、それにしても 990円は高すぎるやろう!!(^^; ま、美味けりゃいいんだけどね、美味ければ。でも、990円なんて相当ハードル高いで。ええの?(^^;

ちなみにこのお店。若い娘さん二人だけで切り盛りしている。
たいがい、若い男がひとりくらいは混ざってるもんだと思うが、やっぱおしゃれな袋町だからかね?(笑)
若干の違和感はあったが、接客態度にも問題なく一安心。

で、お味。
うーん・・・まあ、美味しいんだけど、どうなのかねえ?990円でしょ?そんな価格の味ではないわな。
ほんとに雑味がなくて、丁寧に作り上げたスープなんだろうなあとは思う。「さかな」のダシもしっかり出ていて、上品で美味しいスープだ。
でも、これ、ラーメンでしょ?そんな上品な味付けにして、一般ウケすんのかね?いや、まあ、糞家賃の高い袋町で営業を続けてるってことはそれなりに店は繁盛してるんだろうけど、それって「酒飲み帰り」の客を上手に釣ってるだけじゃないの?
実際、昨日は 18時すぎに訪店したのに、客は俺を含め三人だけだったし・・・

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あ、でも、チャーシューは美味かった。
まるでローストビーフのような食感のチャーシューで、噛むごとに肉の旨味が溢れ出てきてなかなか良いですなあ、これ。
元々繊細な味のスープに合わせるためか、そんなに濃い目の味付けにはなってないんだけど、ほんとに中からひと噛み毎に肉汁が、じわ、じわっと出てきて旨し、旨し。ああ、これ、「煮豚」じゃなくて、ほんとうの「焼豚」なのか。

結論として、「ラーメン」という完成体としては、俺的には「美味いんだけど物足りない味で、また990円出して食べにきたいとは思わない」って感じかなあ。結局、「えび塩」の時と同じ印象か・・・

というわけで、もしかしたら「料理」としては高い完成度のものなのかもしれないんだけど、「ラーメン」として見た時には・・・もっと工夫できるんじゃないのかねえ?という印象を持つ一品でしたなあ。もちろん個人の意見です(笑)
「広島酒呑童子」は古くから紙屋町にある居酒屋である。
一度は行ったことがあるって人が広島にはそれなりにいるんじゃないだろうか?うちの嫁さんも20年くらい前に飲みに行ったことがあるそうだ。

「酒天童子」の Web サイトにも「広島酒呑童子は、150種類以上の料理、30種類以上の日本酒、150種類以上の焼酎を取り揃えた、昭和の名残を残す居酒屋になります。」と書かれているように、見た目も良い具合にくたびれていて、その場でたくさんの酔っ払いを見つめながら、粛々と時を経てきた面白味がある。
かと言って、もちろん歴史ある高級店の類ではない。あくまて庶民のための飲み屋であることは確かだ。

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俺らが金曜日の飲み会の場所を「酒呑童子」に決めたのは、ここが日本酒の品揃えの豊富な店だからに尽きる。

実は俺、散々この店の前を通りながら、一度も訪店したことがなかった。
この店が日本酒を多く揃えた店だということも、ネットで調べて知った。いや、調べてくれたのは、この会を企画したUノさんである。
俺は、Uノさんが調べた「広島で日本酒をたくさん置いている(と言われる)店」三店の中から、「あ、酒呑童子。この前をよく歩きますよ。職場からも近いし、ここにしましょうか」と、この日一緒に飲んだ三人の中で一番の年長者として宴会場所に決めただけである。

この日の飲み会のテーマは、ただただ「美味い日本酒を飲みましょう」というものだった。
以前参加していたプロジェクトのメンバーは割とちょくちょく集まって飲み会をするのだが、今回はその中でも特に飲酒量の多い三人だけで集まった。

俺らの飲み会はきっちり割り勘が基本だが、毎回清算の時、「なんか、俺、すげえ酒飲んじゃったし、なんか、これで割り勘とか、ほんと申し訳ないわ」と秘かに思っていた三人である。
「じゃあ、『俺いっぱい飲んじゃったから多めに払うね』ってすればいいじゃん」って?それ言っちゃう?(^^;
それは嫌だ(笑)
一緒に飲んだからには割り勘だ。細かく計算なんて面倒くせえ!

まあ、そういう三人だったので、この日は飲みに飲んで御代が一人 7千円くらいになったよ(^^;; いつもの飲み代の倍以上やな(^^;;
まあ、その分、色々な酒を飲めて楽しめました。

「而今(じこん)」、「鍋島」などの有名どころに加え、「越乃寒梅」のように「そういえば昔よく飲んだなあ」という懐かしい酒や、「出羽桜」「一白水成」「南部美人」という酒処・東北のお酒、店長お薦めの「作(ざく)」。これはガンダムファンに人気の酒だそうである(笑)
あと、日頃四国の酒を飲むことがないので、香川の「凱陣(がいじん)」と高知の「しらぎく NOREN」をやってみた。
「凱陣(がいじん)」うめえぇ。

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この店はよくある「飲み比べセット」だけでも 4種類くらいあったりして、ちょっとずつ色々な酒が楽しめて本当に良いわ。
他にもいくつか飲んだんだけど、メモるの忘れててわかんなくなっちゃった(^^; 仕方ないから、またチャレンジだな(おい(^^;)

一番美味かったのはどれかなあ・・・
「而今」や「鍋島」「凱陣」あたりの有名どころはやっぱ美味かったけど、意外なところで、岡山県の「多賀治(たかじ)」かなあ。
利き酒で飲んだんで、そんなにグレードの高い酒じゃなかったと思うんだけど、フルーティーな香りと柔らかい飲み口で、ランク上の酒の味がするって感じだったわ。大変美味かった。今度、どっかで見かけたら買ってみんといかんなあ。

いや、ほんと、こんなに色々な酒を一晩で飲めて幸せ。「多賀治」のような発見もあったし。

また、この店、食べ物も美味かったんだけど、そのへんの話も別のエントリーで書いておこうと思います。
昨日は、一日中射撃をしていて家族サービスも出来なかったので、「晩飯はお父ちゃん(俺)が小遣いの中から金を出すので外食にしよう」と提案。
嫁がすぐに飛びついてきた。
「ただし、今月は色々厳しいので、吉野家ね、吉野家」と制限を設けたのだが、嫁の行く気は全く削がれなかったので、家族で「はなまるうどん・吉野家 2号線岩国店」が確定した。

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しかし、家族で吉野家というのも少し侘しい。息子たちが小学生の頃は、やっぱ子供ってジャンキーなものが好きだから、牛丼屋やらハンバーガー屋やら連れて行ったけど、息子たちが大きくなったらそういうところ、全然行かなくなった。
家族でマックとか行ったの、何年前だろう。

いや、別に牛丼やハンバーガーを下に見ているわけではないよ。
ただ、どちらの店も、金は無いけど量食べたい運動部の学生や小遣いを節約するサラリーマンとかが主な顧客でしょ?低価格化というのはそういうことだからね。
そういう「金を惜しむ人間が集う」という環境に「家族で出かける」というのが、どうも違和感があって・・・

特に長男坊は旧岩国市内の学校に通ってるんで、吉野家の店内でばったり「友達同士で牛丼を食べにきていた」友人に見られたりしたら、何か「お前んち、家族で吉野家に行くんだ」とか笑われるんじゃないかと心配になったり(^^;

じゃあ、出かけるなよ!って話なんだけど、「だって、牛丼が食いたいし、何より、そこに『吉呑み』があるんだもの!!」ってことなんだね(笑)

そう。一日中散弾銃撃ってて(結局、昨日は 1日で 195発撃ったよ)、腹は減るわ、何かビールで一杯やりたいわで。
そうすると、がっつり飯食って、さらに居酒屋メニューで一杯やれる吉野家は最高の選択やん!!

なので、吉野家に向かう道すがら長男坊には「もし、店の中で友達に会って、お前んち、晩飯が吉野家の牛丼かよ!?って笑われたら、ああ、今日は下々の、つまりお前たちのような労働者階級がどんな飯を食ってるのか、家族で確認をする日なんだよ。支配階級の人間として、お前たちが日頃どんなものを食っているかを知っておくことも、アメとムチのアメを与えるときに役に立つからな・・・って、貴族として凛とした態度で応えるんやで」と指導した。
「ふん」と鼻で笑われたけど。

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ということで、俺は「はなまるうどん」でミニ丼セットを「唐揚げ丼+ゆずとろろうどん(小)」580円也でがっつりいただき、その後、生ビール 350円、ハムポテサラ 280円、玉子焼き 200円の「吉呑み」で気怠い日曜日の夜を楽しんだのでありました。

ちなみに、昨夜もバイト君たちは「吉呑み」の提灯とメニューを出し忘れてた(^^;
レジで「居酒屋メニューやってるの?」と聞くと、「あ、す、すみません」と慌てていたが、どうしてこんなに出し忘れが頻発するのか?(^^; 担当を決めてないんかいな?
まあ、俺も「吉呑み」三回目なので、メニューが出てなくても「レジの横のほうに置いてあった居酒屋メニューを勝手に持ってきて」ささっと注文したけど(笑)

ああ、「はなまるうどん・吉野家」楽しい!!

そういえば、嫁に「アニョハセヨ」を注文させようと思って忘れてた。また家族で来ることにしよう(笑)貴族の視察という体で(笑)

ところで次男坊は、「車に酔って気持ち悪い。あまり食べたくない」と言いつつ、店内で牛丼大盛りと唐揚げ 2個を平らげ、「自宅での夜食用」に牛丼弁当並盛りを買っていった。
中学生の食欲!!(^^;
・・・というわけで、この日最後の店は「串かつ寅卯」。

この日回った 4店の中で、唯一「行きつけの店」と言ってもいいだろう。途中、随分長いこと顔を出してなかったので、大将には「何が行きつけの店だよ!」って怒られそうだけど(^^;

ということで 4店制覇。残り 13店。先は長いなあ。

○大国ホルモン 大須賀店
○居酒屋 ドラ☆キチ
○欧風酒場 ペレソッソ
○角打 福本屋
○さむらい
○en-ya(えんや)
○くしやき 三ツ星
○たまりBar
○ビールスタンド重富
○立ち呑み ほしの
○善吉
○魚寅
○寅造
★居酒屋ベック
★串かつ寅卯
★ナイス☆ユカリ
★Mon Coeur(モンキュール)

ところで、この日の「寅卯」は開店五周年記念で、最初のワンドリンクがタダだった。ラッキー。
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「なんでもいいの?」「なんでもいいですよ」ってことだったので「日下無双 純米60 西都の雫」を。うまうま。
これだけじゃ申し訳ないので、もう一杯「日下無双」を、今度はちゃんとお金を払って(笑)
そして、最後にやっぱり山口の酒「長陽福娘 山田錦純米酒 ひやおろし」で。これまたうまうま。
この間ここで飲んだ「東洋美人」と同じ萩の酒です。萩にも良い酒がいっぱいあるねえ。

アテの方は、もういい加減腹が膨れてはいたんだけど、念願の「鳥塩煮込」を。これがまた無茶美味いやん。シンプルな塩味のスープで鳥モツの旨味がより鮮明にされて、いやあ、これはいいわ。
そして、いつもの「せせり塩焼き」も。「寅卯」に来てこれを外すわけにはいかんよねえ。

結局、他のおじさん客の皆さんとの会話もはずみ、2時間も滞在していたもよう。
いや、「滞在していたもよう」とか他人事みたいに言ってるけど、なんでかっつうと、どうやって帰ったかの記憶がまったくありましぇーん!(^^;
「長陽福娘」を呑み始めたあたりまでの記憶しかないっす(^^;

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十日市の事務所まで戻って寝てたんだけど、朝、目が覚めたら iPhone のケース(俺はメタルバンパーだけど)がガリガリの傷だらけ。それも複数箇所。相当激しく地面に叩きつけたのか、何度も落としたのか。本体には一箇所だけ小さな、しかし深い傷がついてたけど、ディスプレイとかの損傷はないので問題無し。

しかし、なんでこんなに深い傷がついてるのかねえ。ポロっと落としただけじゃ、これほどの傷はつかんで。上から地面に叩きつけられたような傷や。怖い、怖い。

まさか、酔って帰ってる途中、前にスタイル抜群のミニスカのお姉ちゃんが歩いてて、興奮した俺がスカートの中にスマホを突っ込んで盗撮しようとし、お姉ちゃんにバレてスマホをチョップで叩き落されたとか、そんな事件が発生してたんじゃないだろうな?(^^;

こわ、こわ。捕まりませんように、捕まりませんように。ミニにタコ、ミニにタコ。田代神、田代神・・・
10/12 の三軒目。

「Mon Coeur」から徒歩 5分ほど。横川商店街の中(ちょっと小路に入るけど)にある店。
「ナイス☆ユカリ」になってから訪れたのは初めてである。

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以前この場所には眼鏡っ娘中国人ママの「咲」という店があり、一時期俺も"準"常連くらいの感じで顔を出していた。
その頃はママさんも名前を覚えてくれてたんだけど、通勤手段が変わったりして、だんだん横川で飲むことが減っちゃったもんだから、訪ねるのは数ヶ月に一度、最後には一年ぶりに訪店したら、完全に俺のことは忘れ去られていた。とほほ・・・(^^;

それからほどなくして、ママのチョーさんが結婚のため店を閉めて、代わりにオープンしたのが「ナイス☆ユカリ」なのである。オーナーは「咲」と一緒だと聞いたけど、よく知らない。

チョーさんに完全に忘れられていたのがトラウマになったのと(^^;、「ナイス☆ユカリ」という店名にママさんの我の強さをひしひしと感じ若干の恐怖を覚えたのとで(^^;、なかなか訪店できなかったのである。
そういう意味で、「廣島立ち呑みん祭」は良いきっかけになった。

で、初めての「ナイス☆ユカリ」。何の事はない、ママさんも明るく優しく良い店だった。ビビってて損した(笑)

なかなか居心地の良い店で、19:15頃に入店して、なんだかんだで 1時間滞在した。
口にしたのは生ビール二杯に「鮭の白子」「ポテトサラダ」。計1,500円。 1時間楽しんで 1,500円。コスパ高いわあ。

店に入った時点でカウンターはいっぱい。無理をすれば入れそうだったんだけど(実際に優しい女の人が場所を開けてくれたんだけど)、とりあえず遠慮して壁際のテーブルで独り酒。
その優しい女性とおじいさんが楽しそうに話をされていたんだけど、そのおじいさん、高身長ですらっとしたスタイルの品の良いオシャレな人で、「Mon Coeur」で俺に「廣島立ち呑みん祭の歩き方」をレクチャーしてくれた人や。

「重富は営業時間が短いんで気をつけんさい」とか「日曜日は休みの店が多いんでやめときんさい」とか、色々教えていただいた。
その御礼も兼ねて話しかけようと思ったんだけど、おじいさんからの「おい、今女子と気持ちよく話てるんだから、俺に話しかけるんじゃねえぞ」オーラがすごくて結局話しかけられず(^^; まだまだ枯れてないねえ。さすが。

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そのおじいさんは 10分ほどしたら帰られたので、空いたカウンターへ移動。やっと他のお客さんと楽しく会話をすることが出来た。

ただ、昔の俺は、初対面でもドッカンドッカン女の人を笑わせることができたもんだが、歳を取って滑舌が悪くなったのか、世代間の話題の違いを埋められていないのか、なんか、一応俺の話に笑ってくれてはいるものの、ふとした瞬間に見える表情で「あ、全然俺と話をするのが楽しくないのだな。とほほ(;_;)」と寂しさを感じさせられたのであった。
今更「小太りのおっさん」な見た目はどうにも出来ないので、話術に磨きをかけたいなあ。女を騙したいなあ。

ということで、ふと現実に引き戻された俺は、楽しい会話(まあ、一方的に俺が楽しかっただけだけど(笑))を切り上げ、この日最後の目的地である「寅卯」へ向かったのであった。

<ナイス☆ユカリ情報>

そう言えば、この店は 22:15 がラストオーダーで、23:00が閉店時間なんだけど、何が何でも絶対 23時には店を閉めるそうである。
この日初めてナイス☆ユカリを訪店したという20代の若いサラリーマンが店を気に入り、電話で友達を呼んだんだけど「立ち呑み屋はいやじゃ」と断られた。「とりあえずその友達と別の店で食事して、またここ(ナイス☆ユカリ)に戻ってきていいですか?22:30頃になると思うんですけど」とその子がママさんに聞くと、「いいけど、23時が閉店なんで、例えばあなたがまだ食事中でも、23時にはぴたっと店を閉めて帰ってもらうけど、それでもいい?」との回答が帰ってきて、「え?」と若いサラリーマン、絶句してたよ(笑)
ママさん、やっぱ我が強いな。でも、全然嫌味じゃなくて、ママさんの人柄がにじみ出てたよ。
10/12 の「廣島立ち呑みん祭」のつづき。

「ベック」を出て、十日市の電停まで歩き、広電で俺が向かったのは横川駅。
いや、家には帰らない。確かに俺の通勤コースだけどな(笑)
廣島立ち呑みん祭第二の店「Mon Coeur(モンキュール)」に向かったのであります。

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モンキュールは横川駅から中広通りを西に、フレスタの地下駐車場入り口からもう少し行ったところにある。酒屋の隣だ。
確か、この酒屋の娘さんが始めたワイン中心の立ち呑み屋じゃなかったかな。
注文したワインが切れてると、すぐに隣の酒屋から新しい瓶を持ってきてくれる。

実は、この店が出来たばかりの 12年、いや 13年ほど前に、当時勤めていた会社の後輩・長セと二人で来たことがある。その後、俺一人でも一度行ったかなあ。
当時は長セと二人でよく会社帰りに飲んでて(週に一、二度は二人で飲んでたなあ)、「なんか、横川にワインの立ち呑み屋が出来たみたい」という情報を得て、「立ち呑み屋と聞いたら行くしかあるまい」とわざわざ遠征したのだ。

その長セとも会社を辞めてからはすっかり疎遠になってしまい、今では年賀状のやり取りがあるくらいだ。
前の会社の社風として(特にT山県の人は)、辞めた人間には冷たいからな(笑)
そんなことを思い出しつつ、モンキュールに入店。

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既にカウンターには 3人のお客さんが。なので、入り口側の端っこに陣取る。すると「そこ、特等席ですよ」といきなり店の人に声をかけられる。
そこには、8インチほどの画面のワンセグプレーヤーが CS ファイナル一回戦の様子を映し出していた。なるほど(笑)

日頃は TV を置いていない店が、カープの躍進で慌てて試合を観れるように頑張った結果なのだな(笑)

というわけで、一番試合中継を見易い位置で、まずはグラスワインの赤(銘柄不明。聞いたけど忘れちゃった(^^;)400円也とチーズ 4種盛り 500円也の計 900円を注文。この店は cash on delivery なので、すぐにお金を支払う。安心だわあ。

「ベック」では常連客の中に溶け込めなかったのだが(^^;、ここでは既にカウンターで飲んでいた人たちともカープのことや「立ち呑みん祭」の周り方の話で盛り上がった。
なので、最初はワインを一杯飲んだら次に移動するつもりだったんだけど、もう一杯赤ワインを追加。
メニューの中に「カープ応援ワイン」というのを見つけたのでそれを。
注文して 450円を支払う。
メニューによると、「カープ応援ワイン」は「ペッシェヴィーノ ロッソ」。イタリアワインで「フレッシュなチェリーを思わせる飲みやすくバランスの良い赤」なのだそうだ。

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特にカープを連想させるようなものは無いが・・・と思ったのだが、ワインに詳しい人はもう「クスっ」と来ているかもしれんね(笑)
そう、このワインの瓶の形が「鯉」なのだ。

いや、多分違う魚だと思うけど(イタリアの方であんまり「鯉」の話は聞かんし)、確かに「鯉」っぽい。
店のお姉さんも「鯉です。いや、多分ですけど・・・」と若干弱気であったが、まあ、鯉ですよ、鯉。それで良いのだ(笑)

しかし、こんなちょっと洒落たワインショットバーでもカープネタが飛び出すとは、本当に広島全体が浮かれている。すごい「カープ優勝効果」だなあ(笑)

ペッシェヴィーノを飲み干したところでお暇。滞在時間はちょうど 30分。お代は合計 1,350円。うーん、リーズナブル。

13年ぶりのモンキュール、楽しめました。
今年で第三回目となる「廣島立ち呑みん祭」。立ち呑み屋をめぐるスタンプラリーだ。
10/10から、「立ち呑みの日」である 11/11までの約 1ヶ月間に下記の 17店舗を周る。全部周りきった人の中から、「石亭」ペアランチ券や黒毛和牛もも肉などがあたるというイベントだ。

○大黒ホルモン 大須賀店
○居酒屋 ドラ☆キチ
○欧風酒場 ペレソッソ
○角打 福本屋
○さむらい
○en-ya(えんや)
○くしやき 三ツ星
○たまりBar
○ビールスタンド重富
○立ち呑み ほしの
○善吉
○魚寅
○寅造
★居酒屋ベック
○串かつ寅卯
○ナイス☆ユカリ
○Mon Coeur(モンキュール)

とりあえず、昨夜は「西の店」を攻めてみることにした。

最初に訪ねたのは、職場から十日市の事務所までの道の途中にある「居酒屋ベック」。
昨年、この場所に引っ越してきたらしい。そういえば、ここって飯屋だったような・・・

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ベックという名前から、ジェフ・ベック好きの 30~40代くらいの長髪・髭面の兄ちゃんがやっているロックカフェ的な店をイメージしていたが、実は老夫婦で営む飲み屋さんで、俺が入ったのは 17:45頃だったが、既に 5席だけあるカウンター席は老人たちで埋まっていた。

俺が一番若い(笑)

予想外の展開にどぎまぎしつつ、窓際に三つある立ち呑み用のテーブルのひとつに陣取る。
すると店のおばちゃんが「(スタンプラリーで)周ってきたんじゃろ?忘れんうちにスタンプ押しといたげるよ」と声をかけてくれた。おばちゃん、するどい。そして優しい。
多分、いつも常連ばかりの店で一見客は珍しいんだろうなあ(笑)

生ビールと麦焼酎のお湯割り。それに細切れ肉の豚生姜炒めとスパニッシュオムレツっぽい玉子焼きをアテにする。
この、飲み物 2杯と料理 2皿の組み合わせで晩酌 Aセット。なんと 1,000円ぽっきりである。安いよねえ。だいたい、こういう組み合わせの晩酌セットで 1,500円なんつう店が多くない?1,000円は安いわ。

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料理や飲み物で暖かいものを頼むとレンジでチンしてくれるんだけど(焼酎お湯割りも、水割り作ってレンジでチンしてたような(笑))、料理より器の方が熱くなっちゃうようで、毎回「器、熱いから直接持たないでね」とか注意された(笑)おぼちゃん、優しいなあ。

ちなみにおばちゃんの旦那だと思われるおじいちゃんは、カウンターの端に腰をおろして、ずっと客のおばさんと楽しそうに話をしてた。俺ですら、「ちゃんと働かんといけんで」と思ったんだけど、おばちゃんは文句を言わない。おばちゃん、優しいなあ(笑)

しかし、ここで麦焼酎のお湯割りを飲んだのはまずかった。けっこう濃い目だったので、早くも俺は酔い始めていたのである(^^;

ということで、常連さんたちの話の輪に入れず、一人で飲んでるのが辛くなったので 20分でお暇。次の店を目指したのであった(笑)
さあ、今日(10/12)からクライマックスシリーズファイナル開始ですよ!
頑張れカープ!!

ちなみに、俺の俺に対する愛に「ファイナル」はないけどね!!

ええと、今日は腹が痛くて調子が芳しくないので前フリはこのくらいで(笑)

10月3日(月)の愛俺弁当

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赤いウインナーが賞味期限を迎えたので、残り4本を全部投入という贅沢弁当。正に貴族の弁当だね。
その他、袋麺のナポリタン、スクランブルエッグ、それにジャンボつくね。
つくねはレトルトとかじゃなくて、生の鶏肉ミンチを自分で焼くやつ(味はついている)。6:00から 30分で弁当を完成させないといけない俺には厳しいおかずなのだが(やっぱ、焼くのにけっこう時間がかかるので)、これがなかなか美味しいのよね。
タルタルソースをかけて完成。

10月4日(火)の愛俺弁当

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赤いウインナー切れなので、嫁さんからもらったウインナーを入れてる。
あと、瀬戸内レモン味のサラダチキン(鶏肉を蒸したヤツ)を 7mm厚くらいにスライスして焼いたヤツ。そのまま食べるサラダチキンも、焼くとさらに美味しい。俺は焼いたヤツが好き。
それに、照り焼きチキン、チーズ入りちくわ。ちくわは嫁さん提供。最近、嫁さんからおかずをもらうことが無かったので、久しぶりに愛妻色のある弁当となりました。
やっとお袋から梅干しが届いたので(ただし、小梅を漬けたやつ)豪勢に二粒と(梅干しの貴族弁当やあ)、鮭フレーク、壺漬け昆布。うまし。

しかし、ここ二日ばかり腹の調子がベストではないような。腹(腸)だけではなく胃の調子もよくないのかなあ。
昨夜は、就寝後 2時間くらい経ったときにいきなり吐きそうになっちゃって、喉ちんこの辺りまでゲロが上がって来ちゃって、「ああ、こうしてゲロを喉に詰まらせて死ぬやつがいるんだな」とちょっと怖くなっちゃった。というか、胃液のせいかその後喉が焼けるような感じでしばらく寝れんかったわ。

やっぱこれって、「もっと寝る前に食い物をガツガツ食って、寝ている間にゲロが上がってこないように上から押さえつけるべし!」という神様からのお告げなのかね?
先週金曜日は、「寅卯」で飲んだあとで「ラーメン・焼肉 どんどん」にて晩飯のラーメン。

いやいや、君が、「飲み屋で串揚げとか鶏肉焼いたのとか食った後で、さらにラーメンなの?ダイエットする気ないの?」と俺に問いたいのはわかる。
ダイエットは今ちょっと小休止中なんだけど、俺も際限なしに太る気はないよ、もちろん。
だから、この日はチャーハンは頼まなかったよ。ラーメンだけ。

ラーメンだけなら、まあ、あれですよ、チャーハンセットのチャーハンを白飯だとすれば、ラーメンは味噌汁じゃないですか。つまり、味噌汁だけ飲んでるようなもんなんで、何の問題もないですよ。

そういうわけで、この日注文したのは「山菜ラーメン」680円也。
ほら「山菜」ってあたりがなんとなくヘルシー。

しかし、出てきたラーメンを見て俺は思った。「これ、キクラゲラーメンやん・・・」

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「どんどん」にはキクラゲがメインの具である「キクラゲラーメン」というメニューがあって俺も食べたことがある。キクラゲのシャキシャキした歯ごたえが楽しいラーメンだ。
これは、その「キクラゲラーメン」ではないか???

丸忠の「山菜うどん」に入っているような山菜を思い浮かべていた俺の頭は混乱してしまった。キクラゲは山菜なのか?というか、これが「山菜ラーメン」だとしたら、「キクラゲラーメン」とは何なのか?内容の同じラーメンを別名でメニューに載せる意図とはいったいなんなのか?

が、よく見たら、キクラゲの他にもなにやら具の姿が・・・

乾燥わらびを戻したやつか?確かに山菜だ。キクラゲと見た目があんまり違わないんで(同じ茶色だし)気づかんかったわ。

酒飲んだあとは俺の馬鹿舌がさらに馬鹿になるので、この茶色いシワシワの茎の味はよくわからず。シャキョシャキョした歯ごたえは楽しい。
山菜ラーメンって、それなりに山菜の味を楽しむものだと思うのだが、これは歯ごたえ楽しみ系山菜ラーメンか(笑)

今度、酔っ払ってない時にもう一度食べてみたいが、酔っ払ってない状態で「山菜ラーメン」を注文するのは、もう二十年くらい歳を取ってからだろうなあ(笑)
しつこいようですが、昨夜は悲しいことがあって(ヒント:シマブクロ)、俺の心はやさぐれていたのでした。

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それでも、18時からサーバ設定作業が入ったので、「そうだ、今日は仕事だから行けないのだ。決して俺がチケットを紛失させたから行けないのではなく、どうしても今日やらないといけない仕事が発生してしまったので、仕方なく俺はライブに行けないのだ」と心の安寧にたどり着くことができたのです。

・・・が、通常、30分~1時間ほどかかる作業がわずか 15分で終了。時計を見るとまだ 18:15。
「今からでもチケットを持っていれば、十分楽しむことが出来る時間帯だよ」という悪魔の囁きが聞こえ、俺の心はまた激しく乱れたのでありました。

というわけで、3ヶ月ぶりの「串カツ 寅卯」へ。
前回、2年ぶりに訪ねてから、さらに 3ヶ月、いや、もうすぐ 4ヶ月か・・・またもそんなに日を開けてしまい、何となく行きづらくなってたんですが、俺の心の闇の方がその気持ちに勝り、「お酒をちょうだい!全部忘れてしまえるお酒をちょうだいな!」と職場からチャリで 5分の堺町「寅卯」へ。

店に入ったのはまだ 18:30前。俺が口開けの客でした。

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すぐに生ビールと、串揚げ 4本。うずら、赤ウィンナー、プチトマト、そして紅生姜。
うずら以外は赤い「カープ色」でスタート。はい、嘘です。偶然です(笑)
あと、「鳥モツの塩煮込」に興味津々だったんだけど、こいつはまだ仕込みの途中で出来上がってなかった。早く来すぎた。残念(^^;
気を取り直し、「せせり塩焼き」を追加で。

これ、「寅卯」の人気商品。俺も好きで大概頼むけど、この日も俺を含め四組五人の客がいたんだけど、全員これを頼んだという(笑)

で、揚げ物でビールを一杯やったら、ここから日本酒ですよ。
何度もこのブログでも書いてるけど、この店は山口県の酒がメインだからね。この日はあえて自分では選ばず、「店員が選んだ酒」を注文。何が出てくるか楽しみ。

出てきたのは、『東洋美人 IPPO 原点からの「一歩」 愛山』。どこにも吟醸酒の文字はないが、精米歩合50%の純米大吟醸である。そりゃ、間違いなく美味いわな。
幻の米「愛山」を使用した酒だけど、米の違いが分かるほどの繊細な舌はしてないもんで(^^;
フルーティーで角のない丸みのある優しい味だけど、旨味がけっこう感じられて、「金雀」の大吟醸に近い感じかなあ。山口大吟醸の味や(笑)うん、美味い。

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これに当てたのは、「ムール貝と小松菜のアンチョビ炒め」。

これ、大将、塩の加減を間違えてないかなあ・・・すげえ塩っぱいんだけど(^^;
一日に摂取可能な塩分量をこれ一品でオーバーしてしまいそうなくらい塩っぱいわ。
アンチョビがたっぷりなんかね?アンチョビって・・・まあ・・・塩だからな(^^; まあ、だから日本酒を一緒に飲むといいのかも。
こいつを肴にしてたら、一気に東洋美人がグラスから消えてしもうた(^^;

すぐにおかわりを・・・と思ったが、残念ながらこの日は深夜のサーバ保守案件があったのでここで終了。
飲み足りんがしょうがない。
10/10から一ヶ月間、広島市内の立ち飲み屋をめぐるスタンプラリー「廣島立ち呑みん祭」も始まることだし、また近いうちに「寅卯」を再訪しようてえ。
金曜日の夜・・・というか、正確には土曜日深夜の 2時からサーバの保守作業があって、JRの始発電車で岩国に帰ることに。
その前に朝飯でも食っていこうと、事務所の近くにある 24時間営業の「なか卯 広島西十日市店」へ寄った。

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昨日はサーバ作業の疲れ以上に悲しいことがあったし(ヒント:シマブクロ)、朝から牛丼でもガッツリ食って帰ってやろうと(笑)

そしたら、なんか魅力的な新メニューのポスターが!

「ローストビーフ重ですと!??」

ええ。勿論ローストビーフ重にしましたとも!はいからうどん(小)とのセットで 890円也。

しかし、俺もいい歳だ。「朝の5:00にローストビーフ重?」という不安がないわけではない。
「食えなかったらどうしよう・・・」と少し弱気も顔を出したり・・・
でも、杞憂だったよ。

ローストビーフ重は、思っていた以上のローストビーフが白飯の上に載っていた。
「お、いいね!」
今まで感じていた不安はどこにやら。俺はもう夢中でローストビーフと飯を口に運んでいたよ。

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ローストビーフはかなり薄くスライスされている。飯の上に敷き詰めるためには、薄くスライスすればそれだけ量を抑え、原価を安く上げることが出来る。それが一番大きな理由で薄くスライスしているんだろうけど、これが、ローストビーフで飯を包んで食うのに最適なのよ。
海苔でご飯を包むように、こう、うまいこと箸で巻いて、口にぽいっと。ああ、うまぁ~
甘いタレに飽きてきたら、小皿でついてきている「山わさびクリーム」を混ぜると、また(ほんとに仄かなんだけど)爽やかなわさびの風味がプラスされることで食欲を刺激し・・・あっという間に完食でした。

そりゃあさあ、2千円くらいするようなローストビーフ丼とかと比べるとボリューム感も全然違うかもしれんけど、ローストビーフ好きの俺からしても味的には全然問題なかったし、うどんを合わせてこれが 890円で食えるなんて幸せだと思うわ。

ということで、すっかり満足した俺は、そのまま山陽本線で爆睡してしまい、岩国駅での乗り換えに失敗したのでありました・・・(^^;
この間の土曜日。お袋と美術館に行った帰りに、二人ともビールを飲んで車は運転出来ない状態だったので、岩国(旧市街)まで嫁さんに迎えに来てもらった。で、ついでにうちの家族みんなとお袋とで食事をすることに。(お袋のおごりです。ごっちゃん)

ちゅうことで、俺とお袋の二人でフレスタモール・カジル岩国内の「くら寿司 岩国店」に先乗りして席取りしとくことになったんだけど・・・18:50の段階で「20:50までの 2時間待ち」状態ですよ!!

アホですか?(^^;

2時間も待って回転寿司を食べたいなんていう馬鹿はおるんかい!!と思ったけど、「どうする? 2時間待ちとぉ」「ええじゃ、待とういね」みたいな会話をする家族の姿もちらほら。いや、くら寿司って、2時間も待って食うほどのもんか?とは思いつつ、とりあえず予約はして家族を待つこと十数分。

その間、Facebook フレンドから「宇兵衛寿司にしたら?」とアドバイスをいただく。そう、俺もまっさきにそう思った。でも、子供たちが宇兵衛より「くら寿司」とか「かっぱ寿司」とか、今時の回転寿司チェーンを選んじゃうのよねえ。
皿を穴に入れたり、電車が寿司を運んできてくれたり、そういうギミックが子供心をつかんじゃうようで。以前、宇兵衛寿司に連れていったら「地味」とか言いやがったからなあ(^^;

ところが子供たちに確認すると、「宇兵衛でええよ」と意外なほど簡単にくら寿司を諦める。
さすがに 2時間待ちは子供たちにも耐え難かったようだ。ラッキー(笑)

というわけで、久しぶりに「宇兵衛寿司 山手店」へ。ガジルから歩いても数分である。

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入店すると、くら寿司とは違いガラガラであった。席が埋まってるの、半分くらいかなあ。
店内には甘いすし酢の香りが漂っている。魚の青臭い匂いもそれに混ざる。こういう匂いが駄目な人は敬遠するかもなあ。くら寿司とか、何の匂いもせんもんな・・・とか思いつつ、席が用意されるのを待つ。
なにせ、ここは回転するコンベアに接したテーブル席は 3席くらいしかない。あとはカウンターと、店員にいちいち注文をしないといけない座敷席が 2つだけだ。まあ、この辺も家族連れから敬遠される理由なんだろうなあ。

しかし、寿司の味はもうくら寿司なんかと比べるのは申し訳ないほど宇兵衛寿司の圧勝である。新興の回転寿司屋に対抗しているのか、変わり種の寿司もたくさんあるが、それすら大人の舌も満足させる品ばかりだ。
以前食ったイベリコ豚の寿司、美味かったなあ・・・生の豚肉の寿司ですよ。国産豚の生食は禁止されてるけど、イベリコ豚は OK なんよね。口に入れただけで脂が溶け出して美味かったわあ~

あ、今回はイベリコ豚は食べてません(笑)

今回食べた中で他所であまり見ない寿司というと、「うなぎとフランス産クリームチーズのフィリーロール」とか、「鶏のたたきのにぎり」とか。
どっちもクソ美味かったわあ。鶏の生食も最近政府機関から危険なのでやめるように注意勧告があったと思うんだけど、このたたきはたまらんわあ。やめれんよ。火の通った周辺部の旨味と、生肉の部分のほのかな甘みが良いコンビネーションで、食感も良いし、うっまー!!
うなぎとチーズのフィリーロールも、タレのついたうなぎとクリームチーズの味がこんなに合うなんて!濃厚な味同士が喧嘩をせず上手く絡みあって、なかなかの一品でしたぞ。

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その他にも、白子のにぎりや穴子などの定番品、炙りマヨエビのような今時メニュー、味付けたまごなどのおつまみサイドメニュー。どれをとっても味の点ではその辺の回転寿司屋は太刀打ちできませんねえ。そうそう、ここは海苔が美味いんで、新香巻なんかの巻物もたまらんのよ。

結局、家族 6人でぴったり 60皿を食べてお会計。
「宇兵衛寿司は高くつくでしょ?」とか思ってるあなた、全然そんなことなかったです。
60皿食べて、なんと 13千円弱。全然高くないじゃろう。

いや、ホント、これで敢えてくら寿司を選ぶ理由って、長男坊の好きなメロンがあるってことくらいやね(笑) ※宇兵衛寿司山手店は果物系に弱い(笑)
この週は、2回事務所泊まりがあって、あと、午前中社外で打合せがあって昼飯は外食した日もあったので弁当は2回だけ。
でも、その分弁当に込める愛情は深かったかな。ああ、好き好き!!俺、大好き!!
どんな美味いラーメンも、どんなに美味い寿司ランチも、俺が俺のために作ってくれた弁当には敵わないよ!

9月26日(月)の愛俺弁当

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ハムエッグ、赤いウインナー、ハム、合鴨パストラミ、カニカマ。
ご飯には塩昆布をまぜまぜ。
合鴨パストラミは、やっぱまだこの季節はそのまま入れるの怖いんでフライパンで軽く炙ったんだけど、そうするとけっこう脂が抜けていいね。いや、脂が美味いのはわかるんだけど、やっぱ中年男子には脂は毒だからね。
俺には 160歳くらいまで生きてほしいから!

9月28日(水)の愛俺弁当

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赤いウインナー、合鴨パストラミ、そしてメインはゴーヤチャンプルー。
いやあ、酒の肴にゴーヤチャンプルー作ろうかと思って弟がやってる朝市で小さなゴーヤの袋詰を買ったんだけど(大きいの一本じゃなく、小さいやつを複数買っておけば、毎晩小さいの一本使って具材を変えたチャンプルーができるじゃん)、すっかり存在を忘れてたので、この日の朝に慌ててチャンプルーにして弁当に入れた次第。
ご飯には大好きな塩昆布を混ぜ込み、梅干しと壺漬けを。そういえば梅干しが切れたんで、おふくろに追加を頼まなきゃ。

ああ、なんか、この二回は愛妻弁当率が 0%。ただただ俺の愛だけで作られた弁当となった。
ほんとに俺って俺のことが好きなんだな・・・って。えへへ。
今日はお袋を誘って美術館に行った帰りに、広島駅で電車まで 20分ほど時間があったので「生ビールを飲もう」と広島駅ビル 2階の「立ち飲み・お食事処 とくとく」へ。

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まあ、親子で立ち飲み屋(ただし、俺らはカウンター席に座ったんで、立ち飲みはしてないけど)で一杯とは、何となく「尼崎あたりのクズ人間」臭がしないでもないのだが、この店ならササっと飲んで、ササっと帰れるじゃろうと選んだ次第。

しかし、「とくとく」に来たのも何年ぶりかなあ。
店の前はよく通るので「久しぶり感」はあまりないんだけど、店に入ったのはもしかしたら 7~8年ぶり?
なにせ、「あれ?この店、先にレジで何か注文するんだっけ?それとも、席に勝手に座っとけば注文取りに来てくれるんだっけ?」と迷ったくらいで(^^;
答えは、「空いてる席に適当に座ればいいだけ」です(笑)

生ビール(キリン一番搾り) 360円也を一人一杯ずつと、牛すじ煮込み 360円、しめ鯖 420円を注文。合計、ぴったり 1,500円也。

店は既にけっこう混んでたけど、ビールも肴もすぐに運ばれてきた。
確かに値段は安いんだけど、牛すじ煮込みもしめ鯖も量的にはけっこう少なめで、「うわ、安い!」という感じはあんまりないな。量的に、値段相応です。まあ、駅ビルで生ビール中ジョッキを 360円で飲めるのは嬉しいけどね。

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取り敢えず乾いた喉をビールで潤すことが出来たので、10分少々の店内滞在でお暇することにしたのだが、レジで渋滞発生(^^;
俺の前のおっさんが、レジの女の子にからむ・・・のとはちょっと違うけど、むっちゃ話しかけてなかなか支払いをしないのだ。こっちはホームに移動して数分後に電車に乗らないといけないのに!イライライライラ・・・

このおっさん。なんか、自分が思っていたより支払額が安かったようで、「焼酎を計算に入れてないんじゃないんか?三千円はいっとるはずで。わしは、まあ、安うなるのはええけどのお。あんたらあ、困ろう?いや、わしは安くなるんじゃけえええんで。でも、もう一回よう見てみんさいや」みたいに、「正直なワシ、ええ男じゃろ?」と言いたいのか、レジの若い子に楽しそうに話かけてる。
多分、若い女の子と話したくてたまらないんだろう(^^; 結局、店の男性スタッフが「計算合ってますよ」とレシート見せながら説明して、おっさんは名残惜しそうに帰っていったけど(^^;

クズや・・・やっぱ、この手の店にはクズが集まるわ(笑)
孤独をレジの女の子との会話で癒やすような寂しい老後だけは送るまい・・・と固く心に誓う俺なのであった。(いや、別にレジの女の子と会話をしたいのはええんじゃけど、後ろに他の客がおる時は遠慮せえや。それが出来んからクズ呼ばわりしてるんやで)

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