酒とか食べ物とか: 2018年3月アーカイブ

ホワイトデーの日。

職場に、一緒に酒を飲みに行くだけの秘密結社・M原会というのがあるのだが(本当は色々野望があるのだがここには書けない(^^;; 秘密結社なので)、その中で特に日本酒を愛する日本酒部のメンバー三人で久しぶりに銀山町方面に飲みに出た。
割と有名なおでんの店「権兵衛」である。

20180314_gonbee1.jpg大正時代から続く老舗らしい。

予約を入れていたので、三人だけだが二階の広い座敷へ。テーブルの上にはすでにおでん鍋がセットされている。
いきなり、まるで鍋の蓋のように鎮座する巨大な白いはんぺんに圧倒される。
西日本的な繊細な味の出し汁だが、その中に浸ったおでん種はけっこう冒険している。

分厚い茎わかめや、れんこん、ロールキャベツみたいなのもある。
最近、自宅でも「変わり種」に凝っている俺的にはなんとも心踊る場である。
・・・が、まだ十日ほどしか経っていないと言うのに、もうすっかりどんな種があったか忘れてしまった。やっぱり、もっとビシバシ写真を撮らないとダメだね。ブロガーとして(笑)

15百円の飲み放題をセットして、あとは本能の赴くままにおでんを追加していく。
馬鹿話に大笑いしながら、まるで飢えた若者のように肉類も頻繁に注文する。(肉類に合った味噌おでんもある)

20180314_gonbee2.jpgそして、お勘定。
一人 8,000円ほど。
は、はっせんえん?おでんだけ食って、はっせんえん?
ま、あれだけ食えばなぁ(^^;;

俺たちが店を出ると、カウンターの中から店主らしきおじいさんも走り出てきて、「また、ぜひおいでください」と。
そりゃ、おでんだけで一人8,000円も飲み食いすれば見送りもしてくれるよね(笑)

また行きます。8,000円も食べんけど(^^;;
昨夜のポルカドットスティングレイのライブの反省会は「むさし 胡店」にて。
毎度のことだが、「なぜ観客のお前らが反省会を?」というツッコミは無しで(笑)
これはもうライブとセットなのです。

20180321_musashi1.JPG「むさし」を会場に選んだ理由は、ポルカのライブでボーカルの雫(しずく)が「むさしの弁当が、味が薄かった」と発言したから(^^;;

「むさしの弁当」と言えば、「ちからのうどん」と同じように広島人の魂です。(ほんと?(^^;;)
だから「味が薄い(美味しくなかった)」は広島のオーディエンスの前では禁句のはず(笑)

・・・が、実は「味が薄い」理由は雫の味覚障害によるもので、本人が冗談めかして「一番苦しんでるのは私なんで許して」と語りかけると、広島の人たちは「雫、頑張って。悪いのはむさし!」と声援を送ったのでありました。
(すんません。「悪いのはむさし」はウケようと思って俺が勝手に追加しました(^^;;)

というわけで「むさし」。

雫が食べたのは「おにぎりが二つ」という情報しかなかったけど、多分「若鶏むすび弁当」だろうと判断。それの弁当ではなく、店内で食べるバージョンを注文。880円也。
実は、俺、「むさし」の弁当すら食べたことはなく、これが初「むさし」だったのでありました(笑)

キャベツの葉が、剥きとったそのままの形で添えられてるのがワイルド(笑)
調味料は塩の小袋がついてきます。それを唐揚げにかけて、さあ、いただきまーす。

なるほど。広島市民が「むさし」の弁当を(いや、食ってるのは弁当じゃないけど(^^;;)褒め称えるのはわかるね。
唐揚げは周りの皮がカリカリに揚げられていて、口当たりも楽しいし、なにより芳ばしくて美味しい。
ブロイラーの水っぽさもなく、ちゃんと引き締まっていながら、さくっと嚙み切れる良い肉だ。

20180321_musashi2.JPGむすびも美味い。梅干しと昆布のおむすびだったが、海苔が美味い。
握った固さも、固すぎず、緩すぎず、良い感じだわあ。
この辺ね塩梅は、長い歴史あってのことなんだろうね。

雫氏もいつかこの味を美味いと感じてほしいなあ。

食べ終わって俺たちが20:15頃店を出ると、すでに看板の電気は消え、店の前に並べられていた弁当も姿を消していた。
そうか、20時閉店なんだな。
俺らもギリギリだったんだ。ポルカのライブの後で「むさし」を経験できてラッキーだった。
先日、にんにくラーメンを食って電車に乗ることにビビった俺をあざ笑うかのように俺の横でにんにくラーメンを食らっていった地味めなOL・さっちゃん。あ、名前は俺が勝手に付けたんだけど(笑)

あの屈辱の日から、俺は何度も夜中にうなされ目が覚めた。

「やめろお、さっちゃん。にんにく食うな。精力が、精力が。異常な精力が・・・」
「ちょ、どうしたの?あなた!!」
「さっちゃん、にんにくはダメだ。カルロス、カルロス!止めてくれ。さっちゃんを止めてくれ。ああ、さっちゃん、そこは、そこは。こっこっこっこっ・・・」
「あなた?ちょっと、大丈夫?」
「はっ!!・・・ゆ、夢か。恐ろしい夢だった」

みたいなことが何度あっただろうか。

しかし、そんな悪夢の日々から、ついに俺は脱することが出来たのである。

昨夜、仕事仲間と呑んだ帰り道、小腹の空いた俺は電車を1本遅らせてまでも、あの因縁の地、「らーめん処 ななしや」の暖簾をくぐったのであった。

そして、入り口にもっとも近いカウンター席に座り、おばちゃんに一言。

「にんにくラーメン」(690円也)

俺はやってやるのだ!今日、何人もの乗客が迷惑そうな顔で俺に厳しい視線を送ってくるだろう。
なかにはこれみよがしに鼻を指でつまむものもあるかもしれない。無垢な子供の「お母さん、あのおじちゃん臭い」という言葉が無情に俺の鼓膜を震わせるかもしれない。

いいのだ。それでいいのだ。さっちゃんだってその屈辱を乗り越えたのだろう。知らんけど。

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そして、出てきたにんにくラーメン・・・
うわっ、思ってたより、にんにくが載ってる(^^;
女性が食べるんだから、実際のところ大した量は載ってないんだろうと高をくくっていたが・・・さっちゃん、あんた、ほんまにこのにんにくを食うたんかい?

でも、やっぱ美味いなあ、にんにくラーメン。
この日は、おばちゃんの麺の茹で方も完璧に近かった。何故、俺の好みの麺の硬さをここまで知り尽くしてるんや?はっ!?もしかして、俺の本当のお母さん?・・・と思ってしまうほどの完璧さや。
てか、この醤油スープ。にんにくとの相性ばっちりやん!!うま~い!!

そして、にんにくラーメンを食べ終わった俺の口の中は、これまた想像していた以上のにんにく臭さに満ち満ちていた。

漢としての自信を取り戻した俺は、黙って改札横のキオスクで臭い消しのチューインガムを購入したのであった。
月曜日は昼休みに銀行へ行く用事があったので、愛俺弁当はお休みして久しぶりに外食。

20180312_binchoya1.JPG
たまには・・・ってことで、電車通り(国道183号線)を渡って西側の路地を散策してみた。
何店か店を覗いてみたが、なかなか席が空いておらず、結局たどり着いたのが「びんちょうや」である。名前から想像できるとおり、夜は炭火焼きの焼鳥などを突きつつ酒を呑む居酒屋になる店だ。

昼のランチメニューの「汁なし担々麺」が500円。「カレー汁なし担々麺」もあったが(600円)、ここはノーマルなやつで。
腹が減ってたので、「麺大盛り」+100円を注文した。

味の方は、割とマイルド。
もしかしたら、ココナツミルクや白味噌のような、辛味を和らげる隠し味が入っているのかも。俺の舌ではよくわからんが(^^;
辛さ4の、この店で一番辛い「激辛」を選んだのだが、最初は辣味ばかりで麻味をあまり感じなかった。まあ、俺の舌がかなり鈍化もしてるんだろうけど(^^;;;

しかし、食べ進めると徐々に花椒による唇の痺れを感じるようになり、口腔内も「しびれる感じ」の辛味で満ちていく。

ところで、ここの汁なし担々麺は「汁気多め」なタイプである。
大盛りの麺を食べ終わってもずいぶんと汁が残っている。意識的に麺にたっぷり汁が絡むようにして食べたんだけどなあ。
もったいないので、「ごはん」+100円を追加注文。普通の茶碗の半分ほどの量だ。

この白飯を残った汁のなかにぶっこんで、よくかき混ぜて食うとこれがもうたまらん。
炭水化物はエネルギーの源じゃけんね。これで俺も更に健康になるってものよ。

炭水化物ありがとう!!

20180312_binchoya2.JPG
まあ、結論から言って、この「汁なし担々麺」がワンコイン(500円)で食べれるのならお得だろう。
俺のように、健康な身体を作るために「麺大盛り」「ごはん追加」という炭水化物増量オプションを付けても 700円ほどだ。また来ようてぇ。

ところで、この店の居酒屋の方の実力はいかほどのものか?

ランチメニューしか置いてなかったのでよくわからないが、日本酒の品揃えはそんなでもなさそう。焼酎が強い店って感じかなあ。
日本酒は壁に「賀茂鶴」のお品書きの紙が貼ってあるくらいだったが、焼酎は壁に瓶が並び、そこそこの品揃えのようだ。
俺はまだ「焼鳥期」なので(俺は数ヶ月、数年毎に「肴の趣味」が変わる(^^;;;)、一度呑みに来てみようか。
昨夜は久しぶりに十日市(正確には本川町だけど、俺にとってはあの辺りはまとめて"十日市界隈")の「鉄板焼き 鉄華」へ。

20180314_tekka1.JPG
店に入ると、すぐに店の女の子が「例のあのお酒、とってありますよ」と。
実は、以前からマスターに「香川の美味い酒が入ってきますから」と聞いていたのだが、なかなかこの酒が入って来ず、毎回「すいません。まだです」「ええよ、ええよ」というやり取りをしていたのだ。

ついに、その酒が入って来たらしい。
ただ、俺は横川勤務になってからなかなか「鉄華」に足を伸ばすことが出来ず、実に一ヶ月半ぶりの訪店。「人気があって、あと一杯分くらいしか残ってなくて・・・」という状況であった。ぎりぎりセーフ(^^;

それが、「悦凱陣 純米酒 オオセト仕込み51,52号 無ろ過生」(香川県)である。
コップ一杯分には少し足りなかったので「これはサービスします」ということになった。俺がしばらくご無沙汰してたがためなのに、申し訳ないなあ(^^;

俺は純米酒はどれも辛く感じてしまって、基本的には吟醸酒の方が好みなのだが、この「悦凱陣」はほんのり上品な甘さが口腔内を満たして、なるほど美味い。俺好み。マスターが「絶対美味しいです」と豪語していたのも頷ける。

実は昨夜は、19時から別件の呑み会があって、「鉄華」では日本酒一杯だけ軽くやっていこうと思っていたのだが、さすがに「サービス」の酒一杯だけ呑んでいくわけにもいかん(笑)

というわけで、追加で「高千代」の桃ラベル「豊醇無盡たかちよ 扁平精米 無調整生原酒 KASUMI」(新潟県)を一杯。名前どおり「かすみ酒」である。
この酒を仕入れているとは、マスター、やっぱなかなか趣味がいい。もちろん、卸屋さんからのお薦めだったかもしれないが、そういう目利きと取引しているってことが素晴らしいことだ。

20180314_tekka2.JPG
春はやっぱり「かすみ酒」やねえ。
少しだけ濁った酒の中に、色々な味が混ざり合い、それでいて個々の味は己を強く主張することなく、全体的に品良くまとまった甘さだけが舌に残る。

春だね~

岩国の某店(ま、「花の坊」ですけど(笑))でも「たかちよ」はいつも強く勧められるけど、やっぱ美味いよね。

これらウマウマの酒に、これまたウマウマの「ホタルイカの沖漬け」と「自家製しめ鯖」をアテにして幸せな春の一時を過ごしたのでありました(笑)

4月からはまた「鉄華」の近くに職場が移るんで、美味しい酒を呑みに行くぞお。
20180307_namako.jpg昨夜、弟の奥さんの青森の親戚からナマコが届いたということで、我が家にもおすそ分けをいただいた。

早速酒の肴にしようと思ったんだけど、よく考えたら俺はナマコを捌くのは初めて。
このぬめり、どうすりゃいいんかね?

とりあえず塩を振ってもみもみして水洗いしたけど、返ってぬめぬめが増したような・・・
というか、よりぬめりの木目が細かくなった感じ?
ほら、納豆をよくかき混ぜればかき混ぜるほど、ネバネバが木目細かくねばりが強くなっていくじゃん。あんな感じ。

まあ、大根おろしぶっかけて七味をふり、とぷとぷとポン酢をかけて食べるとうまうま。ちゅるちゅるした口当たりも、これはこれで楽しかったんでいいんだけど、実際、このぬめりはどうするのが正解なのかね?
先日、ずいぶん久しぶりに横川の「らーめん処 ななしや」で晩飯を。

この日は少し風邪気味だったので、「にんにくラーメン」でもガツンと食っておくか!なんて思ってたのだが、いざとなると「今から満員電車に乗るしなあ」とか色々考えて、結局「キムチラーメン」770円也を選択。

20180209_nanashiya2.JPG
ま、「キムチラーメン」も大概匂いするしね。「俺は別ににんにくラーメン食って、周りの人に『臭えなあ、このオヤジ』とか思われるのにびびってキムチに逃げたわけじゃないけんね」などと思いつつラーメンをすすっていた俺の左隣に(多分)OLさんが着席。

バリバリのキャリアウーマン風ではなく、経理課で定年間近の係長に「さっちゃん」なんてなれなれしく呼ばれながら、笑顔で頑張ってるアラサーOLって感じで。彼氏いない歴 3年?←勝手な思い込み(^^;;

そのさっちゃんが注文したラーメンは・・・そう。「にんにくラーメン」なのであった。

負けた・・・

性格の穏やかな、けっして人と争うことのない、いつも自分が損な役回りになっても不平不満を口にしない、そんなさっちゃんが「にんにくラーメン」?

こんな穏やかな女性が自分の欲望の赴くままに「にんにくラーメン」を喰らおうとしているのに、俺ときたら、俺ときたら・・・

俺はビビったのだ。
「にんにくラーメン」を食って、積み残しも出るほどの夜の超満員電車に乗ることを。自分の息で他人を傷つけることを。

さっちゃん、ありがとう。
俺、目が覚めたよ。
先日、横川で昼飯を食った店。「御食事処 山藤(やまふじ)」。

20180227_yamafuji1.jpgおばさんメインで夫婦(だと思うんだけど)でやられている店だ。
古くからある街の定食屋って感じ。

以前から、(例えば「ちゅうかなやま」に行く途中とか)店の前は何度も通っていたが、実際に訪店するのは初めてだった。

店に入るとすぐに一見さんと見破られ、ワンコイン500円の日替り定食の説明が始まる。
この日はカレーと親子どんがメインの二種類の日替りがあったが、どちらも気分ではなかったので、700円のラーメン定食を注文した。

なんと、ラーメン単品は440円である。
480円の店は何店か知ってるし、激安ラーメンの店で300円台の店も見たことあるが、普通の定食屋で440円というのは、俺が知る限り最安値である。

で、ラーメン定食。
おかずはデブには少しコッテリ&ガッツリ度が足りなくて、ラーメン単品の値段で驚いたほどのインパクト、お得感は無かったんだけど、ラーメン、割と美味いなあ。

20180227_yamafuji2.jpgごく普通のしょう油ラーメンだと思うけど、麺なんかも良い硬さで、こういう食堂にありがちな「歯の無い老人用?」と聞きたくなるような「煮た麺」ではないし、スープもむせるような醤油臭さもないし、あと自家製かどうかは知らないがチャーシューが美味い!

おかずも、俺がデブだから物足りないだけで、「冷や奴」「きゅうりと大根とツナの酢の物」「ゴボウ、人参、ピーマンの肉炒め」の3品が(量は少ないが(笑))付いて来て 700円なら十分だ。

また機会があれば、昼飯食いに寄ってみようてぇ。
昨日は息子の通う中高一貫校の中学校の卒業式があり、これで高校、中学ともに卒業式が終了したということで打ち上げがあったのだが、PTAの役員としてご相伴にあずかってきた。(もちろん、ちゃんと会費を払って(笑))

20180303_udon1.JPG
その会は徳山で 18:30からだったので、岩徳線で移動すると一時間前には徳山駅に着いてしまう。打ち上げの前に一人で一杯やるのにちょうど良い時間だなあと楽しみにしてたのだが、なんと、高水と米川の間で落石があったそうで岩徳線止まってる(^^;;;

結局、徳山方面についてはすぐには復旧しないということで、代替バスで徳山に向かうことになった。
ええ、ええ。バスで岩徳線の全駅に寄りつつ徳山を目指すので、当然時間はムッチャかかって、結局徳山駅に着いたのは 18:15頃でしたわ・・・(^^;

会場は徳山駅のすぐ裏だったので、歩いてぎりぎり間に合いそうだったんだけど、同じ会に参加される別の役員さんに「少し遅れます」とメッセージを打って、自由通路の途中にある「駅一食堂 とくやま」へ。
ええ、所謂「駅うどん(立ち食いではない)」の店なんだけど、わざわざ徳山駅まで出てきて、一杯も酒を呑まずに宴会会場に行けるわけなぞないですわ!!

例え、「駅うどん」の店でもかまわんのです!!

というわけで、「天ぷらうどん」390円と、「日本酒1合」420円を注文。
なんか、「晩酌セット」というのもあったんだけど、980円くらいで内容がまったく書かれてないので怖くて注文できず。まあ、店の人に聞けばいいんだけど、人見知りなので(^^;

「日本酒1合」は頼めば燗をつけてくれるので、当然熱燗で。

20180303_udon2.JPG
「駅一食堂」のうどんは「辰屋」と同じ細麺の蒸し麺だ。「辰屋」の麺も相当ふにゃふにゃで迂闊に持ち上げると簡単にぷつぷつ切れるような感じだが、「駅一食堂」の麺は更にやわい。
「たまには香川の人も、コシばかり気にせず、ふにゃふにゃうどんも食べてみればいいのに。癒されるよ」とよく言うのだが、さすがに「駅一食堂」の麺ほどふにゃふにゃだと、ちとふにゃふにゃが過ぎると思わないでもない(笑)

酒は賀茂鶴酒造の精米歩合65%の上撰酒。
まあ、「安い酒の味」なのは事実なんだけど、この手の店で出している酒としてはかなり良い感じなんじゃないかなあ。
熱燗にしても(ややぬるめくらいの燗だった)、そんなにアルコールきつさを感じず飲みやすかったし、味の方も甘すぎず、辛すぎずで。けっこう量がいけそうな危険な酒でしたな(笑)

・・・と、しっかり「徳山で一杯」も実現し(これで!?(笑))、俺は宴会の会場へ向かったのでありました。(完全に遅刻)

いや、悪いのは岩徳線なんだ!俺じゃないんだ!!
先日、日本遺族会の用事で東京に出張した時は、行きも帰りも新幹線を利用したので、行きの昼飯、帰りの晩飯は駅弁であった。

20180217_bento.JPG
サラリーマンだった今から20年以上前は、水道橋にあった東京本社によく出張していた。
対応プロトコルに「非同期無手順」を持ったVAN(付加価値通信網)サービスの営業をしていて、その営業本部が東京本社にあったためだ。

個人運営のいわゆる「草の根パソ通ホスト」も NIFTY みたいに全国から一律料金で利用できるようにするサービスで、まだ犯罪を犯す前のオウム真理教のホストもぶら下がっていたエキセントリックな(笑)サービスだった。
まだインターネットの無かった時代には貴重なサービスだったのよ。

そういえば、広島の新興宗教団体からも問い合わせがあって営業に行ったことあるなあ(笑)

このサービスをまとめていたのが水道橋にいたNさんで、前の会社で「この人は凄い」と思った営業マンは三人しかいないが、そのうちの一人である。

ちなみに、このNさんは全社プレゼンテーション大会で優勝しているが、その翌年、西地区大会で優勝したのが俺だ。この年は会社の業績が芳しくなく、東と西の地区大会だけで終わってしまったのである。全国大会があったら俺が優勝だったのになあ(笑)

授賞式後、もう亡くなられたが、当時西支社の支社長をされていた役員さんから「今年は全国大会がなくてすまんなあ。あったらお前優勝なのになあ。もうしわけないんで、これは俺からや」と全国優勝賞金と同じご祝儀をポケットマネーからいただいた。ありがたいことだ。
それに、勝手に師弟関係と思っていたNさんと同じ土俵に立てたようで嬉しかったなあ。

ああ、むっちゃ話がずれたんで元に戻すと、よく出張に行ってたんで駅弁よく食ってたなあという話なんだけど、毎回ほぼ同じ内容で、「行きはアナゴ、帰りはウナギ」だったのだ。
朝はさっぱりタレの穴子、夜はこってりウナギと。
だから今回もそうしようと思ったんだけど・・・

鰻弁当、25百円くらいするやん!(^^;;買えるか、そんなもん。
弁当でしょ?冷えた弁当に 25百円もよう出さんわ、俺は。

20180218_bentou.JPG
というわけで、帰りの弁当は「深川弁当」に変更。12百円。
食っても食っても減らない量の煮あさりが貝好きにはたまらん!
もう少し貝の下に敷いてある煮ゴボウの量があったら嬉しいんだけど、十分、十分。

ただ、ぷりぷりのあさりを咀嚼する時、けっこうクチャラーになっちゃうのよね(^^;;
隣の席が見るからに好戦的なアベックだったので気を遣ったわあ(^^;;
好戦的なアベック、この世から消滅すればいいのに。
今度は是非、もっと落ち着いた環境で「深川弁当」を堪能したい。

ま、なんにせよ、今後の東京出張は「行きはアナゴ、帰りはアサリ」で決まりかな。

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