田舎生活: 2011年1月アーカイブ

昨日、祖生公民館で『若い男女(みんな)の人権意識』という教育講演会があったんだが、公民館から「子連の副会長なので、講演会の頭で『岩国市民憲章』の前唱者をしてほしい」との依頼があった。

まあ、役割なのなら仕方無いので了承。人前で文章読む程度のことには抵抗感ないしね。俺の声は親父譲りのダミ声なので、聞き取りにくかったら申し訳ないなって思ったくらいで。(笑)

しかし、市民憲章なんか制定されてたのね。

なんか、識者の人に話を聞くと、(平成大合併の後処理的意味合いもあるのか)今、市民憲章制定が全国的にブームなんだそうだ。
(岩国市の人ではないのだが)「今は役所で会議の前などに必ず市民憲章の唱和をしてますけど、3年もすればしなくなるんじゃないですかねえ」とのこと。ま、流行ものというのはそういうものだ。(^^;

で、小学校の保護者仲間とその話しをしてたら、「周東町民憲章ってのもあったよねえ。私らが学校卒業した後くらいに制定されたんじゃなかったかなあ」という話があって、「え?俺知らね」とか言ってたんだけど、昭和62年に制定されてたんだね。
その頃にはもう俺は広島の人だったし、それから20年近く広島に住んでいたので、全然知らんかったわあ。(^^;
で、役場では、会議の前とかに唱和してたって。ふーん。そうなのね。

ま、そういうことで、俺が皆の前に立ち「錦帯橋に象徴される美しいまち岩国」から始まる前文を読み、その後、まず俺が前段、それに応えて全員で後段を・・・という形で無事唱和はおこなわれたのでありました。

俺「大切にしたいもの」
全員「それは みんなの夢 みんなの命」

という感じね(笑)
ロックコンサートのコール&レスポンスみたいだな(笑)

つーことで、全文は岩国市のホームページに掲載されているので、岩国市民の方はどうぞ。:-)

http://www.city.iwakuni.yamaguchi.jp/www/contents/1293165493168/index.html

今日は平畑地区の『どんど』だった。

20110116_donndo.JPG「とんど」とか「どんと」とか「とうどう」とか地域によって色々な言い方があるが、全国各地でおこなわれている注連飾りや門松を燃やして無病息災を願う火祭りだ。ま、改めて説明するまでもないか。

上祖生地区では、俺が子供の頃には色々な部落(自治会)でおこなわれていたが、その後廃れて、今ではこの平畑地区だけとなった。つーか、平畑でもしばらく途絶えてたみたいだけどね。

聞くところによると、上祖生地区の他の自治体では夏に盆踊りをするので、平畑は時期をずらし、冬のどんど祭りを復活させたという。また、平畑地区のおっちゃんたちが、高森や旧岩国市街の店などから門松の制作を請け負っているらしく、その残骸処理としての意味も最近ではあるようだね。

ちなみに、今年は30箇所以上を請け負ったそうで、ほとんどの作業が25日のクリスマス以降に固まるようなので、班を三つくらいに分け、一つの班が一日に 4~5個の門松を作っていくそうである。
そりゃ、本格的に商売になってるやん。(ま、この時期だけだけど、地区の者で集まって酒盛りするには十分な収入じゃろう。ええのお)

ま、それはそうと、今年は昼飯を食うのも忘れて仕事してたので、嫁さんと娘を連れてどんどに行ったのは13時すぎだった。
もう、火が点いて一時間経ってたので、どんどの櫓も半分くらいは燃えてしまっている感じ。

今年はうちは門松を立てなかったので、注連飾りだけ火に投げ込んで、仕事もあるので帰ろうかと思ってたんだが、嫁のママ友のMちゃんがあれやこれやと食べ物を持ってきてくれるので、昼飯を食ってなかった俺は簡単に釣られ、結局最後のビンゴ大会まで腰を落ち着けてしまったのであった。

鶏のもも肉の山賊焼きと、猪肉の焼肉を食べたのだが、どちらも美味かったあ。
山賊焼きは、タレが良い感じだった。いろり山賊の域には達していないが(^^;かなりの美味。いろり山賊みたいに時間を掛けてしっかり焼けば、かなり近い味になるんじゃないかと。

猪肉も美味かった。
猪の肉は当たり外れがあって、固い肉とか、臭みの強い肉にあたると最悪なのだが、ちゃんと適切に処理された肉は軟らかくて、脂身も甘い。美味い。今日のどんどの猪肉は最高に美味かった。
うちの嫁さんもちゃんと猪肉を食べたのは初めてだったが、結局ひと皿ペロっと食べてたよ。

・・・と大満足だったのだが、帰りに嫁さんと「あ、寄付するの忘れてた!」と思い出した。
毎年タダで飲み食いしてるので、今年は寄付をせんとなあと嫁さんと話してたのだが、今年は俺が仕事でバタバタしてたのですっかり忘れてた(^^;

まあ、来年は必ず・・・ということでご勘弁(^^;

20110101_tozan1.JPG  20110101_tozan2.JPG  20110101_tozan3.JPG

今頃になって初日の出の話題ですまん。(^^;

今年の高照寺山早朝登山では、俺は祖生子連の役員が担当する通津峠の監視員だった。
山頂まで 2.3km地点だったかな。道が二手に分かれてて、真っ直ぐ進んで行っちゃうと通津側に降りちゃうので、そこで「こっちが山頂に向かう道ですよお」と正しい道を教えてあげる役だ。
O君、K君と三人で、ガンガンとドラム缶で火を炊いて暖を取りながらの役なのだが、2時間くらい立ちっぱなしだし、足下は凍ってるし、なかなか大変である。
朝5時に公民館集合だからな。たまらんよ(^^;

今年は年末に雪が降ったので、こりゃ今年も早朝登山は中止だな・・・と思ってたのだが、結局中止にはならず。
去年は同じような天候で中止だったのだが。ま、人によって判断は様々っちゅうことね。

ちなみに、末元のあざみ会が山頂で熱いぜんざいをふるまうのだが、残念ながらこれは中止となった。(前日に係の人が山頂まで様子を見にいって、「この雪の量なら明日は中止だな」と判断したらしい)

7時前に、最後の登山者(うちの親父だった(^^;)を見送ったら、車で山頂へ。(途中、孫に置いてけぼりにされ一人登っている親父をピックアップ(^^;)
俺は2WDのMRワゴンだったので、さすがに途中で車を捨てて、最後の 1km ばかりを親父と歩いて登った。

で、寒風吹きすさぶ山頂にて初日の出を待つ。
この日の日の出は 7:17 だったが、雲が出ていて太陽は望めず。結局、雲の隙間から太陽が顔を出したのは 7:23 だった。

適度に雲が出てる方が神々しい感じがしてグーね。

しかし、山頂はもの凄い寒さ。
雪こそ降っては無かったが、身を切られるような寒さとはこのことだ。風が当たる顔が痛い・・・(^^;

ちゅうことで、大急ぎで記念撮影をして、平成23年高照寺山元旦早朝登山は終了したのであった。

焚き火用のドラム缶や駐車場の看板を撤収しつつ下山して、公民館にて解散。
手土産にキャンディとカップ酒をもらって家路についたのであった。

ああ・・・そういえば、来年も子連の役員なので、早朝登山出ないといかんな。(^^;

年末に親父たちがやってる産直市の事務所に顔を出すと、「祖生地域の年代別人口」という手書きの紙が貼ってあるのを見つけた。平成22年8月1日現在って書いてある。
出所が分からないので、正確な数字なのかどうなのか知らないが、一応メモ代わりにブログに書いておこう。

<年代別人口>
9歳以下 99人
10代 133人
20代 105人
30代 152人
40代 127人
50代 246人
60代 338人
70代 227人
80歳以上 264人

合計、たった 1,691人・・・(^^;

わっはっはっは。典型的な「高齢者の多い過疎地域」やなあ。笑ってる場合でもないけどな。(^^;

30代がちょっと多いのが救いか。
60代が極端に多いのは、団塊の世代というのもあるのだろうが、定年になったら田舎に帰ってくるって人もいるのかな?
まあ、俺は何度もこのブログでも書いてるけど、「歳取って肉体が衰えてから田舎に帰ってくるのは、本人にとっても地域にとっても良いことはなんもない」と否定的なのだが。
つーか、正直なことを言えば、「若い頃のように身体も動かず、若者のような購買意欲も無い年寄りが田舎に住み着くのは迷惑です」とすら思っている。

年寄りはコンパクトシティの中に住め!(元から祖生に住んでいる人は除く)

ま、話がずれていきそうなのでこの件はおいといて、次に部落(自治会)別の人口分布。

<部落別人口>※多い順
別西 164人
山田 141人
別東 136人
平本 111人
西光寺 107人
東中 104人
落合 100人
平前 99人
小祖生畑 93人
下東 91人
末南 90人

これ以下の人数の部落は書いてなかったので不明。
末東とか、強烈に少ないんだろうなあ・・・

しかし、俺が住んでる別西と、その隣の別東がベスト3に入っているのか。
なのに、このふたつの部落で作るソフトボールの「れいぜん」チームは、いつも参加者不足に泣いている。つまり、人口は多いが、年寄りばかりということなのか。

いやあ、しかし、こうしてみると、本当に過疎地域なのね。(^^;

最近は道路も良くなって、ちょっとコンビニに行くのもすぐだし、岩国や柳井、周南に通うのも便利で良いところだと思うのだがなあ。(注:いずれも車は必須(笑))

まあ、田舎なので、百姓しない人間を見る目が冷たかったり、休日もあれこれ地区や自治会の用事を手伝わされて、孤独を愛する若者には住みづらいところなのだろうが。

あ、だから若者が減るのか。(^^;

実際、今、ここ祖生に住んでいる、所謂田舎の人間の意識改革も必要だよな。反省。

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