「マグロ醤油の冷やしらーめん」も心躍る感じではなかった[酒とか食べ物とか]
(2013-06-21 15:53:12) by shinoda


この間、広島駅前のレンガ通りにある「もんごい駅前店」で、看板メニューのひとつである「えび塩ラーメン」を食べたんだけど、どうも今ひとつ俺の馬鹿舌には合わなかった。
でも、俺の舌に合わなかっただけで、しっかり作られたラーメンだというのは分かったので、「醤油系のスープは俺でも大丈夫かも」と期待して、もう一度訪問してきた次第。

<画像:20130612_mongoi.JPG>
で、素直に「超魚介系醤油ラーメン」を注文すればよかったのだが、この日は暑かったので「マグロ醤油の冷やしらーめん」780円也を注文した。

これも、しっかり作られているラーメンだったなあ。
最初にちょっと生ニンニクのようなえぐい香りがするのが気になったけど、マグロの味はしっかり出ているし、さっぱりしているけどピリピリする辛味もあり、淡泊なのに随分複雑な味だった。食べてると、ちょっと喉の奥が熱くなってくるし。唐辛子系の辛味かな。

でも、やっぱり心躍る感動はないなあ。

この日、店の中で読んでたラーメン雑誌に書いてあった「ラーメン屋でさっぱりしたラーメンなんか食いたくねえよ」という某グルメ評論家(だったかな?)の言葉がその答えなのかも。

その記事では、ラーメン評論家やラーメンファンのような「日頃からラーメンを食い歩いてる人間」は、さっぱりした味を喜ぶが、たまにラーメンを食べに行く一般人はラーメンに「こってり濃い味」を求めているわけで、「毎日でも食べられるさっぱり味」なんかまっぴらだ・・・的な話だった。
「鮮麗なスープの中に、複雑な味が繊細に絡み合って・・・」的な味を「一般の客」はラーメンに求めない・・・ということだ。

まあ、幾分乱暴な話だけど、俺が「もんごい」の味を「うーーん」と思ってしまうのは、正にこの感覚な気がする。
魚介系スープと聞くと、やはり俺の中には「魚粉がたっぷり入った醤油豚骨スープ」みたいなイメージが広がる。俺の舌が、「魚介の素材の味が複雑に絡み合った、上品な淡麗スープ」という味を求めてないのだ(^^;

ということで、反対にラーメン通の人には「いけてる」ラーメンなんじゃないかな、「もんごい」の味は。

そして、俺みたいに、「たまにはラーメンでも食うか」という人間には物足りない味なんだろうなあ。(と言いつつ、「超魚介系醤油ラーメン」はまた食べに行ってみるけどね(笑))

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