清志郎がガンと闘っている。
高校のときに最も好きなバンドのひとつがRCサクセションだった。
サマーツアーあたりから何か違うかなとか思いだしたけど。(笑)スカイ・パイロットで「ああ、才能ってほんとに枯渇するなあ」と思った。(笑)
でも、タイマーズで「やっぱ良いなぁ、清志郎」って復活した。才能は枯渇していなかったのだ。
だからまた清志郎は復活するだろう。
清志郎の話で一番好きなのは、自転車を始めた理由だ。清志郎は50歳からロードバイクに乗り始めたが、その理由は「体力づくり」。
え〜?ロックンローラーがそんなヘルシーな・・・と戸惑っちゃうけど(笑)
ロックンローラーだろうがなんだろうが、家族を持っちゃったら、その家族を守るには体力がいるということ。
清志郎がそれに気づいたのは山形県庄内町の雪崩のニュースを聞いたときだそうだ。
2000年12月に山形県庄内町(旧 立川町)で電力会社の職員4人が巻き込まれる雪崩が起きた。そのとき、その職員(52歳)の父親である 80歳のおじいさんが「息子が雪崩に巻き込まれた。大変なこっちゃ」とスコップを抱え、雪の中を徒歩で3時間。10kmの距離を踏破して息子を救いに行ったのだ。
そしておじいさんは、なんと吹雪の中で無事息子の埋まっている場所を見つけ、雪の中から救い出したのだ。
記事の中では捜索隊が救助したと書かれていたのだが、実は、この捜索隊ってこのおじいちゃんとその仲間4人のことなんである。すげぇ〜
80歳のおじいちゃんが52歳の息子を救うためにスコップ抱えて雪山を進む姿なんて、想像しただけで熱いものがこみ上げてくるじゃないか。
清志郎も感動した。そして、自分もその80歳のおじいさんになりたいと思った。そして清志郎は自転車に乗った。
この話を聞いて、僕もその80歳のおじいさんになりたいと思った。でも、すっかり忘れちゃってたけどねえ。(^^;
そして今、清志郎はそのおじいさんになれる日を迎えられるようガンと闘っている。
だから僕も、2年間ほったらかしにしているロードバイクを、そろそろ復活させようと思うのだ。
http://www.big.or.jp/~arimochi/info.00.12.31.04.html
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