昨夜は仕事仲間との打合せを兼ねて、胡町の「おさ舟」で一杯やりました。
最初は、システムの打合せもしないといかんしと思ってビールをやってたんだけど、出てくる肴の美味さに、途中から日本酒に切り替えました。
例えば今が旬のホタルイカを、刺身と焼いたのと両方でいただいたんすけど、まず刺身のほう。実は前いた会社の本社が富山にあったので、本場富山でも何度も生のホタルイカを食べたことがあるんですが、いやぁ、こんな甘味のあるヤツ食ったことがないよ!
身を噛むと、中から甘味の強い腸がびゅっと飛び出してきて、口の中いっぱいに広がる旨味。大将の素材を選ぶ確かな目力の成果か?素材の旨味を引き出す、丁寧な仕事の成果か?
それと、もっと驚いたのが焼いたホタルイカ。
実は焼いたヤツを食べたのは初めて。いや、これがもう、マジで美味いわあ。
生の腸の甘味とはうって変わり、焼いた腸のほのかな苦みと何とも言えない香ばしさ。普通のイカ焼きの旨味が何倍にも凝縮されて、小さなホタルイカの中に詰まっている感じ。
これは病みつきになりそう。
で、海の物を堪能したら、次は山の物。
わかたけ煮や焼き筍(木の芽焼き)で旬の筍を堪能し、タラの芽など春の山菜を天ぷらでいただく。そうそうアスパラや新玉葱もね。
山菜の苦みと、新玉の甘味を両方味わえ最高。
そして昨日は、いつもなら頼まないホルモン炒めなども注文。
ホルモンって「おさ舟」のイメージに合わない気がするんだけど、美味かったぁ!
前回「おさ舟」で飲んだときは高そうな日本酒もぽんぽんいってたので、一人 1万数千円かかっちゃったけど、昨日は日本酒も店の定番酒だけだったので、ビール 2杯に、日本酒も 4〜5杯おかわりしたけど、一人 5千円くらいですんだ。
値段の分だけ、十分満足できました。
<追記>
この店は、大将の腕と人柄ももちろんなんだけど、坂本冬美似の女将さん(?)がまた魅力的なんだよな。
広島に住んでたら、間違い無く常連になってます。