いつ、俺は「山賊弁当」を口にできるのか?(^^;[ただ、日常]
(2021-03-29 07:15:52) by shinoda


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なかなか口にすることができない・・・

「山賊弁当」である。

いつも数日で九州に帰ってしまう長男坊が珍しくこの週末まで帰省していたので、地元山賊の味を久しぶりに堪能させてやろうと、先週木曜日は(前回19時すぎに寄った反省を踏まえ)定時で逃げるように大竹の職場を出て 18:15に山賊着。

<画像:20210325_sanzoku1.jpg>
前回は時間が遅かったので「いろり山賊」の横の売店は閉まっていて、「竈(かまど)」の売店で弁当を買おうとして売り切れだった。

この日の「いろり」の売店には女性客が 3人ほど、「竈」の売店には客無し。しかし、弁当は本来「いろり」側で買うものだという思い込みがありそちら側に並ぶ。これが実は大失敗だったのである。

俺が並んだ時点で先頭にいた若い娘さんが、時間をかける、かける(^^;

あれこれ商品について質問したり、後ろに客が並んでいるのにおかまいなしである。後でわかったのだが、後ろに並んでいた女性も、この若い女性と同じグループだった。並んでるのも知り合い・・・という甘えか!!後ろに赤の他人のおっさんも並んでいるのに!!注意力散漫!!

そして、やっと俺の番である。

「山賊弁当ありますか?」
「ありますよ。残り2つだけですが」
「じゃあ、弁当2つと、山賊焼きを2つください(4人分ほしかったので)」
「おむすびを別に2つ買われたらお弁当と同じになりますよ」
「いや、弁当2つと山賊焼き2本だけでいいです(後述するが、むすびが目当てで弁当を買ってるわけではないので)」
「はい、では・・・」
「あ、(嫁さんに弁当の代わりに)餃子ももらえますか」
「焼くのに時間かかりますけど、お待ちいただけますか?」
「あ、そうなんですか?これは?(と、レジの前の餃子を指差す)
「それはサンプルです。餃子は注文いただいてから焼くので」
「どのくらい?」
「えーと、10分くらいですね。よろしいですか?」
「うーん・・・(車に娘を待たせていたので)じゃあ、いいです。以上で会計お願いします」
「はい」

とここまでレジ係のおばさんと会話したところで、「竈」の売店のおばさん登場。レジの後ろにある弁当をガッと手に取ると、

「弁当、最後の2つもらっていくねえ」
「え?こちら(俺ね)のお客さんが購入されたんじゃけど」
「こっち(「竈」の売店)の方が(売ったの)早かったけえ」
「でも・・・」

と言いつつ、二人でじっと俺を見る。

「じゃあ、いいです。山賊焼きだけ4本ください」
「本当によろしいですか?」

とレジ係のおばさんは申し訳なさそうにしているのだが、「竈」のおばさんは抱え込むように弁当をガッツりホールド。まったくこちらに譲る気が無いのがじんじん伝わってくる。俺は苦笑いで「いいです」と回答した。

「すみません。いいですか?おむすびを単品で買っていただければお弁当と同じに・・・」
「むすびはいいです。」

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