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4.山口県立高森みどり中学校の募集停止(素案)発表時「地域説明会やパブリックコメントなどの意見を伺った後策定する」と始終説明を受けてきましたが、その大半の意見が、募集停止に反対であるにも関わらず真逆な策定になりました。知事の「未来に希望の持てる地域つくり」にあてはまらず、知事と協議をなされての策定とはとても思われません。県民の意見を、一切聞かない理由をお答えください。
5.平成27年1月27日に文部科学省が「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引」を出されました。その中には、学校規模の適正化や適正配置の具体的な検討については、行政が一方的に進める性格のものでないということや、学校教育の直接の受益者である児童生徒の保護者や将来の受益者である就学前の子供の保護者の声を重視しつつ、地域住民の十分な理解と協力を得るなど「地域とともにある学校づくり」の視点を踏まえた丁寧な議論を行うことが望まれると提言されています。公立高校の再編の一貫であるとは言え、これは義務教育を担う中学校の問題と考えます。文科省の手引を無視し、関係機関や関係する団体と協議が全くないまま募集停止の話を進められる理由はなんでしょうか?お答えください。
6.高森みどり中学校のある玖珂・周東地域は「地域振興法」や「農林水産省の農業地域類型区分」における中山間地域です。山口県が現在策定している「山口県中山間地域づくりビジョン」内の移住や定住促進にあるように、中高一貫校がその地域に存在しているということは地域において重要な機能に他なりません。また、山口県教育委員会の策定する地域連携教育の目指すところと受け止めています。高森みどり中学校の廃校は、中山間地域がさらに衰退するきっかけとなる可能性があるにもかかわらず、関係団体等との協議を避け、これほど短期間に話を進めないといけない理由は何でしょうか?お答えください。
7.山口県教育振興基本計画において、市町教育委員会や関係機関、関係団体と連携を図り、県民総参加による教育を推進していくとありますが、一方的な説明と数ヶ月の時間経過だけで「連携」と呼べるとお考えでしょうか?お答えください。