浦上記念館で「浮世絵 x カブキ」を観る[美術・芸術]
(2023-08-18 12:56:37) by shinoda
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長門市の香月泰男美術館から今度は萩市に移動。だいたい車で 30分ってところか。
山口県立萩美術館・浦上記念館で開催されている「浮世絵 x カブキ 江戸の役者絵展」を観る。
浮世絵に興味はあるのだが、知識はほとんどない。まあ、俺も含めそんな人が大多数だと思うが、そんな人でも十分楽しめる作品群だった。
いやあ、まず、技工がすごいね。
木彫りの版画として、世界トップレベルでしょう。
なんて言うと、すぐに「国粋主義者めっ!」と騒ぎ出す左巻きの馬鹿がいるけど、自分が住んでいる国の匠の歴史を評価できないような捻くれ者は単なる愚者だぜ(笑)
まあ、たしかに近くに「職人」の概念がない悲しい国があって、市民活動家的な人間は日本よりそっちの国が好きだから、いくら浮世絵職人の凄さを語ってもささらないよな(笑)
・・・ああ、いかん、いかん。政治の話になるところだった(^^;;
まあ、そういうわけで浮世絵の技術的な凄さに改めて驚きながら、歌舞伎の「名跡」の長い歴史にも驚かされる。
浮世絵の初期、今から 3百数十年も昔の絵が「二代目 松本幸四郎」とかやで。それ、松たか子のお父さんやろ?(違う(笑))
でも、何百年も芸を伝承しながら名前を受け継いでいくって、そんなに簡単なことじゃないで。
実際、歌舞伎だって「古い娯楽」として下火になったことは何度もあるけど、それでもしっかりと名前を引き継いできた凄さ。そして、そんな古くからこういう芸を完成させていた日本の凄さ。そういう凄い国にこうして生を受けた喜びな(笑)
またまた、頭のおかしい左巻きの人たちに「国粋主義者!」と罵られそうだが(笑)
確かに、あなたたちの好きなお隣の国にはこうした芸術の歴史が・・・(笑)
本当に日本人ならぜひ観てほしい展示だった。
こういう長い日本の歴史を体感すれば、同じ環境に生きる人間として自信も持てるし、ちゃんと生きよう、恥ずかしいことはできないしって思えるよ、多分。
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