もちろん菩提寺は大切にしたいんだけど[ただ、日常]
(2023-10-31 01:38:32) by shinoda
日曜日は菩提寺の清掃に参加。
現住職のおばあさんが亡くなったということで、門徒が集まって葬儀の前に清掃を行ったのである。
月曜日の葬儀についても、朝9時から集まって準備を手伝い、11時から駐車場の誘導係をやってくれと言われたのだが、そちらは申し訳ないがお断りした。
現在、スケジュールの厳しい開発プロジェクトに参加しており、午前中いっぱい休むのは難しい。11時からの駐車場係だけなら、リモート勤務にして 10時過ぎから1時間半ほど抜けさせてもらう形が可能だと思ったのだが、9時から参加するのがマストということなので「なら、無理っす」と。
一旦、それで納得いただいたのだが、夜にまた「参加できないのなら代わりのものを出せ」と言う話が来て困った。うちの地区担当の理事の人も、多分もっと上の人から「忙しいから協力できんというのは駄目だ」と言われて再訪されたんだろうが、正直、こういうことしてるから若者が田舎から逃げるし、寺離れだってするんやぞ・・・と思った。
できるだけ協力したいが、無理なものは無理だし、代わりの人を探して交渉する暇だってないのだ。
うちの親父なんかも、寺のことになったら(身体だって不自由なのに)一生懸命動くので、70〜80代の人の信心とか、寺を大切にする気持ちはわかる。しかし、家族の形も、仕事の環境も、色々なものが変化しているのに、昔ながらのやり方、価値観を押し付けるだけでは物事は悪い方にしか動かない。今の年寄の人たちだって、若い時にはそういうことが理解できていたはずなんだがな。
実は、昼間に親父が話をしに行ってくれて、同じ門徒の近所のおばちゃんが「代わりに私が行ってあげよう」と言ってくれてたんだけど、いや、ほんと、なんだかな〜な話であった。
コメント投稿
次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る
Powered by
MT4i 3.0.8