周東町戦没者追悼式で思う[ただ、日常]
(2024-05-30 12:56:59) by shinoda
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先週金曜日は岩国市周東総合支所で行われた「周東町戦没者追悼式」に参加した。
今、仕事が最高に忙しくて、前日の準備には参加できなくて申しわけなかったのだが、当日は岩国市連合遺族会周東支部の役員として献花をさせていただいた。
うちの祖父・四郎が沖縄本島で亡くなったのは昭和20年(1945)5月13日のことだ。
終戦まで 3ヶ月ほどである。
戦没者の一覧が張り出されていたが、昭和20年に亡くなった人は多い。
もう、物資不足等でまともな戦闘ができなくなってるのに、無能な軍上層部が苦し紛れに玉砕、玉砕と叫んでいた時期だ。本当に無駄に人を殺したことがよくわかる。
この小さな祖生の村でも、終戦までの一、二年の間に 200人近い「働き盛りの男」が、フィリピンやルソン島などの外地や沖縄で亡くなった。これ、異常な数字だよなあ。
第二次世界大戦に限らず、これからも戦争になれば、無能な政治家や無能な上官のせいでたくさんの命が無駄に失われるだろう。
俺は防衛のための軍隊(自衛隊)を否定しない。未だに領地拡大を国是とした中国やロシアといった国に接している限り防衛力は必要である。「軍隊を持たない国は攻められない」というのは夢物語の戯言だ。「病は気から。楽しく過ごしていれば癌も治る。」というオカルト思考と一緒である。
しかし、その自衛隊が実際に戦いの場に立つことの無いように「どうにかする」のが政治家の責任だ。国民に「国を守るために血を流せ」と言う政治家は下の下である。お前が言うな案件だ。「お前らが政治家として無能だから命をかけるはめになるんじゃ、ボケ」である。
本当に、政治家は命をかけて侵略国と外交で渡り合い、うちの祖父のような犠牲を二度と出さないでほしい。まず血を流す必要があるのは国会議員だ・・・と追悼式の間、考えていたのである。
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