氷室権現のお祭り[田舎生活]
(2009-05-18 15:30:23) by shinoda


昨日の話。

祖生の別西に「氷室権現」のお社があって、年に一度お祭りが行われます。

お祭りと言っても、中村の新宮から神主さんに来てもらい、祭祀奏上をしていただくだけの、小一時間ほどで終わるようなささやかなものです。
屋台などが出て、村中の人が集い賑わうお祭りとは違います。

このお社は、近所の三軒の家の人たちが世話をされているものですが、毎年子供会に奉納相撲の依頼があるので、この日は子供たちにお社の前で相撲を取らせます。これが盛り上がるんだ。(笑)
もう一回、もう一回と子供たちがやりたがって、けっこう収拾が付かなくなってしまうんだよね。

子供会の世話人は大変だな・・・と思ってたら、今年は子供会の副会長を引き受けたので、俺が行司をやらないといけなくなりましたぜ。
うーん、うまく出来るかなあ。
以前、冷泉屋敷跡のお社の前で行われた奉納相撲で、行司役がサンダルで土俵に上がったらえらく文句言ってる親父がいたからなあ。裸足にならんといかんじゃろうのお・・・とか色々考えてんだけど、雨で相撲は中止になりました。(^^;<画像:090517_144219.JPG>

結局、祭祀奏上に立会い、お祝いの食事をいただいただけで帰りました。

こういうのに参加して、社の古い謂われなんかを聞くのは好きなんだよね。(例えばこの氷室権現は、氷室ヶ岳のてっぺんにあった祠(和銅年間に建てられたもの)を伊陸と取り合って(時期的には、源頼朝が暗殺されて北条政子が実権を握ったころ。これまた古っ(^^;)、結局祠は伊陸に取られたので、三種の神器のうち、矛だけ祖生に持って帰った。だから氷室権現は矛権現と呼ばれていたとか、そういう話)

しかし、どうでもいいが、氷室権現の参道がものすごい坂道で(一応、コンクリートを打って階段のようにしてあるが)雨の日は無茶怖ぇ〜(^^;
日頃運動をしてないもんで、登り切ったら話も出来ないほど息が切れます、わし。(^^;


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