初めてのカラス駆除[狩猟]
(2020-05-17 23:45:23) by shinoda


いや、猟友会主催の「町内一斉カラス駆除」にはもう何回も参加しているんですが、今回初めてカラスに弾を当てて、本当に駆除できたので。それで「初めてのカラス駆除」ってわけであります。

今日は、この 4月に新しく手に入れた Hunting Master AR-6 という韓国製の空気銃を使った初めての駆除でした(猟友会主催としてはという意味で、独りでこの銃を持って山にカラスを駆除に行ったことは既にあります)。

今日は、一旦周東総合支所の駐車場に集まったあと、この銃を譲ってくれた Uさんを始め、いつもの師匠たち 3人と共にカラスの多い某地区に入りました。

今日は空気銃。散弾銃みたいに飛んでるカラスは撃てないので、木の枝などに止まったカラスをスコープで狙って撃つわけですが、俺がまったく「隠れる」ということが出来ず、案山子のようにぼーっと突っ立っているせいで最初はカラスが全然撃てる範囲にやってこない(^^;(俺は隠れてるつもりだったんですけど(^^;)

鳥って目が良いから(何十メートルも上空を飛びながら地面の上を走るネズミみたいな小さな獲物を見つけるんだから、そりゃ目が良いよね(^^; 紫外線まで見えるんだそうです)、ほんとにちゃんと隠れないとすぐ警戒されちゃう。

ということで師匠たちが次々とカラスを仕留めていく中、俺は全然取れなかったんだけど、最後の最後、そろそろ撤退しようぜって時に、師匠たちが指を指しながら俺を見て「撃て、撃て」と。
物陰から顔だけ出して師匠たちが指す方を確認すると、20mも無い近距離にカラスの姿が。

ただ、距離が近いといっても、銃を支えるのは自分の腕だけという立射。スコープの中で(銃がミリ単位で揺れているので)カラスの姿が上下する。カラスがきちんとスコープの真ん中に捉えられるタイミングに合わせて静かに銃爪を引くと・・・

パーン!!という AR-6 らしいクソでかい音とともに、カラスが落ちるのがスコープ越しに見えました。「やった!!初駆除!!」嬉しぃ〜

それから、自分の撃った弾で生き物の命が失われるという感覚と、悪さをするカラスを駆除することが駆除隊員の使命という思いのせめぎあい(^^; まあ、人間誰しも、自分の手で生き物を殺したくはないですよねえ。でも、いわゆる有害鳥獣が深刻な被害を出していることも事実。

まあ、猟師になっちゃったんだから。来週もがんばります。

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