友人から借りて「TOUR OPERATOR 知られざるツール・ド・フランス」を見た。
フランスの名門チーム・コフィディスの2000年のツールでの戦いを、チームの内側から描いたドキュメンタリーだ。
いやぁ、いいね。やっぱ自転車レースは最高だよ。
この作品で追っているフランク・ヴァンデンブルックとデヴィッド・ミラーの二選手は、ともにこの後ドーピング疑惑で表舞台から消えていくんだけど、そのまま落ちていくヴァンデンブルックに対して、ミラーは見事2006年に復活を果たす。
そういう後日談を知って見ると、これまた面白い作品になってる。(この作品が公開された当時(2001年)は、ミラーまでドーピングという闇の誘惑の虜になるとは誰も思ってなかったわけだが。まさに「奇しくも・・・」だね)
ま、しかし、この作品の中で一番格好良いのは、あのキャンピングカーでレースをおっかけてる年金生活者のじいさんだけど。(笑)
若いファンからは疎んじられながらも、口元にはレースを見ることが出来る喜びの笑みを、眼にはレースの展開を見つめる鋭い光をたたえ、腕を組んで静かにレースを観戦する姿。良いねえ。
あのじいさんみたいな人生を送れたら、これはもう最高の幸せだろう。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○