「営業時間は深夜 0時から朝の 7時まで。
メニューは豚汁定食にビール、酒、焼酎・・・それだけ。
あとは勝手に注文してくれりゃあ、できるもんなら作るよ。」
・・・という店が舞台の・・・なんだろう?ヒューマンドラマとか書くと嘘になっちゃうんだけど、深夜にふらっとやってきて、「赤いウィンナー炒めたの」とか「甘い卵焼き」とか「刺身のつまのみ大盛り」とか、好き勝手なものを頼む客たちの、その食べ物に絡んだちょっとした物語をシンプルな線で描いている。
物語はハッピーエンドだったり、そうでなかったりするんだけど、心の温まる話ばかりだ。(あ、こう書くと嘘っぽいな)
今日、3巻を買ったんだけど、1巻で出てきたヤクザの竜ちゃんが何故赤いウィンナー(それもタコに切ったやつ)が好きなのか、その理由がわかるぞ。(笑)
出てくる食い物はジャンキーなものばかりだけど、どれも食いたくなるものばかり。
グルメ漫画みたいに緻密に書き込まれた料理の絵じゃないけど、食い物の特徴をちゃんと捉えてて、ほんと見てたら食いたくなるよ。
こんな店のある街に住みたいな・・・と思わせる漫画。
なんとなく疲れてるヤツは是非読め。
「深夜食堂」1~3巻 安倍夜郎(小学館)
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○