昔であれば、メールソフトや開発環境は慣れたヤツが使いてぇ!・・・というのがあったので、絶対仕事 PC を Mac に移行するなんて考えられなかったけど、今じゃメールも Web サービス(Gmail)を使ってるし(自宅 PC では未だに AL-Mail だけど;-))、スケジューラや ToDo も全部 Web サービスに移行しちゃってるんで随分壁は取っ払われてた。
その上、開発環境も Eclipse を使うことが増えてきたので(もう、Windows 固有の言語の開発ってほとんどしなくなったし)、正直、ゲーム以外で Windows を使う必要性がなくなったんだよなあ。
Microsoft Office 環境を入れた Windows 機は随分前に会社に 1台しかなくなったし。その他は全て OpenOffice.org だ。それで十分仕事は回る。OOo は Mac でも動くからね。
ちゅうことで、今回ノートパソコンを MacBook Pro にしたんだけど、ひとつだけ、未だに「Windows のアプリでこれだけは捨てられん」というものがある。
秀丸エディタである。
どうしても Web 系の開発の仕事をしているとテキストを扱うことも多いし、ちょっとしたスクリプトの修正で CDE 立ち上げるなんてあり得んでしょう。普通、テキストエディタでちょちょっと直すじゃん。
なので、常時秀丸エディタが 4~5個は起動しているのが俺の PC である。
他のソフトは無理に MacBook に持って行こうと思わないんだけど、秀丸だけは持って行きたい・・・ということで、CrossOver Mac 8 Standard の評価版をインストールしてみた。評価版と言っても、フル機能が使えるものだ。
CrossOver Mac というのは、Intel 版 Mac で Windows アプリをネイティブに動作させることができる互換レイヤーソフト。UNIX の世界の Wine みたいなものか?
秀丸エディタは、CrossOver Mac の「未サポートアプリケーション」なのだが、CrossOver Mac をインストールした後で hm711_signed.exe をダウンロードしてくれば、既に EXE ファイルは CrossOver Mac に関連付られているので秀丸エディタのインストールが実行され、何の問題もなくすんなり終わる。
早速秀丸エディタを起動して、文書入力して新規保存してみたけど問題ない。
・・・が、これ使えねえ・・・(^^;
一回秀丸エディタを終了させると、二度と起動しないやん。つーか、起動してるみたいだけどウィンドウが開かない。お~い。
もしかしたら、一旦 CrossOver Mac を終了して、最初からやり直せば起動するのかもしれないが、そんな七面倒臭ぇオペレーション、あり得ねぇ~(^^;
それに、文章をマウスドラッグして選択した時、一部が真っ黒表示(文字が消える)になったり・・・何か不安定な感じがしてヤダ。
マウスメニューも開かない。
これじゃあ、いちいち「編集」メニューからコピーやペーストの処理を選ばないといかんつうことかいな?
・・・使えねえ・・・(^^;
Vector PC Shop の説明を読むと、「今後発売予定のMac OS X 10.6.x(Snow Leopard)に対応予定です。」と書いてある。あり?もしかしてダウンロードしてきたヤツはまだ Snow Leopard に対応してないのか?
ま、その辺はよくわからんのだが、俺的に全然満足できないことは明らかだったので、速攻アンインストールさせてもらった。
秀丸エディタを使うためだけに仮想環境を起動するんじゃ本末転倒だし。(^^;
でも、Mac のフリー or シェアウェアのテキストエディタって、パッとしたヤツがないんだよなあ。(^^;
文章をマウスドラッグして黒くなる対策は動作環境のトラブル対策のレベルを一段下げればよい。
二度と立ち上がらない対策は、常駐を切る。
とはいえ、何かの拍子に立ち上がらなくなることはあるが。
コメントありがとうございます。
へえ、なるほど。
VMware入れたんですけど、秀丸使うためだけにWindows起動するのは面倒なので、今度、機会があれば試してみます。
実は今は徐々にmiエディタに慣れつつあって、秀丸を使うケースが減ってきてるんですが・・・(^^;