いやぁ、今日は朝から某社で FS 作業をしたのだが、昨日の夜あたりからドキドキしていた。
つーのが、Windows 2003 Server のバックアップに EMC Retrospect Disk-to-Disk 7.6 for Windows + Disaster Recovery アドオンという「使ったことのないソフト」を使ったからだ。
いや、ま、それだけならそんなにドキドキはしないのだが。
実は、既に当社はこのソフトのせいで多大な損害を被っているのだ。いや、悪いのは俺なんだけど。(^^;
今回、こんな使ったことも無いソフトを使った理由は、「ユーザのコスト負担を抑えたい」ということに他ならない。
お客さんから「Acronis True Image のサーバ版って 15万円くらいするんで、もう少し安いのってない?」と相談を受け、色々調べた結果「EMC Retrospect というのが、Windows 2003 Server に対応している中では一番安いみたいっすね」ということで、当社で仕入販売したのである。
・・・が、大間違いだった。
実は、Retrospect Disk-to-Disk 7.6 単体では「ファイル単位のバックアップ」しか出来ず、リカバリ時も必ず「OS の再セットアップ後、バックアップファイルで上書き」という方法しかとれないのだ。
おいおい・・・OS の再セットアップをしてチンタラ復旧というのを避けるために何万円も出してバックアップソフトを買うのにそれはないやろ・・・という話だ。
調べてみたら、Disaster Recovery というアドオンソフトを追加すればイメージバックアップ&緊急リカバリCDが作成出来るらしい。
・・・が、その価格、8万円超である。Disk-to-Disk 7.6 本体と合わせたら 14万円だ。Acronis True Image と値段変わらんじゃん!ということだ。(^^;
で、既にお客さんとは「5万円強(Disk-to-Disk 7.6 本体の価格)で済むのなら導入する」ということで注文をいただいているので、今更「すんません。8万円強ほど追加購入が必要です」なんて言えんじゃん。
ええ。当社で負担しましたよ。いや、お客さんに言われたわけではなく、うちの判断で。
まあ、そんな状態だったので、何となく「本当に Disaster Recovery アドオンの追加でうまくいくのかよ!?」という心配があって、ドキドキしていたというわけである。
結果は、何とかうまくいったけどね。(この操作マニュアルがまたわかりづらいのよ(^^;)
しかし、さっき俺に怒髪天を衝かせる出来事が・・・
Retrospect Disk-to-Disk 7.6 がイメージバックアップが取れないことが判明したので作業日程を一ヶ月ほど先送りし今日の作業となったのだが、その間に発売された Disk-to-Disk 7.7 は、価格は 7.6 と同じで、なんと、Disaster Recovery アドオンが標準装備なのである!!
あああああああああっん!?
そりゃあ、Disk-to-Disk 7.6 を選択した責任は俺にあるから、悪いのは俺自身だけど、なんだよ、それ。零細企業に取って、8万円強の「捨て銭」は身を切るほど痛いんだぜ!
素直に納得出来るか、そんなもん!!!!
今日、作業終了後は元請の人と「Retrospect Disk-to-Disk もけっこう使えますね。もし今後同じような商談があったら、(値段はあまり変わらないけど)Acronis True Image じゃなくこっち(Retrospect Disk-to-Disk)を奨めても良いんじゃないですか?」なんて話してたんだけど、全部無しだ。
誰が、Retrospect なんか売るかあ!ええ、大人げないですとも。ええ、ええ、大人げなくてけっこうです!俺は股間と心は子供のままなんじゃ!ぼけぇ!
Acronis True Image Echo Server for Windows も 15万円なんてことはないし(98,000円だ)、今後はやっぱり True Image を奨めていくぜ!(笑)
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○