まあ、俺は萩の在る長門国ではなく周防国。それも長州藩ではなく岩国藩の人間だが(笑)、もちろん同じ山口県人として、維新はわしらの祖先が原動力となったと誇りに思ってるよ。
維新後の長州閥による権力の独占などを理由に長州を悪く言う人もいるが(主に、徳川家直系の藩だった人たち?)阿呆かと思うし。
じゃあ、他に誰が幕府を倒し近代化を出来たと思ってるんだ?文句があるならチョンマゲ結って、「拙者でござる、拙者でござる」とか言うとけ。
あ、話がずれたけど。(^^;
まあ、そういうことで、幕末の話は好きなのである。
んが、そんなにマニアではないので、長州五傑(Choshu Five)の話は知らなかった。
例えば伊藤博文が英国留学経験があるというのは知っていたが、それがどんな留学だったのか深く考えたことなかったし。
なので、岩国の映画館で長州ファイブのポスターを見て、ああ、5人の長州藩士が決死の覚悟で渡英したのね・・・と初めて知ったのである。
長州藩士の物語とくれば、山口県人として興味津々だし、長州ファイブという語感も格好良いので是非見たいと思っていたのだが、中々見る機会に恵まれず、今日、去年の正月の夜中にKRYで放送されたものを録画しておいたヤツをやっと見ることが出来たのだ。
で、感想。
う~ん・・・色々考えさせられる映画だけど・・・
こう、なんちゅうか、盛り上がりが全然無いんよね・・・せいぜい喧嘩レベルの騒動があるばかりで。
いや、もちろん、5人の若き藩士の命を賭けた行動をある程度リアルに描いたからだろうが、これ、映画にする必要あったんかなあ?
TVの三時間ドラマとかでも良いんじゃないかなあ。
あるいは、NHK大河ドラマとか。5人のそれぞれのエピソードを掘り下げていったら、十分一年分のドラマになるよ。
なんか、二時間のドラマで 5人の話をしようとするので、何か表面をなぞっただけの小さなエピソードの羅列になっちゃうし、最後に松田龍平演じる山尾庸三のエピソードを少し掘り下げてはいたけれど、やっぱ不十分な感じが・・・
ところで、物語の主役である 5人の「山口弁」は 60点くらいかなあ。やっぱ、イントネーションが違うところがいくつかあるし、意識してしゃべってるなあ感が抜けてなかったというか。
大村益次郎役の原田大二郎の山口弁が上手すぎて(そりゃネイティブだからな(笑))、何か妙にさらっと印象薄くシーンが終わっちゃった(^^;
他の役者の山口弁が「力がはいってる」からそう感じちゃったんだよな(^^;
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○