多分、店主がまったくラーメンを好きではないのだと思う。
ラーメン屋になったのも「駄目サラリーマンで脱サラせざるを得なかったオヤジが、ラーメン屋なら俺にも出来るだろうと甘えた気持ちで始めた」・・・って感じじゃねえのって思う。
いや、ほんとに、ラーメンも、そして客商売そのものを馬鹿にしているにもほどがある。
この店が、寿栄広食堂系列であることが許せない。スエヒロのラーメンを愚弄している。そして、スエヒロの名を信じてラーメンを食いに来ている客を愚弄している。
いや、例えば別に寿栄広食堂系列の接客がそんなに良いと思わないのよ。本店でも、メンカタ指定を後付けするとレジ打ちの姉ちゃんが本当に迷惑そうな顔したりするし。
でも、ちゃんとしたラーメンを食ってもらおうという意思が感じられるので、そんなちょっとムカっとくる態度も些細なことなんだよ。
でも、大竹の「すえひろ」は違う。
ラーメンのことをわかってない、そして、ラーメンを作ることに誇りを持っていないヤツがラーメン屋をしている。そのことが本当に許せない。
先週のことだ。
13:40頃、遅くなった昼飯をとろうと、俺は久しぶりに大竹の「すえひろ」に寄ったのだ。つーか、人生二度目の「すえひろ」だ。実は前回も良い印象は無かった。
そして、そしてこの日は、その前回訪問時を上回る駄目ぶりだった。
人件費をケチっているのか、給仕は若い兄ちゃん一人。「すえひろ」はけっこうな席数があるのに、昼時に給仕一人でまわるはずがない。前の客が食べ終わった食器はいつまでもテーブルの上に放置され、注文にもなかなか来ない。レジ打ちまでこの兄ちゃんがやってるので最悪だ。
出来上がったラーメンは厨房で何分間も放置される。
兄ちゃんがレジ打ちしてたり、家族連れのややこしい注文を取ってたり。そんな感じですぐに運びにいけないまま「数分間」放置されているのである。
また、厨房の人間も、多分まともなラーメンなんか一度も食ったことのない「田舎のオバハン」なのだろう。ラーメンを素早く客に出すことがどれだけ大切なことなのかをまったく理解出来ていない。
何せ、出来上がったラーメンを運ぼうとしている給仕の兄ちゃんを呼び止めて、注文の数を間違ってるんじゃないかとか、そういうラーメン運んだ後ですればいい話を、延々兄ちゃんとしているのだ。
俺、思わず「糞ババァ、いい加減にしろ」ってつぶやいてしまって、隣の家族連れに怪訝な顔で見られたよ。
そもそも、厨房が店の大きさに合った調理能力を有していない。
中をちゃんとチェックしたわけではないが、どうも、店主?らしき髭のオヤジとオバハンの二人だけで調理しているようなのだ。そして、この人達は並行して作業を行なうことが出来ないのだろう。
俺が注文した「チャーハンセット」800円也が出て来たのは、注文後 45分以上経ってである・・・ラーメン屋の定食で 45分も待たされたのは生まれて初めての経験だ。
それも混雑している時ではなく、席も半分以上空いている状態でだ(^^;
そして本当に最悪なのが、こいつら、調理も下手ってことである。
ラーメンの麺は煮すぎてグダグダ。「茹でた」んじゃなく「煮てる」。隣の家族連れは「メンカタ指定」してたけど、絶対まともな茹で具合の麺は出て来ないはずだ。奇蹟的にベストな茹で具合で出来上がっても、そのまま厨房で何分間も放置されるのだ。そこで確実にグダグダになる。
んで、チャーハンは変な味がした。今まで味わったことのない味だ。
そもそも、塩気が足り無くて「こんな味の薄いチャーハン、生まれて初めて」っていう感じの糞不味チャーハンなのだ。飯も玉になって白いままのところが多数存在。しかも、変な味がするのである。
今までチャーハンで味わったことのない味だ。最初、「何か、腐ってる?」と思ったのだが、結局これは「潰れたグリーンピース」の香りだとわかった。グリーンピースがことごとく潰れて、中身がチャーハンの中に混ざり込んでいる。炊いて一日経って、ちょっと危険な香りのし始めた豆ご飯みたいな味だ。それがチャーハンの味付けと相まっているんだから最悪である。
で、悔しいのは、この日は昼飯が遅くなったのですっかり腹を空かしていた俺は、こんな「豚の餌」を完食してしまった・・・(^^;;
これで、この店は「自分達の料理は完璧」と誤解するだろう。悔しいなぁ、そういうの。面と向かって店の人間に「よくこんな豚の餌みたいなラーメンとチャーハンが作れるな」と言えない自分が情けない(^^;
ほんと、俺はこのブログでどんなに不味い店に関しても「あんな店いくな」なんて書くことはほとんどないんだけど、この店についてはそれを言いたい。言いたくてたまらない。
ほんとに、店の人間に「ラーメン愛」が一切感じられないのが最悪の店である。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○