俺は子供の頃から、そんなに鼻血を出すほうではなかった。
まあ、何度か出した記憶はあるが、たいがい、鼻の穴にティッシュを突っ込めばすぐに止まる程度の量だった。
ところが、先週木曜日の夜。トイレで便器に座って優雅に漫画を読んでいた俺は、今まで経験したことのない大量の鼻血大放出というアクシデントに見舞われたのである。「大量」と「大放出」がダブってしまているが、まあ、そのくらいすごい量が出たということだ。
最初は、「あれ、なんか、鼻水が出てきた。うわぁ、水っぽいな。啜っても垂れていっちゃうよお」と思ったのだが、鼻の穴に突っ込んだ指を抜いてみてびっくりした。
「ひぃ〜!!血ぃ〜!!」と。
そう、指が真っ赤っ赤だったのだ(@_@
いやあ、マジで、何事かと思いましたよ。
風邪をひいたときなどに、鼻をかみすぎて鼻水に血が混ざるとか、そういうことはあったけど、こんなにボタボタと鼻血を出したのは、実に30年以上ぶりのことだ。
ボタボタと血が垂れるので、慌ててトイレットペーパーを鼻に突っ込んだのだが、既に便器の中に溜まった水は、俺の血でストロベリージュース・・・いや、カンパリだな、カンパリ。そう、まるでカンパリソーダのように真っ赤に染まっていた。どんだけ一気に血が出てんねん(^^;
まだ排便前だったので、ポコチンをブラブラさせながら台所の流し台のところまで行き、鼻に詰めていたトイレットペーパーを抜くと、紙に吸収しきれず、鼻の穴に溜まっていたのだと思しき血がドバっと流し台の上にぶちまけられる。いや〜ん(^^;
パジャマの上着にも血が、血が。下半身は丸出しだったので、血がかかっても全然大丈夫だけどね!てへっ!
まあ、大量の血を見たからって取り乱すような俺ではないので、ひたすらテッシュを何度も何度も差し替えていたら、そのうちに血は止まったようだ。ただし、ゴミ箱には真っ赤にそまったティッシュの山が(^^;
まるで、手術中に大量の血を吸い破棄されたガーゼのようだぜ(^^;
こんな大惨事が発生しているとは知らず、優雅に風呂に入っていた嫁も、血染めの流し台を見てさすがにビビっていたよ。(笑)
原因は不明。
でも、この翌日、取引先の社長さんから「そりゃ、高血圧だよ、高血圧」との指摘が。
「僕も寝てる時に鼻血が吹き出て枕を真っ赤にしたことがあるが、原因は高血圧だった。血圧が上がったせいで、鼻の中の毛細血管が破れたのだ」と・・・
ひぃ。そうなのだ。実はこの鼻血を出した日の夜。病院に行ってきたという親父が我が家にやってきて、今度頭の血管の状態を調べに大きい病院に行くという話と、「わしの血筋は皆高血圧じゃけえのお。わしも婆さん(親父の母親)も高血圧じゃけえ」という嫌な話をしていったのだ。
その時、俺は「わしゃ、高血圧じゃないよ。若い頃は低いくらいじゃったけえ」と言い切ったのだが、実際のところ、最近血圧測ったことないし(^^;、確かになんか最近急激にまた太ってきたしな・・・
この鼻血は、神様から俺への「気をつけなはれ」というサインなのかもしれない。
このところ、高カロリーなものをドカ食いしたり、寒いので、夜中に日本酒飲みながら肴をバクバクやったり、不健康な生活を送っていた。
これからは、食生活などを改善していこうと俺は心に決めたのであった。
電気ウナギ的○○
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