昔、四川省成都出身の中国人たちと一緒に仕事してたんだけど、その時「広島市内で、中国人が食べても美味いと思う店、どれ?」と聞くと、皆が一様に絶賛していたのが「老四川 横川本店」である。(ネットの情報じゃ「楠木店」になってる場合もある)
今日、たまたま昼時ドンピシャに店の前を通ったので、中国人同僚たちの話を聞いてから既に数年経っているが(^^;、やっと老四川の暖簾をくぐったのであった。
で、注文したのは麺セット。
ラーメン、酢辛麺、担々麺の中から好きな麺を選び、半チャーハン、スープとのセットで 780円。
俺はラーメンか担々麺かで悩んだ結果、担々麺を選択。給仕の中国人のお姉ちゃんが、厨房に向かって「テェンテェンミェ~~ン」と元気に注文を通した。
で、これは当たりであった。
所謂「汁有り」の、日本式担々麺が出てくるんだろうなあと思ってたら、ちゃんと汁なしの本場の担々麺が出てきたのである。
おお!これは嬉しい誤算。汁なしの本物が出てくるってわかってたら、ラーメンか担々麺かなんて悩まなかったのに!!
そして、ここの担々麺が絶品であった。
一口目、そんなに辛さを感じない。
もちろん花椒と唐辛子の辛味は感じるんだけど、ナッツ系(ゴマかもしれん(^^;)の風味とか、色々な香辛料の混ざった複雑な味で、「おお、美味いけど、そんなに辛くないなあ・・・」と・・・
でも、それは一口目だけであった。
食べ進めると、じわじわと花椒の辛味が舌のしびれとなって効いてくる。
ああ、美味~い。四川の味だぁ。いや、四川に行ったことないんだけど、いかにも「地元の味」って思わせられる、そんな味。
「きさく」を祖とする広島の汁なし担々麺には無い複雑な旨味と、それでいてしっかりアピールする花椒の辛味。良い!!これは良い!!
途中、それでも辛さが足りないなあと思ってテーブルの上にあった辣油を投入すると、俺好みの辛さに増強されてこれまた美味い。
ああ、飯が、炒飯なのが惜しい。
いや、この炒飯も美味いんだけど、やっぱ、食い終わった担々麺の丼に、白飯投入してぐちゃぐちゃして食いたーーーーい!!
いやいや、ほんとに、大満足でありました。
こりゃ、次回は麻婆豆腐を試してみなくては・・・
ただ、食い終わった途端にやってきた給仕の姉ちゃんが、まだ飲んでる水の入ったコップまで一緒に下げていったのには、中国人の雑な接客を見せつけられたようでがっかりであった(--;
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○