今年の夏は、嫁さんの仕事の関係で、どうしても俺が小学校のプールの監視に行かないといけない日があるので、初めて小学校の救命講習に参加した。(監視員は、必ず事前に講習を受けておけ・・・ってことで)
手順は、
- 倒れている人を発見したら、肩を叩きつつ「もしもーし、大丈夫ですかぁ?」と2回くらい確認。それでも眼を覚まさなかったら救命措置だ!
- 「すみませーん、みなさん集まってくださーい」と人を集める。
- 「あなたはAEDを持って来てください」「あなたは119番をお願いします」と指示。
- AED が来るまでの間、心肺蘇生のマッサージ。おもいっきり(これって、実際肋が折れちゃうこともあるんだよね?)体重をかけて押す。1分間に100回くらいのペースで。
- 心臓マッサージ(胸骨圧迫)を30回くらいしたら、人工呼吸を2回くらい。この時、鼻をつまみ、指を二本かけて顎を上げ気道確保。気道確保の時に首の後ろに手を回して確保するのは頚椎を損傷する恐れがあるので絶対だめ!
- ちなみに、人工呼吸用マウスシートが無い場合は、家族以外での人工呼吸は止めておこう。人工呼吸をした時に、変な病気に感染してしまった例もあるそうだ。(秋葉原事件の時、勇気ある女性が血みどろで倒れる被害者に人工呼吸をして感染してしまったのは有名な話)
- AEDが来たら、まずはAEDの電源ON!そしたら、後の手順はAEDが音声で教えてくれる。
- 服を脱がせ、胸毛が濃い人は毛を剃る。ネックレス等の金属類は外す。汗で濡れている時は拭く。(ちなみに、AEDが来る前に服を脱がせては駄目。それは医療行為になるので素人はやっちゃ駄目。AEDが来たら、AEDを取り付けるために脱がす。そんな法律どうかと思うが仕方ない、今はそういう法律なので)
- そして、AEDの指示にしたがって蘇生措置。(AED は仮死状態(心臓が小刻みに痙攣している状態)以外では動かないそうだ)
- AED がチャージしている間はまた心臓マッサージと人工呼吸を。
- 倒れていた人の心臓がまともに動き出したか、完全に心肺停止(死亡)状態になったら AED は動作しないので、救命措置もここまで。
という感じ。
夏休みのプール当番まで、忘れないようにしないとな(^^;
そうそう。この日、講習を受けた男親は俺一人。
講師の人も言ってたけど、「夫婦で出かけた先で旦那さんが倒れても、ここにいる奥さんはAEDを使った救命措置ができる。でも、奥さんが倒れたら、多分旦那さんはそこに立ち尽くすだけだよ。」って(^^;
そうなんだよなあ。一度くらい触っておかないと、AED もすぐに使えないし、そもそも AED を取りに公共機関に走るって思いつきもしないよなあ。
世の男性諸氏も、仕事は忙しいでしょうが、(職場で救命講習が無い人は)どっかで時間作って市などが実施している講習を受けてみたほうがいいかもよ(笑)
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○