ひょんなことからビザールギターの TEISCO EP-2L を手に入れた。
TEISCO は、1967年頃に河合楽器に吸収合併されてしまった日本のギターメーカーだ。
1960~1970年頃に生産された、TEISCO や Guyatone のギターはビザールギター(変な形のギター)に分類され、まあ、ごく少数のマニアがコレクションしてたりするんだけど、基本的に人気は無いし、電気楽器としてのパフォーマンスも「ああ、こんな音なのね。見たまんまの音やな。くすくすくす」って感じなので安価に市場に流れている。
この EP-2L も、俺の月の小遣いで「余裕で買える」値段だった。
で、取りあえず購入後、すぐにアンプにつないでみたけど・・・ノイズがすげえ・・・(^^;
一応、ピックアップで拾った音も聞こえるんだけど、ずっと「ブオーーーー」って接点不良みたいなノイズがしてるんでほとんど弾いた音は聞こえねえ(^^;
ピックアップがどっちも断線してないのは確認出来たので良かったのだが、「こりゃ、アース線が断線してるとか、変なとこに線が当たってショートしてるとか、半田付けし直さないと駄目かもなあ」と若干うんざり(^^;
で、さっそくスイッチ類が集中しているピックガードを開いてみたんだけど・・・
特に断線してる感じでもないなあ。
びっくりしたんだけど、このピックガードがアルミ製で、ボリュームやジャックのアースはこのアルミ板を使ってる(^^;
最初、ボリュームやジャックに行ってる線が一本しかないので「ええ!?」と驚いたわ、実際(^^;
結局、ボリュームに KURE 5-56 を吹きまくったら復活しました。
5-56 吹いて、ボリュームノブ、トーンノブを左右に回しまくってたら、きちんと音が出るようになりました。古いギターなので、若干ノイズが気になるけど、クリアな音がアンプから聞こえてきます。ははは。ラッキー!
何せ、このギターは 1966年製。俺が1歳の時に作られたもの。ほぼ、俺と同じ長さの人生を歩んできたロートルだ。
それだけに、ひょんなことから手に入れた TEISCO だけど、何となく親近感が湧いてる(笑)
ソリッドボディーのエレキギターより生音が大きいので、ちょっと休憩中に手慰みで弾いたりするにはちょうどいいかな。
俺が最後のオーナーになってやろう・・・とか思ってる。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○