以前、西広島駅から電車に乗っていた時は、いつも帰り道に「つくね屋」から漏れてくる焼き鳥の煙に空腹感を激しく喚起されたものだ。
十日市郵便局の相生通りを挟んだ左向いにある焼き鳥屋が「つくね屋」である。
先日、久しぶりに事務所に泊まって仕事をした。んで、一段落ついた22時すぎ頃、一休みがてら「寅卯」へ行ってみたのである。
ところがこの日の「寅卯」は盛況で、さらに入り口近くに常連さんたちが固まって騒いでいたため(スーツ姿のおばさんが完全に出来上がって絶叫してた(^^;)、なんか入りづらくて店先でUターンしたのだが、でも、飲みたい気持ちは抑えられず飛び込んだのが「つくね屋」であった。初めての「つくね屋」である。
ところが、「つくね屋」でもカウンターの端に常連のお兄ちゃんがいて、大声で大将や給仕のおば・・・いや、お姉さんたちと盛り上がっているのである。何か入りづらい・・・(^^;
「今日は常連に泣かされる日か」と一瞬入店を躊躇したのだが、炭火の焼き台から漂う焼き鳥の匂いには抗い難く(^^;、気がついたらカウンターに座って生ビールを注文していたのであった(笑)
ま、俺の他にも一人、カウンターでテレビを見ながら静かに呑んでるおじいさんがいたしな。
この日注文したのは、
きも 130もも串 160 x 2本しそ巻き 180うずら卵 140ししとう 140
といったところ。
横の数字は 1本の値段。まあ、妥当なところやね。
どの串も美味かったよお。
生ビールが一杯 500円なのはちょい高いかな。まあ、冷え具合も良い感じで、満足しましたけど。
軽く一杯だけやって帰るつもりだったのに、思わず二杯いってしまいましたがな(^^;
大将は俺よりちょっと年上くらいかな。金髪のリーゼントでちょっといかつい感じだが、接客の時は必ず笑顔のプロであった。たまにいかつい雰囲気で接客態度も無愛想なヤツとかいるけど、そういうヤツはどんなに美味い焼き鳥を焼いても、俺はプロとは認めんけんね。その点、「つくね屋」の大将はプロであった。
ということで、最初は常連さんと話し込む大将を見て「この店に二度とくることはないな」と思ったんだけど(俺、常連と話し込んで、一見客への対応が疎かになるヤツも大嫌いなんよ。プロじゃない!)、大将の笑顔を見ていると、また来てみようという気になったよ。
いかつい人は羨ましいな。笑っただけで良い人に見えるもんな(笑)
今度行った時は、おすすめの「鶏皮ぎょうざ」を頼んでみることにしよう。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○