ストレッチャーそのものではなく、ストレッチャーがレールから外れてしまうトラブルに対応しただけだが。
ストレッチャー(フットレスト)というのは、「フネの内部に付けられた足をふんばるための足がかり。」(weblio辞書)で、カヤックにもついていて、これが無いと足がつっぱれないので身体が安定せず、力強く漕ぐことは出来ない。
昨日、息子を中山湖に迎えに行くと、カヤックの中に頭を入れて何やらゴソゴソやっている。何をしているのかと聞くと、漕いでる最中にストレッチャーが外れてしまうのでガムテープで補強していたのだと言う。
見てみると、ストレッチャーはレールのくぼみに上から挿してあるだけで、ちょっと下から力を加えると簡単に外れる。それをガムテープをベタベタ貼って固定するとか。
いやあ、そりゃ、水に濡れたら剥がれるやろう?(^^;
そう言えばこの間中山湖であった大会で急に減速した子がいたが、この艇を使っていて、やはりストレッチャーが外れてしまったということのようだ。
このストレッチャーは木製の手作り品だった。
レールには何か爪がカチっとはまるような窪みがあったので、本物のストレッチャーの場合、そこにポチっと留め金みたいなのがはまって抜けないようになってるのだろう。
本物のストレッチャーが破損してしまったので、木製で似たようなものを作り、ガムテープで固定して今まで使っていたってことなんだろうな。
ストレッチャーは体格に合わせて手前に持ってきたり、奥にしたり、要は移動できないといけないが、取り敢えずこの艇はこれから1年間はうちの息子が使うということで、しかも本人が「この1年、急に体格がよくなることもない」と寂しいことを(^^;言うので固定することにした。
最初は、ストレッチャー下部に取り付けたボルトがレールの下部に引っかかるようにすれば(上図参照)、取り外しも簡単(ボルトをゆるめてやるだけでいい)だと思ったんだけど、いざ作って実機に取り付けようとすると全然ボルトとレールの下部の位置が違ってて駄目であった(^^;
この位置関係でこの方法を実現出来るようなL字金具も無かったので断念。
そういえば、事前にちゃんと写真を撮ってたのに忘れてた(^^;
写真を見てれば、ストレッチャーとレールの大きさ、位置関係、ちゃんとわかったのに(^^;
これにより、部品代 1,000円をドブに捨てた。
結局、「ストレッチャーの位置を変えるにはいちいちドライバーでネジを弛めたり締めたりしないといけないが、「L字金具をストレッチャーに縫い付けて、片側の足をレールに引っ掛ける」という方法を取ることにした。
これでバッチリ、ストレッチャーは抜けなくなった。
・・・が、今回取り付けたのは薄いL字金具なので、使っているとすぐに曲がってしまうかもしれない。人間が足をつっぱってる力って相当のものだろうから。また、ネジも短いので外れちゃうかも。
まあ、こういう単純な方法でイケることはわかったので、すぐに壊れちゃうようなら、次は肉厚なL字金具と太く長いネジで縫い付けてやろう。
しばらくは様子見だ。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○