先週 7/2(木)は会社を定時であがらせてもらい、その足でクラブ・クアトロへ。
横川一丁目から広電に乗ろうと思ったら10分待っても来やしない。電車位置情報システムで確認すると、すぐに来る電車はないと・・・
ああ、夕方の通勤時間帯なのに何なのそれ!!と怒りながら十日市まで歩いていると、十日市交差点の前のパチンコ屋のところで俺を追い抜いていく「広電前行」きの電車。
ムカーーー!!!
しかし、この電車が十日市の電停で信号待ちをしている間に無事追いつき乗ることができましたわ。俺の勝ちや!いや、負けてる気もするけど、勝ちや!俺の勝ちってことにしとくわ!!
・・・と、いきなり広電と俺との戦いの話が長くなってしまったんだけど(^^;、無事、クアトロの入るパルコ前にたどり着いた俺は、たまたま同じライブのチケットを買っていた岩国の飲み仲間・M井さん、Cコさんと合流し、三人でクアトロに入場したのであります。
この日は、ABEDON の「SUPER ROCK'N ROLL SHOW ~ファンキーモンキーダンディー」ライブを観に来たのだ!
ちなみに、ABEDON というのはユニコーンの現リーダーでありキーボーディストの「阿部義晴」のことである。
わしら往年のファンには「阿部B」という愛称の方がしっくりくるが、最近は ABEDON というアーティスト名で活動しているようだ。
客の入りは 300人くらい?
思っていたより少ない。
なにせ、広電がすぐにこなかったせいで(笑)、会場に入ったのは 18:30を過ぎていた。
19時開演のライブだ。もう、2階か 3階から見るしかないだろうなあ・・・と覚悟してたんだけど、全然 1階フロアでOK。じわじわ前進して(笑)、ステージから 4mほどの場所を確保できたのであった。
まあ、目の前にノッポな男性がいて、それをかわしつつ見るはめにはなったが(^^;
しかし、ホント、客の入りが思ってたより少ない。2階、3階は閉鎖されていた。
いつもクアトロではメジャーなアーティストのライブばかり見てたので、2階、3階が閉鎖されているのを見たのは初めてだ。
ABEDON 的には少し寂しかったかもしれないが、俺らにとってはその分ステージの近くでライブを楽しむことが出来て、まったくもって「掘り出し物」のライブであった。
いや、そりゃ、ABEDON の認知度は一般的には低いのかもしれない。
広島にはユニコーンファンも多いから阿部義晴の名前も他の街よりは知れているんじゃないかと思うんだけど、それでも「バンドのキーボーディストのソロ活動?興味なーい。ユニコーンか奥田民生のライブじゃなきゃ興味なーい」って感じなのかもしれない。
でも、奥田民生も出るんだぜ?
途中、ゲストでちょっとだけ・・・ではなく、ABEDON のバンドのメンバーとして、ライブの最初から最後までずっとドラム叩いてるんだぜ(時々ベースも弾いてたけど)
そして、実際、ABEDON と、奥田民生を始めとするメンバーとの息のあったパフォーマンスは、爆笑と興奮の連続だった。これ、大当たりのライブですわ。
オープニング、いきなり流れてきた高中正義の「BLUE LAGOON」でもう俺の頬はにやけっぱなしだった(笑)
同じ昭和40年台生まれのおっさんとして、この選曲はたまらん(笑)
そして激しいロックンロールナンバーでライブがスタート。いきなりドラムを叩いていた八熊慎一が最後の決めのところでスティックを飛ばすミスをして皆を笑わせ(笑)、これでもうこの日のライブがどれだけ楽しい最高のものになるかが皆に予想出来たって感じだったな(笑)
いや、もう、あれがよかった、これがよかったなんて話をし始めるとどんどん長くなっちゃうのでその辺は省略させてもらうけど、50歳前後のおっさんたちが見せる、いや、魅せる(おっさんならではの余裕のある)遊び心満点のプレイはムッチャ格好ええわあ!
今回、ABEDON ファンだけではなく、例えば民生ファンでこのライブを見逃した人がいたとしたら、ホントにご愁傷様。残念でした・・・としか言いようのないホントに「当たり」ライブだった。
たとえばさあ、若いベーシストだと「ショートスケールのベースは音に重厚さがなくなるし・・・」とか言ってロングスケールのベースを持ちたがったりするやん。でも、このおっさんたちは、「弾きながら遊びまわるにはこれがええんや」と言わんばかりにショートスケールの、変な形のベースばっか弾いてる(笑)
この力の抜き様、それでいて正確で迫力ある演奏。これがおっさんの格好よさや。
「よし、今年こそは俺もバンドを組むのだ」と胸に熱い決意を抱き、俺はクアトロを後にしたのであった(笑)
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○