横川の立ち呑み屋「咲」を、実に一年ぶりに訪問。
去年の 5,6月辺りは週に一、二度は訪ねるくらいの常連さんだったのだが、7月からお客さんのところに常駐したので、それまでの「玖珂駅まで自転車。そこから岩徳線で岩国駅まで出て、山陽本線に乗り換えて横川へ」という通勤コースが「通津駅まで自動車で出て、そこから山陽本線一本で横川まで」に変わってしまった。出勤時間の関係と、「お客さんのところに常駐するので、雨が降ったくらいで止まる岩徳線での通勤は不味い」という事情による(^^;
おかげで、「帰り道で一杯」ということが不可能になってしまったのだ(^^;;;
もちろん、玖珂駅から自転車に乗って酔っ払い運転して帰ったりはしなかったよ!酒を飲んだ時は、嫁さんに玖珂駅まで迎えに来てもらって自転車積んで帰るか、駅から 6km超の道のりを徒歩で帰り、翌日は駅まで車で送ってもらうかのどっちか。嫁さんは通津駅までは来てくれないので(夜、真っ暗な田舎道を走るのが怖いんだと)、今は「仕事で広島の事務所に泊まる」時しか飲みには行けないのだ。
通津駅から歩いて帰ったら距離 15km の峠越えになるし(^^;
ま、というわけで、「咲」が嫌いになったわけでもなんでもないのだが、一年以上「咲」の入り口をくぐることはなかったのであります。
しかし、そんな俺に、かつての「立ち呑み仲間」H口店長@岩国から「『咲』が長期休業してるみたいなんで、様子を見てきてちょ」という指令が下り、今回、実に1年1ヶ月ぶりに「咲」を訪れた次第。
チョーさん、帰ってきたよ!俺!!
・・・と、「やあ、こんちわっ!」と明るく挨拶をしつつ店に入ったのだが、チョーさん、完全に俺のことを忘れてますよ(^^;
「いらっしゃいませー!」と明るい笑顔で接客してくれるが、以前のような「ああ、シノダさーん、おひさしぶりネー」な言葉はありませんよ。
一年という日々の長さを痛感します。
「いやあ、どーも、どーも(なかなか来れなくてスマンね・・・の意)」とカマをかけてみるのですが、全然駄目ですな(笑)
「何にしましょー?」という、あの舌足らずな日本語で注文を促されるだけである。
「あ、生ビールと、ポテトサラダと・・・鶏わさを」(がっくり)・・・と注文。
結局、チョーさんは最後まで俺のことを思い出してくれず(笑)
ああ、しかし、鶏わさ、やっぱうめぇ。「咲」じゃ絶対頼んでたからな、これ。
生ビール(中) 380円、鶏わさ 280円。ポテトサラダ 150円+消費税 60円で 870円だ。
よかった。チョーさんと思い出話に花が咲かなくて 20分の滞在時間でおいとま出来たから 870円で済んだぞ!!
俺、例えば江戸っ子の爺さんが、風呂屋の帰りに寿司屋に寄って、寿司を二、三貫ほどちょろっとつまんで千円札置いて帰るような、そういう「千円以内で済む飲み方」こそ立ち呑みの美しきスタイルだと思っているので、これはいいぞ。
やっほー!!忘れられててラッキー!!
あ、これ、今日は暑いから汗だよ。うん、涙じゃないよ。違うよ。
ところで、2週間ばかりの休みは、チョーさんが中国に里帰りしていただけのようだ。
とは言うものの、俺が完全に「一見客」化して、カウンターの隅で独り、石のようになって常連さんとチョーさんの話を盗み聞きしたところによると・・・まあ、この話はやめとこうか(笑)
だって俺、単なる一見客だもの・・・
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○