今日のわな猟試験では、実技試験のひとつとして「わなを見て、それが適法か違法か見分ける」というのがある。
6つほど罠が置いてあって、適法なものには○、違法なものには×をつける。1問5点だそうなのでこれは大きい。
昨日の講習では10種類ほど置いてあったけど、今日の試験ではこの中から6種類が出るらしい。
この「はこおとし」は「下まで天井板が落ちる仕組みだと動物を『圧殺』してしまうので違法」だ。
見分け方は、天井板から上に伸びてる棒が「握れるくらい長さが余ってれば下まで天井板が落ちない『さん』が取り付けられてるのでOK」だそうだ。
口のところに板が見えてもOK。ここが開いていたら天井板が下まで落ちてる状態だからNG。ふむふむ。
くくり罠は、罠自体は全て合法で、上に置いてあるワイヤーが 3mmか 4mmかで違法/合法の判断をする。
これ、ワイヤーが並べて置いてあったらわかるけど、ポンっと一種類だけ置いてあったらわからねえぞ(^^;
まあ、そんな意地悪な試験はしないと思うけど。
とらばさみは全部違法。
鳥獣駆除に使う時は歯のところをゴムで覆ったものはOKだが、狩猟ではそれもNG。とにかく全部アウト。
はこわなは「金属製両開き型」が置いてあったが、これは合法。
筒式イタチ捕獲機は、ストッパーが付いているかどうか。ストッパーがついてて、筒の中でワイヤーが締りきらず弛い状態であればOK。完全にワイヤーが引っ張られてるものはイタチの首を締めて殺してしまうのでNG。
要は、罠にかかった時点で動物を殺してしまうようなものは全てNG。
圧殺や絞め殺すというやり方は残酷だからだ。銃猟でもわな猟でも、躊躇せず一発で獲物を殺すことを教えられる。所謂「苦しませずに殺しなさい」ということだ。罠にかかった時点では必要以上の苦しみを与えず、一発で即死させろと。
「猪を殺すのが怖い人は猟の免許なんか取らないでください」とはっきり言われた。
なかには自分の手で猪を殺すのがいやで、弱って死ぬまで罠の中に放置する人もけっこういるらしい。これ、腹をすかし、苦しみながら死んでいく猪にとってはたまったもんじゃあないよな。
俺も自分が罠にかかった動物を止めさしする覚悟ができているかというと微妙だけど(^^;
「かわいそうだから、猟なんかで動物を取らなきゃいいのに」という話は別次元のお話。
そういういい大人のくせに「なぜ猟をするのか」が理解できないようなメルヘンババァと話をするつもりはまったくない(笑)
あ、話がずれたけど、今日の試験、あんまりややこしい問題が出ませんように(笑)
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○